韓鶴子の告白
ーー前回記事から考えたあれやこれや……
韓国のキリスト教で、神の独り子イエス・キリストを表す際に使われるという「独生子」という単語。
一般にも「一人っ子」の意味で用いられるという。
「独生子」の「子」が「子ども」を意味するなら、女子も含まれるはずだが、
その「子」は「息子」の意味だというのなら、女子を表す言葉は「独生娘」になるだろう。
または「王子」の「子」だというなら、対応語は「独生姫」か。
「独生女」とは、どこからでてきたのだろうな。なんか、太々しいイメージ、女帝のイメージがありますが。
(中国語では「一人娘」を表すらしいが、韓国語にはない?)
韓鶴子氏が60歳以降に持ち出してきた言葉なので、「独生娘」や「独生姫」では年代のイメージが合わなかったんだろう(笑)
2000年以降いつの頃か、自分は神の1人娘で原罪がなく、イエスの相対で人類のメシアだ!となれば、1960年の結婚の時もそうだったと過去も書き換える。“今(現在)を変えれば、過去も変えられる” というのが極端なスピリチュアルの定番だ。
あながち嘘でもないだろう。神道でも人は皆、神様の分け御霊を持って生まれているという訳で、そういう意味では誰もが一人子、一人娘であるし、バラ十字神秘学によれば、一人一人が分け持つ個性化されたソウル(分け御霊)は常に一定不変の高い波動で振動しており、何をしても傷つくことはできず、堕落しようにもすることができない。
つまり原罪などない。(人格や意識にどれだけソウルが反映しているかは、その人の人生の修行路程により様々だという)
それはそれとして。
人類の一人として言わせてもらうが、「人類のメシアだ!」とは、余計なお世話だ。
韓鶴子に大きな影響を与えたとされる一人に清平の霊能者だった金孝南がいる。
孝南女史は「私はずっと良妻賢母を理想としていた」とどこかの証で書いていた。
清平修練苑には行ったことがないのでよく知らないが、いかにもそんな顔つきをしている。良妻賢母の顔というわけではない。文化的・世間的に受けが良いことをそのまんま…表層的に取り入れる、よく言えば普通、悪く言えばマウント取り、まあその場の影響を受けやすい、というやつ。
韓鶴子にも似たような風貌がある印象をずっと持っていた。
(だから2人は一時期ウマが合ったのかな。結果として、2人とも“良妻賢母”の家庭ではなくなったようだが)
だが韓鶴子は、母親の洪順愛の影響も受けているだろう。
洪順愛は、“宗教狂い”という言い方もあるが、常識を突き抜けたところがある。良妻賢母の概念とは縁がない。
純粋さと透明感あり。権力欲は持ち合わせていなさそうだ。(経歴と古い証の文章などから推測)
1957年頃、洪順愛が知人と一緒に初めて統一教会を訪れた際、文鮮明教祖は、その知人の方には親切に喋りかけたが、洪順愛には基本無視してぞんざいな口しかきかなかったと言う。また、教会の名節の日に、信者たち一人一人に語りかけながら饅頭を手渡す時も、順愛の順番になると、ものも言わずいきなり投げてよこしたと。
文鮮明は洪順愛を脅威に感じていたのではあるまいか。
なにしろ彼女の経歴がすごい。李龍道牧師のイエス教会、黄黒柱の宣教グループ、金聖道の聖主教団、許孝彬の腹中教など当時の霊的集団を、中核的信者として軒並み通過している。
文鮮明のような自らの権力に敏感な者にとっては、忖度なしの突き抜けた純粋さは怖いだろう。特に、それらの教団の教えを拝借したのに、自分が初めてそれを説いたと騙っているような者にとっては。
実際、洪順愛は証しの中で、悪気なしに「統一教会の言っていることは腹中教の教えと同じだった」と書いている。
別の推測もある。文鮮明が洪順愛にツンケンしたのは、その10年以上前に彼女と血分けの性関係があったからだというもの。
過去に血分けの関係があると、ツンケンするのか? なぜに?
知らんけど、あってもなくても、やはり霊的道場破りかのように警戒し脅威を感じたからではなかろうか。
過去の血分けの相手だったら、教会の内外にゴマンと存在していたはず。文教祖が単にそれが理由でその人たちに、ツンツン、ケンケン、プンプンする理由もないだろう。
話は飛ぶが、日本の原研を創立した初期の信者である小宮山嘉一氏(立正佼成会の哲学者)が「統一球原理」(建築技術にも応用できる優れモノだったらしい)を編み出し、文教祖の前で披露した時も、文氏は激昂し、小宮山を気狂い扱いしたという話を思い出す。教祖として鷹揚に認めてあげればいいのに、人間とはそういう小さいところがあるよなあ(自戒含めて)
文教祖は結婚後何年かは鶴子に「母親と会うな」と命じていあたと聞いた。
また同様に、「韓氏を誇るな」と戒めたのは有名な話だろう。
洪順愛もやはり人の子、自分の娘に関してはいつまでも無欲ではいられなかったようだが。
半世紀後、鶴子は大胆に文氏を否定するようになった。
初期に戒めたのは、50年後を予見した文氏の鋭い直感だったのか?
それとも勝手に脅威を感じ警戒し、ツンツン、ケンケン、血分けもドンドン。
子供の前でも人格を否定するような言動が重なって、鶴子の恨がマグマのように噴き出したのか?
