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元祖 原理青年 銀白文・真面目な方クリック/龍明小説2-11

『龍明小説2-10』からの続き



龍明小説2-11


             *

 騒ぎが起こってざわついていた聖堂が、自分の二言三言でサーッと静まっていくのは気持ちがよかった。特に最近荒れていると他の修道生から苦情が来ていた聴講生、あの、熱心だが不可解なところのある青年が急におとなしくなった時は妙な快感があったのだ。


 それに気を良くしたからでもなかろうが、銀牧師はいつになく饒舌だった。祈祷会の後にも講話が続いた。

「皆さんもよくご存知だと思いますが、ここ10年ほどは、朝鮮のクリスチャンたちの中で、霊的な運動が広がった時期でした。

何千人もの人々が霊示を受けて、誰も理解できない異言を語りはじめたり、伝道集会中には、大勢の参加者が酩酊したかのように有頂天になりました。

ではその現象は人々にどんな影響をもたらしたのでしょうか。
それは人々に役立つには程遠いものだったと言わざるを得ません。

実際、多くの信徒たちが不道徳な行為に導かれてゆき、結局は彼らの信仰生活をめちゃくちゃにしてしまったのです。

なぜ聖霊がこのように来るのか、私は疑問に思いました。
それがそのような破壊をもたらすとしたら、その目的は何だったのだろう?

多くの祈祷の後に、私は答えを受け取りました。


「聖霊は人々の感覚を興奮させるために来るのではありません。
人々の魂を清め、主の道を準備するために来るのです。

しかし何より重要なことは、神が1人の人を見つけ出したいがために、聖霊は来るのです。
神の王国をもたらすために、神は新しいアダムのようなその1人の人を起点として出発する必要があるのです。

聖霊がやってくる背後の目的は、1人の完全な人を作り遣わすことなのです!
聖霊が降り注ぐこの朝鮮、我らの祖国は、神によって選ばれた現代のイスラエルであります!
この地で、キリストの再臨が起こるのです!」
             *

 この時期、銀白文は油がのっていた。
 信者たちの間に何かはわからない期待感が高まりつつあった。


(つづく)


参考文献/サイト
https://www.tparents.org/Library/Unification/Books/Sm-Early/Chap05.htm
https://www.tparents.org/Library/Unification/Books/Sm-Early/Notes.htm
注ページ #19 より引用
訳)「金百文の話は以下の人たちへのインタビューからまとめたものである。
Shin Hyon-shik(ソウルの金の教会の長老)、
Pak Kyong-do(金の教会から文の教会に移った信者)
Kim Yong-jin(イスラエル修道院修道生。後に清州の長老派教会の牧師)
Hong Yi-sun(イスラエル修道院女性修道生。後にメソジスト教会の任命聖職者)」




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