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UC経験から本当に学んだこと【二世の徹底編】



UC(統一教会/家庭連合)の経験から本当に学んだこと
二世の徹底編



二世でなくても同じです。
“徹底編”と言えるでしょう。



英語圏古参二世の投稿文の、省略部分・編集ありの超訳です。



https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/171702409068/what-i-really-learned-from-my-ffwpu-experience


UCの経験から本当に学んだこと
              by MLP

どんなことがあっても、どんな状況下でも、決して人の、特に宗教家の言うことを聞いたり信じたりしてはいけない。彼らの行動だけを見ること。

ここにその例があります。
文鮮明は「人のために生きよ」と言います。しかし、彼の行動を見ると、かえって他人を支配して、自分が巨万の富を得るべきだと思っていることが分かります。
文鮮明は「謙虚であれ」と言いながら、派手な壮大な式典の費用を信者に支払わせ、自らを王の中の王として戴冠しました。
「人々を愛し、仕えよう」と言いながら、真の意味での慈善や人道的な教会活動は一つもありませんでした。統一教会の活動の第一の目的は、影響力を売り込むことだったのです。
文鮮明は平和を望んでいると言っていましたが、誰かが王様になっても世界は平和にならないと私は確信しました。


無知なる支持者たちのコーラスが、この教訓をより確かなものにしてくれました。
彼らは、文鮮明のグループが世界平和を実現するために理想的な運動を行い、一つの大きなグローバルファミリーを築いたと言っていました。
しかし、実際に文鮮明が築いたのは、王族と奴隷階級という退嬰的な社会構造であることは、私にも明らかでした。

彼らは、文鮮明が「全人類の真の親」であることを延々と語り続けていました。
しかし、私は不幸にも彼の子供たちの奴隷の一人として多くの時間を過ごしましたが、実際には、彼が世界で最も冷酷で悪質な人々の父親であることは明らかでした。そして、彼は自分の「霊の」子供であるはずのメンバーに、何か具体的なものを与える努力をしていないことが明らかになりました。


教訓を得られ、文鮮明氏には感謝しています。
彼が意図したものとは違っているかもしれませんが……。
   【略】

絶対服従を説き、疑問を持たせないようにして、人を完全に支配しようとする文鮮明の揺るぎない姿勢に、私はいくつかの結論を得ました。
まず、自分を支配しようとする人は、決して友人ではありません。彼らはあなたの親であるか、あなたの敵であるかのどちらかです。時には、その両方であることもあります。

第二に、最終的な目標を徹底的に疑わない従順さは、精神的な弱さの表れであり、尊敬したり見習ったりすべきではありません。

第三に、本物の智恵は、力や圧力、大々的な広告を使わずとも、有機的に支持者を生み出します。そういったものを使うのは多くの場合、製品を売る側がその品質に不安を抱いていることを示す確かな兆候なのです。

皮肉なことに、私は両親とその周りの一世たちから謙虚さと思いやりの価値を学び、文家の人たちからは、過剰な思い上がりがもたらす恐ろしい影響の凄まじい例を見ました。

   【略】




私は最近、文鮮明が大邸宅の中で、果物の山に囲まれ、おべっか使いたちに囲まれて、陽気に楽しそうに過ごしているビデオを見て、こう思いました。
「彼はこのまま逃げ切るつもりだ。もうすぐ彼は死んでしまうだろうし、彼が台無しにした人々の人生に対して、何の償いも賠償金もないだろう。彼の勝ちだ。」と。



しかし、実際のところ、彼は本当には勝っていません。
被害者にとっては慰めにならないかもしれませんが、多くの悪人と同様、彼もある意味では自分が蒔いた種を刈り取ったのです。
彼の子供たちは、友情や共感を知らない惨めな人々で、人間としての基本と善良な資質のほとんどを欠いています。誰も幸せにはなれません。
この事実を文鮮明が理解していないはずはありません。彼は自分の子供たちを信用できないし、郭のような旧友もこれ以上信用できないのです。
彼らは彼自身と同じように金と権力に汚され、彼を孤独と恐れの中に置き去りにしています。



彼がいくら権力を誇示しても、またいくら空虚な式典を行い、目に見えない勝利宣言、戴冠式、無意味なスピーチをしても、彼の遺したものは彼以前の多くの「偉大な」人々*と何ら変わりなく、彼の一族は道徳的な亡霊でしかありません。彼の存在によって世界が良くなることはありません。
むしろ悪化しているでしょう。

ー 汝らは真実を知り、そして真実は汝らを怒らせるであろう。
オルダス・ハクスリー


(翻訳ここまで)


文鮮明氏がこの世を去る前年に書かれたものです。(2011年)
生々しい当時の状況が伺われます。

文中、カッコ付きの「偉大な」人々*とは、「何らかの歴史的重要性がある、大きなことをしようとした人、偉大になろうとした人」のような意味合いで使われています。
サダム・フセインやブッシュ大統領を例に出し、文鮮明もその範疇だと言っています(省略部分)。

アメリカでは実際、議員や市民運動家と一緒になって政治・経済活動を長らくやっていたので、文氏は単なる詐欺師や統合失調症患者という見方だけでは整合性が取れないでしょう。
もちろんCIAに操られていた、しかし操ろうともしていたわけです。
文氏は(話の内容は実は大きくないのだが)「世界が」とか「歴史が」とか、主語の言葉が大きい(偉大な)んだよ。

ぼんやりした意識の小市民とは違うものが、何か霊的な背景にあるのかもしれませんが、それは偉大だと敬うものではなく、晩年に向けて失敗の方向へ、初期の頃から傾いていたもので、今更どんでん返しの可能性などあろうはずがないものです。しかしなにかしらブラックホールのような吸引力を有しているものなのかもしれません。





【おまけ】

UC体験は、こういう黒魔術師に引っかかったようなものでしたね。

最近読んだすごい本:
「イニシエーション」エリザベス・ハイチ著 より引用。

自己決定の権利はけっして侵害されてはならず、それをするのは黒魔術である。



それから半年ほどして、私は友人たちの集まりで黒魔術に関する話を聞いた。そこで聞いたことによれば、
黒魔術師は自分を盲信する弟子のなかから抵抗しない人間を数名選んで、道具のように使うという。選ばれた弟子は黒魔術師にとりつかれ、主体性を奪われて、あげくのはてに破滅させられるという話だった。



友人はその日、たまたま何気なく古い本をめくっていて、白魔術師と黒魔術師の違いに関する非常に面白い記述を発見したと言う。
「白魔術師が弟子の進化を助けようとするときには、弟子と自分を『 8』の字型に結びつけるんだ。こうすると師と弟子それぞれに独立した中心と円ができるため、弟子の独立性が保たれる。
それに対して黒魔術師は、自分の円の中に弟子を取り込んで、弟子の独立性を奪う。そうやって黒魔術師は自分が円の中心にいて、太陽をめぐる惑星のように弟子を円周沿いに回らせるそうだ」








【MLP氏のその他の記事】

『年金て嘘つくな/古参二世の手記/9-4』

「文顕進の初暴力と2世達の青春【解説追加】/10-13」

「UC貧乏から進化した賢い二世の共通感覚」






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