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下っ端 諜報工作員の文鮮明?/南米で戦争に参入



下っ端 日帝諜報工作員の文鮮明?

南米でサンディニスタ戦争に参入




以下は、80年代、統一教会(カウサ)が中南米で、ことさらダーティーで残虐な戦争に、CIAと一緒になって加担していた内容が含まれる公文書をもとにした書籍から引用(翻訳)ですが、

文鮮明という人は、いつから、こういう感じ(極右的、軍事的、独裁的、秘密・諜報・裏工作的…)なことに関わっていたのでしょうか?




〈翻訳ここから〉

CIAと統一教会がサンディニスタ戦争に協力

https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/109837104657/cia-and-unification-church-cooperated-in

中米の後背地では、CIAのスパイと文鮮明牧師の弟子を見分けるのが難しいことがある。メシアはこの地域で確固たる存在感を示していたーー
(Jack Anderson: "CIAとムーニーがサンディニスタの戦争に協力 , CIA, Moonies Cooperate in Sandinista War", ワシントンポスト, Washington Post, August 16, 1984)



文鮮明は、1967年に台北で世界反共連盟WACLの創設メンバーとなった。WACLと統一教会の政治部門であるCAUSA(カウサ)は、CIAと協力して中南米での反共闘争を秘密裏に行っていた。
CIAの「コンドル作戦」と「チャーリー作戦」は、政治的、社会経済的な変革を求める社会運動に対して、先手を打ったり逆手に取ったりする、米国主導の大規模な反乱鎮圧の隠密の作戦だった。

冷戦時代に米国が超法規的で異常な手法を公認したことで、ラテンアメリカやその他の地域で、広範な人権侵害や人道に対する罪が発生した。1960年代、70年代、80年代初頭、米国の支援を受けた武装勢力は、ラテンアメリカ各地で軍事クーデターを起こし、左翼勢力を消滅させ、左翼思想を根絶やしにしようとした。

1970年代に結成された「コンドル作戦」は、汚い戦争を国境を越えて拡大していった。コンドル作戦の主要メンバーは、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、ブラジルの軍事政権であり、後にエクアドルとペルーが中心的な役割から外れて加わった。

コンドル作戦は、米国から組織的、情報的、財政的、技術的な支援を受けており、米国は秘密のパートナー、スポンサーの役割を果たしていた。
1980年、コンドルの作戦と手法が中米に登場し、「チャーリー作戦」と呼ばれた。米国のトップリーダーや国家安全保障担当者は、コンドルを南半球の反共闘争における有効な武器と考えていた。

コンドルシステムは、法の支配の及ばないところで、政治的敵対者を排除し、その思想を消滅させるために、テロ的手法を用いた犯罪活動であった。拷問、超法規的処刑、拉致は、「破壊者」に対して行われるならば、合法的なものと考えられていた。冷戦時代には、何万人ものラテンアメリカの男女や子供たちが、このような方法で拷問され、殺害された。


1992年にパラグアイで発見された「テロ公文書」と呼ばれる警察資料は、コンドル作戦の新たな資料となり、被害者の証言やこれまで断片的だった証拠を裏付けるものとなった。
パラグアイの活動家で弁護士のマルティン・アルマダ氏がウルグアイを訪れ、「恐怖の記録」から発見された文書を引き渡した。
この文書には、1975年末にチリで「コンドル作戦」が誕生したことや、そのメカニズムが記されているほか、1977年に反共連盟WACLに所属していたウルグアイ人将校のリストがあり、その弾圧計画の基礎となっていたことが分かった。また、 これらの文書は、文鮮明牧師の統一教会が「コンドル作戦」に関係していたことを示している。  



パトリス・マクシェリー著
『捕食国家、コンドル作戦、ラテンアメリカにおける秘密の戦争』より
J. Patrice McSherry, Predatory States, Operation Condor and Covert War in Latin America,
Rowman & Littlefield Publishers, 2005.

記事は、カースティ・ネバライネン

〈翻訳ここまで〉



文鮮明氏は、いつから、こういう〈極右的、軍事的、独裁的、秘密・諜報・裏工作的…〉なことに関わっていたのでしょうか?
アメリカに来てから?(70年代)
日本宣教で笹川や児玉の後援を得てから?(60年代)
WACLや国際勝共連合設立から?
韓国軍事クーデター、KCIA設立から?(61年)
梨花女子大事件でなぜか釈放されてから?(55年)

いえ、もっと以前、まだ統一教会など影もカタチもない、日本留学の時からだという見解のサイトがありました。
もっともそれは公文書の類いではなく、様々な資料を突き合わせた結果の1つの推察ですが。


https://mikemcclaughry.wordpress.com/virginias-research/a-history-of-korea-and-the-unification-church-that-you-wont-see-anywhere-else-part-2-war-intelligence-money-and-communism/
「他では見られない韓国と統一教会の歴史
パート2:戦争、諜報、マネー、共産主義」
より抜粋翻訳

1941年、文鮮明が日本に行く。
文鮮明は、児玉誉士夫・玄洋社のネットワークの中で、おそらく下っ端の下っ端のために、すぐに細かい足回りの仕事を始めたようだ。

( Sun Myung Moon Life 「 自身で語る文鮮明の生涯」より
http://www.tparents.org/Moon-Books/SunMyungMoon-Life/SunMyungMoon-Life-05.htm
「東京に留学していた頃、私は数多くの裏通りを歩き、たくさんの秘密の伝言を送りました。学校では、学校の業務担当者に会って、学校の秘密をすべて調べました。

