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首領様側の見解@文氏の北訪問


 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
         の
   文鮮明訪問に対する見解




自叙伝や家庭連合(統一教会)で言われてきた事と全く違う、
文氏訪問に対する北朝鮮の見解が分かります。



『金日成主席 生涯の逸話2』 
   ーー朝鮮 平壌 チュチェ102(2013)より
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https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/680255955789905920/the-dprks-north-korea-view-of-the-visit-from

1991年12月のある日、『労働新聞』はセンセーショナルな報道をした。

在米朝鮮人で世界平和連合会長の文鮮明氏が、故郷の平壌を訪ねて来たというのである。

文鮮明は平安北道定州郡に生まれ、祖国解放戦争中に南朝鮮に渡り、いわゆる統一教会を設立し、徹底した反共主義者として「有名」になった人物であるから、このニュースは国際社会にとって驚きであった。

しかし、それ以上に驚いたのは、彼の平壌訪問が認められたことである。
金日成主席の大らかさが生んだ劇的な出来事であった。

文氏の国家に対する罪はあまりにも大きかったが、金日成主席は人生の黄昏時に故郷を訪れるという文氏の決意を高く評価して訪朝を承認し、平壌への旅をより快適にするために特別機を送り、空港での高官たちの出迎えを手配されたのであった。

金日成主席の温かい配慮のもとで過ごした数日間の故郷訪問で、文氏は遅ればせながら祖国統一のために愛国的な努力をすることが真の人生の価値であることを骨の髄まで痛感したのであった。




その後、彼がそれまで口にしていた統一教会の祈りは、次のように変化した。
「7000万人の朝鮮民族が、北と南の力を合わせて世界一の民族となり、その中心である金日成主席の背後に団結して、幸福に暮らせるようお祈り申し上げます」

文氏は不肖ながら、訪問中に金日成主席にお会いしたいと願っていた。しかし、関係者は「非現実的だ」とし無視した。

しかし、1991年12月のある日、金日成主席は彼に会った。

文氏は金主席に深々と頭を下げて挨拶し、こう述べた。
「大罪を犯し、あなた方とはかけ離れた存在である私を招待するという勇気ある決断を、首席閣下がされたことを承知しています。私はこの機会に、あなたの大らかさが天のように広くおおきく、あなたの仁徳が本当に偉大であることをよく知るようになりました」

金日成主席はその言葉に感謝し、両者が一つになれば一人より強くなる、朝鮮民族全体が一つになれば祖国の統一は必ず実現されると、自信に満ちて言われた。

その日、金主席は文鮮明一行と一緒に写真を撮り、昼食会を開いた。
これは、文氏にとって願ってもないことだった。

翌日の新聞は一面トップで写真とともにレセプションの模様を伝え、世界を驚かせた。

在外朝鮮人の新聞は、一面トップでこのニュースを報じた。ある新聞はこう書いている。
「“血は水よりも濃い”。これを何の呵責もなく、誇らしげに言えるのは、広い大らかさと寛大さを備えた金日成主席だけである…」

またこういう記事もあった。
「金日成主席は、反共産主義者が自分の生まれ故郷を訪れ、罪悪にまみれた経歴を問わずに直接会うことさえ許すほど、大らかで寛大な人物である。鉄が磁石に引き寄せられ、地球が太陽に引き寄せられるように、人々は彼の偉大さに魅了されて平壌に足を運ぶということを、いま私たちは知ったのです」

後に金日成主席は、文鮮明との出会いを感慨深げに振り返り、こう述べた。
「わが国が分断の悲劇に見舞われ、民族の努力で祖国統一を目指している今、過去に一部の人々が犯した罪についてとやかく言うべきではありません。罪の意識に苛まれる者とも団結しなければなりません。だから、私は文鮮明さんとその一派に会ったのです」

〈翻訳ここまで〉




もちろん、金主席揚げのプロパガンダが大いに入っていると見なければなりませんが。
文鮮明自叙伝等も同じですね。
つまりプロパガンダvsプロパガンダですが、
実質、首領様の勝ち。あ、文鮮明も首領か。

統一教会は、北朝鮮で、平和自動車や金剛山開発事業に重宝されたようです。
文氏は、訪問時に4500億円(O_O) を寄付したとか(米国情報機関DIAが情報公開)。
その代わりに無料で借り受けたという故郷の地域での聖地建設は、統一教会的にはどうにもなっていなさそう。
故郷に大口寄附をした文鮮明氏の立派な銅像が建っていると聞いたことがあります。