タマゴが先か、ニワトリが先かのような団子状態ですが、まあニワトリ(後者)でしょ。順番(因果)としては。
堕落人間扱いをされ、文氏に絶対従順屈服を強要されるレリジャス・ハラスメントを跳ね除け、文氏の摂理を否定し、輝きを取り戻した鶴子氏ですがw、メシアとして教団のトップに君臨、美しい箱物を乱立、大会を乱発、信者に莫大な献金を要請中。
なので、彼女の文鮮明の無原罪の摂理を否定する発言から(インターネット上の分厚い情報を教団神学者と共に精査した結果でしょう。金振春教授の尻尾発言の際に語っていた*注)、分派含め内部では、ドリフターズの屋台崩しが始まったようなてんやわんやの騒ぎかもしれませんが、大きく見れば、旧統一教会(家庭連合)は依然として何も変わっていないのです。KCIAなどの情報機関から請け合う反共の隠密行動は時代の流れでなくなったかもしれませんが、たぶん。
韓鶴子総裁が世界の信者に対して大局的・抜本的な謝罪・告白会見をするといいのですが。
現実にはそんなことするわけないのですが。
私の「ココロの鶴子」はします。
1、2時間の会見では終わらないでしょう。
裁判所の宣誓証言の時は2、3日かかっていたけど、あんな感じかな。
地上波ではないでしょうけど。緊急放送か?笑
世界中の(元)信者は注視しています。様々な反応があるでしょう。
別の世界線の話。異次元の世界の話。
またはフィクション小説のプロットの話。チャンチャン。
どういったきっかけ、経緯があれば、鶴子は謝罪会見の方向に向かうのでしょうか。
(死にかけて)霊界で教えられたとかいう御都合主義的なものはなしで。
あくまでも地上ベースでお願いしたい。難題です。
注*)
http://homechurch.blog.fc2.com/blog-entry-1068.html
金振春教授の発表より
その次にお母様は、「真の父母が尻尾をつけていて、どうして人類を祝福し、人類天宙大家族を語ることができるだろうか、私もあまりにつらい」と語られ、今回の行事を通して全て公開されたけれども、その方々は今、お父様とお母様について全て研究しているが、インターネットに膨大な資料があるので、それを全て研究してセミナーをしているけれども、お母様もとてもご心配のようです。今後このことであれこれ攻撃されたらどうするかといった心配をしておられます。
2015年の韓講話では:
文鮮明が15歳でイエスから啓示を受けた時に、“ひとり子の資格だ”
つまりその時に再臨の資格を得た、原罪がなくなった。と語っていた。
↓
最近の講義では:
再臨候補は生まれる前から 数十人も準備されていた。
文氏はその中の1人。鶴子との結婚時に文氏の原罪はなくなった。
というように変化した。
質が高く膨大な英語版6マリア.com などのサイトを精査すれば、文氏15歳の啓示話はあやしいとせざるを得ない。
→ 「文鮮明の言葉は95%は真実でない」最新発言
蛇足のおまけ:一聴の価値あり?後半からがとてもいい。
現代の神示『よひとやむみな』の一部[ゴモクの落とし方]が気に入った。
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2023/01/10 (火) [ノベル注釈など]
嘘を本当にする組織
ちゃぬさんの記事にもありますが、文鮮明が啓示を受けたとアメリカのTVで証言したのは嘘証言だと理解しました。
祈ったとされる場所は、その時いた文鮮明の現在地からは遠すぎて行くことが出来ない。いつものごとくのウソです。
鶴子の母親は、殺人で刑務所に入っていましたので、刑務所帰りの女を受け入れがたかったのかもしれないし、以前に性関係を持ったことがあった文鮮明だったのかもしれないし、自分より宗教遍歴のある霊的な鶴子の母を恐れていたのかもしれない。
ひとり子の文鮮明なら自分は独生女ってことで、しゃしゃり出た鶴子ってことかも・・・某国人らしい組織です。
推測も含まれますのでご了承ください( ´艸`)
ちゃぬさんの記事にもありますが、文鮮明が啓示を受けたとアメリカのTVで証言したのは嘘証言だと理解しました。
祈ったとされる場所は、その時いた文鮮明の現在地からは遠すぎて行くことが出来ない。いつものごとくのウソです。
鶴子の母親は、殺人で刑務所に入っていましたので、刑務所帰りの女を受け入れがたかったのかもしれないし、以前に性関係を持ったことがあった文鮮明だったのかもしれないし、自分より宗教遍歴のある霊的な鶴子の母を恐れていたのかもしれない。
ひとり子の文鮮明なら自分は独生女ってことで、しゃしゃり出た鶴子ってことかも・・・某国人らしい組織です。
推測も含まれますのでご了承ください( ´艸`)
Daughter of God(独生女)とは、
私の結論として、韓鶴子の、あるいは、金孝南の助言かもしれないが、イエスキリストの妻の座へのあこがれから創作されたものだと思われます。
ただ、理論に無理がある。次はサンクチュアリ信者の見解の紹介ですが、
「イエス様の時代には相対となり得る女性は存在せず、イエス様は始めから真の父母になることはできず、もともと失敗することが運命づけられていたことになる。」
私の結論として、韓鶴子の、あるいは、金孝南の助言かもしれないが、イエスキリストの妻の座へのあこがれから創作されたものだと思われます。
ただ、理論に無理がある。次はサンクチュアリ信者の見解の紹介ですが、
「イエス様の時代には相対となり得る女性は存在せず、イエス様は始めから真の父母になることはできず、もともと失敗することが運命づけられていたことになる。」
piscさん、コメントありがとうございます。
そうですか。
実際、独生女を崇めろとか、文氏の自分への扱いの不満を言っているので、あこがれだけではなさそうですが。
いろいろ矛盾はありますね。
独生女論だけでなく、元の教理自体にもですが。
そうですか。
実際、独生女を崇めろとか、文氏の自分への扱いの不満を言っているので、あこがれだけではなさそうですが。
いろいろ矛盾はありますね。
独生女論だけでなく、元の教理自体にもですが。
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