偉い人の仕事もしました。…私は腐敗を十分に認識していたし、裏で糸を引いている人々についても知っていました。」


彼ら(児玉誉士夫・玄洋社、スピンオフ→ 黒龍社〜児玉機関)は多くの韓国人を使っていた。

若くて基本的に何者でもない学生である文が、彼が主張するように毎月警察署に呼び出される理由はなかった。……
 


戦犯、戦後CIAエージェント、右翼のドンと言われた児玉誉士夫の、大陸物資調達や諜報工作のネットワークですか。

文氏は、教会内で言われているように、その頃は朝鮮独立地下運動をして警察に知られていたというなら、卒業後なぜ鹿島建設に就職できたのか疑問が残ります。しかし、上記のようだったと考えれば、帰郷後韓国中を走り回っていたという証言など含め、いろいろ腑に落ちることがあります。


なぁ〜んだ、最初からそういう人だったの。
時のドロドロした政治・権力・財に丸ごとどっぷりの、
全然宗教人ではない人物ということだったのか?
【文鮮明さんアンタどんな人なのー脳内ファイル】に落とし込んでおきます。

宗教は、自分たちが望んでいる信念を人々が持つよう、それに沿って行動するように他人をコントロールする手段になっていたのでしょう。
統一教会に献身したことがある人なら分かるでしょう。
基本的にどういうことが是として認められ評価されるか。
宗教的境地や人格ではなく、工作員的な実績なのです。

そのこと自体が悪だとかどうのこうの言っているのではなく、問題は、教祖や組織がそれを隠して嘘で誤魔化していたこと、また、信者が騙され、自己欺瞞していた(いる)ことです。




参考

南米ボリビアの軍事クーデターに参入したカウサ、
砕けた食口メンバー、詳しく。
こんなこと、あんなことも当然といえば当然……

「龍明小説」:
「こんなカウサCAUSAはイヤだ!ボリビア コカイン•クーデターに動員/9-10」

「嘆きのカウサ責任者「関わらなきゃよかった」ボリビア/9-11」





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コメント

No title
オリバノース コントラ事件とか
アメリカと日本が台湾を切ったとき
久保木会長に 台湾の蒋介石に会いに行って 台湾を守るため 日本と戦争しろって言いに行かせたり
国防のため セイロはもともと銃を作る会社でしょう。
 ぼーっとしてて平和は来ないでしょう。
SDI構想もあったし 盛りだくさんなわけよ !!!ネタないんだね!! サンタにスタの時は ICUSA とかWACLのときでしょう!!
 もろ戦ってたわけよ!!!
No title
 ちゃぬさんのところでも話題にもなった日帝スパイ説ですね。文教祖は戦後になって独立運動家だったことを自称してますが、
 
 戦前は日本に協力していた留学生でしょう。
満州電力に就職希望だったことを得意げに語り、希望かなわず、鹿島に就職したことなどから、とても日本からみて「危険人物」と見られていたとは考えられない。
 江本、山本など日本名を使い分け、朝鮮独立運動の情報を日本当局に流していたと推測される。
 旭日旗を模した統一旗をデザインしたり、戦後も軍艦マーチのリズムで聖歌を歌ったという事からも文ちゃんは大日本帝国万歳の軍国青年だったのではないでしょうか?

No title
森一郎さん、
コメントをありがとうございます。

前半しか読んでないのか?
文鮮明の日帝スパイ説が主なのですが、記事としては失敗したようだ。

火事と喧嘩は江戸の華…というくらいで、
この世に生まれてきたからには、浮世にどっぷり浸かって、スパイや戦争に精を出す歴史もあるんだろうが、
オリバーノースは大勢の信者を騙して金と人生を巻き上げて一族で蓄財したか? そんなことはしていないだろう。
そこが文鮮明との違いかな。

それで平和が来るどころか、ますます悪事が暴かれていますよ。
No title
goutさん、
コメントをありがとうございます。

この英語サイトより何年も前に、文日帝スパイ説についてどこかで読んだ記憶があるので、記事の前に検索ワード「文鮮明 日帝のスパイ」で検索したのですが、何も出てきませんでした。

goutさんがちゃぬさんサイトで出てたというので、冷静になって「日帝」という紋切り型の左翼用語?の言葉が良くないのかと、「文鮮明 日本のスパイ」で検索してみると、でてきました。
「文鮮明 特高のスパイ疑惑」
http://freedom-cult.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-852b.html

https://ameblo.jp/chanu1/entry-11632990756.html

当該英語サイトの「児玉誉士夫ネットワークの下っ端工作員説」とは少し違いますが、もっと具体性のある疑惑ですね。

> 戦前は日本に協力していた留学生でしょう。ーー

goutさんもそう思いますか。

その頃韓国全土を回って地下教会(神霊団体)を調べたというのも、諜報活動の一環でしょう。

諜報は秘密だから、確たる証拠はなさそうですが、ちゃぬさんたちが十分調べてくれているのだから、こちとらはもうフィクションとして割り切って主人公を創作していくしかないようですが(いつまでも確証を探しているとズブズブになる)割り切るのは難しいものです。
しかしそれが願いです。創作を続けていくこと。



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