オール統一やネットの中は、ウクライナ紛争関連の情報含め、プロパガンダvsプロパガンダが満載です。
さて、はまらないように、気をつけましょう。




関連:

https://ameblo.jp/chanu1/entry-12056661431.html
在日信者を通して北朝鮮に潜水艦を売った統一教会(1)」より

北朝鮮の新弾道ミサイル関連で文鮮明コネクションが浮かび上がる
(2000年にDIAが情報公開)

ーーー今回の北朝鮮の弾道ミサイル事件が起きるようになった究極的な理由は、統一教会教組である文鮮明氏の助けによるものだったという事実を知ることができます。

ーーー1991年11月30日から12月7日の間に文鮮明は北朝鮮を訪問して金日成と会います。この訪問中に文鮮明は北朝鮮に4兆5千億ウォンのお金を寄付したといいます。 (450 billion Yen=4500億円)これと引き換えに金日成は文鮮明に彼の出生地である平安北道定州に9平方キロの土地を99年間無料で賃貸し、賃貸期間中は治外法権地域としたのです。

この地域は、統一教会のバチカン市国のような聖地として94年9月から99年9月までに教会が建てられる計画でした。文鮮明は、統一教会の資産の半分をこの聖地に投資することを決定し、93年度に米ペンシルベニア州にある資産を売った300万ドルを中国にある銀行を介して香港にあるサムスングループのKS companyに送られます。以降、このお金は、金正日の誕生日プレゼントとして提供されます。

94年1月、東京にある「東園商事」という貿易会社が、ロシア太平洋艦隊から12台のF級とG級の潜水艦を購入されるようになり、後にこの潜水艦が北朝鮮の貿易会社に売られたのです。この取引は、日本のマスコミで大々的に取り上げられましたが、「東園商事」という日本の貿易会社が統一教会の会社であるという事実は、当時知らされていません。






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コメント

第三次世界大戦の行方
あの当時、東西冷戦の象徴であるベルリンの壁が崩壊し、史上最強のカインである金日成と逢い、摂理の完成は近いと思ったものでした。ところが、現在、北朝鮮は民主国家になっておらず、ロシアは武力による侵略戦争を起こしてしまいました。天の父母様聖会にしてもサンクチュアリにしても、十分に機能して無いと思います。それでも、まだ望みはあります。現時点での最強のカインでありテロリストであるプーチンに打ち勝つことです。

No title
はじめまして よろしくお願いします。80年代 霊感商法で派手に集めたお金の行方は疑問に思ってました北朝鮮に4500億円寄付は結構 腑に落ちる金額です 韓国世界日報や一和メッコール パンダ摂理 その他 いろいろ浪費したんでしょうけど
Re:第三次世界大戦の行方
piscさん、コメントをありがとうございます。

当時は、激動の時代でしたね。
教会で、チャウセスク夫妻の人民裁判・処刑の実録ビデオを観たりしました。

十分に機能していないどころか、煽っていたような。


打ち勝つのが、「希望」でござりますか?
う〜む…
希望の空回りのような。
No title
米本さん、コメントをありがとうございます。

はじめましてということは、あっちの方の米本さんですね。

♪あっちこっちに米本さん
 そっちこっち紛らわしいけど
 本名だから仕方がない♪
というゆかいな童謡が昔ありました(マザーグース?ないッ)

4500億円とは、いかにも日本のバブル期の献金らしい金額ですね。
統一教会には他にも、南米辺りで武器と麻薬を交換したアガリがあったようですが。
個人口座、家族口座にたっぷり入れたらしいです。

ハンドルネームは正しく!
「午後のカフェ・オレ 米本のブログ」さん、ハンドルネームはきちんと書いてくださいな。

第三次世界大戦の行方-2
今度のウクライナ戦争は、プーチンの野望的妄想から起きてます。
かつてのヒトラーと同じですね。
プーチンは当初、3日間で侵略できると目論んでいたようですが、ゼレンスキー大統領とウクライナの人たちは何十日も踏みとどまっています。ここで、ウクライナが陥落すると、次は、バルト三国のような旧ソ連圏の国々、次にポーランドのような東欧圏、または、フィンランドの様な北欧に手を伸ばしてくるでしょう。日本もロシアの北海道の領有権を言い出してますので危ないです。今、西側民主諸国は心を一つにしてプーチンに打ち勝たねばならないのです。
ウクライナはシンクロ的に意味のある地です。かつての映画「ひまわり」もウクライナがロケ地であったし。ソ連崩壊の原因となったチョルノービリ原子力発電所もウクライナです。今回、侵攻したロシア兵が多数、被爆した様ですね。神様の裁きか。
Re:第三次世界大戦の行方-2
piscさん、

布教はいらんよ。

間に合ってます。(^ω^)

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