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民営化された秘密工作…統一教会の場合(最終)


崩れゆく日本統一教会の草創神話 ー❸から翻訳つづき




『統一教会とKCIA -「民営化」された秘密工作:統一教会の場合』

『ロブスター』誌 1991年5月号より
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/190421644278/the-unification-church-and-the-kcia

著)ジェフリー・M・ベール博士
ミドルベリー国際学研究所(MIIS)
国際政策・経営大学院研究科教授


https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/190421644278/the-unification-church-and-the-kcia
から「日本の統一教会」と「児玉と笹川」の章を翻訳します。(4回目最終)

【見出し】 
はじめに
統一教会と韓国中央情報局とのつながり
始まりは
文鮮明の神学
KCIA
KCIAと統一教会
1960年代の統一教会
統一教会と世界反共連盟WACLの連係
WACLの発展
日本の統一教会
児玉と笹川

おわりに




   児玉と笹川  つづき


Sasagawa was apparently an early backer, …
笹川は、APACL(アジア太平洋反共連盟)の創設者ではないにせよ、初期の支援者だったようである。

「日本のクリスチャンを利用して反共思想を推進する」というアイデアを最初に考えついたのは笹川だったとされている。

だが私の推測では、金鐘泌は、児玉(そしておそらく笹川)と接触した後、彼らに韓国の文の教会を改組してKCIAが始めた様々な反共政治活動を担い資金援助することに用いる計画を説明した。そして黒幕たちに、日本で苦労している統一教会支部、原理運動に同様の支援を提供するよう提案したのは、実は金であったと思われる。

このことは、児玉の部下である久保木が取りまとめた立正佼成会会員の「改宗」だけでなく、その後の原理運動の組織構造や訓練方法が急速に精緻化したことを説明できる。
また、日本の統一教会とWACLの繋がりが後にどのように発展したかについても、完全に一致するものである。


In July of 1967, about one month before WACL…
1967年7月、WACL(世界反共連盟)が正式に設立される約1ヶ月前、笹川は自身と文、そして児玉の手下である白井為雄(前述の日本青年講座の秘書)と久保木(当時、同団体の顧問で文の原理運動の代表)からなる「秘密派閥(cabal)」の会合を主催してい る。
スコットとジョン・リー・アンダーソンによれば、「この会議の目的は、世界反共連盟(WACL)の傘下で活動できる韓国式の反共運動を日本に作り、文の世界的な活動を推進し、日本のヤクザの親分たちに立派な新しい面目を与えることであった」。

彼らの正確な動機が何であったにせよ、1年後、「文の反共活動の主要な手段」である「国際勝共連合(IFVOC)」が韓国と日本で発足した。


Almost as soon as it was created, …
勝共連合は設立と同時にWACLの正式な日本支部として再編され、2年のうちに日本全国に21の支部を設立し、合わせて6万人の会員を擁していたとされる。(注256)
注256. )
アンダーソン・アンド・アンダーソン、69ページ
この点では、日本においては韓国よりもより成功を収めている。
ボイヤーが指摘したように(136-7頁、249頁)、韓国の勝共連合の主要支部は、APACL/WACL支部を支配することも取って代わることもできなかった。
それは主に韓国の多くの軍事指導者が文氏と統一教会に対して敵対的であったことに起因するものである。
(ボイヤーによれば、その後、文と反文派のWACL韓国支部との間で、朴大統領の寵愛を得るための対立が生じ、最終的に後者が勝利したという。)
 

WACLの主な役員は久保木(会長)、笹川(「名誉会長」)、児玉(「最高顧問」)であり、下級職員は当初から主に小宮山の原理研究会などの原理運動関連組織から集められた。

そのため、ボイヤーは「WACL日本支部はムーニストである」とはっきり言っている。
しかし、この言い方はせいぜい半分の真実に過ぎないと思う。

純朴なムーニーたちが、戸別訪問の政治運動や資金集めといった退屈で過酷な仕事をこなす無給で従順な労働力の大部分を提供したのは明らかだが、勝共連合は、情報工作員ではないにしても日本の超国家主義者やヤクザの活動の中心地としても機能していたと思われるからだ。

この点は、日本語の資料を参照できる研究者がさらに検討すべき重要なテーマであるが、いずれにせよ、原理運動が日本におけるWACLと密接に関係していることは間違いないだろう。

例えば、1970 年に勝共連合は WACL の日本支部として、笹川が資金を提供し、岸信介や佐藤栄作を含む日本の著名な政治家が講演した大規模な第 4 回 WACL/第16回 APACL 大会を東京で開催した 。


世界反共連盟(WACL)大会 1970年9月 東京武道館


Like the UC-KCIA connection, Moon’s links to WACL …
統一教会とKCIAとのつながりと同様に、文氏とWACLとのつながりも、文氏と強硬な情報機関員、暴力団関係者、保守派の有力政治家、極右過激派からなる国際的な結合体との関係を示すさらなる証拠である。

文が公然と「ファシスト」WACLと決別したまさにその時、統一教会日本支部はその政治フロント組織である勝共連合を通じてWACL-Japanのメンバーのほとんどを供給していたのである。

また、文の組織とWACLとの関係はこれだけではなかった。
前者はしばしば他のWACL支部や、何らかの形でWACLと提携している極右団体や個人と協力してきたからである。

実際、統一教会のフロント・グループは、あからさまな破壊活動に直接参加し、少なくとも間接的には、テロリズムやWACLと連携した他の形態の暴力に参加してきた。(注262)
注262.)
アンダーソン&アンダーソンは多数の例を示している。
おそらく最も悪名高いのは、統一教会の最新の政治的フロントグループであるConfederacion para la Asociacion y Unidad de las Sociedades de America(CAUSA)が、右翼軍人、麻薬業者、アルゼンチン情報工作員、ヨーロッパのネオファシストによるボリビア政府の転覆を資金提供するなどして支援したことであろう。LAB/IEPALA, p. 125およびKai Hermannなどを参照。
 
このような背景を考えると、文が違法なコントラ供給ネットワークに深く関与していたと知っても驚くにはあたらないだろう。
したがって、学者たちは、統一教会の社会をコントロールする組織間の技法にばかり注意を向けるのではなく、ムーニーを厳密に政治的なレベルでもっと真剣にとらえ始めなければならないのである。
「児玉と笹川」終わり





一文が長くて、難しい文章でしたが、
内容もだけど、こういう視点そのものがいいね。
視点それ自体。視座というのかな。あやかりたい。
霧が晴れたというか、少しばかり自由になった気がする。
これでスッキリ私の内側の神に向かうことができそうだ。
ずいぶん段取りが長かった(笑) 
それではまたいつか!







おまけ:
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蛍の光 ジャズ風






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