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UC貧乏から進化した賢い二世の共通感覚



  UCの貧しさから進化した?

    賢い二世の共通感覚




ひとまず良識と苦難と努力の人、アメリカ古参二世 MLPの手記の翻訳です。

中盤で、一世の罪状が鋭く暴かれる。
その後、温かい情状酌量と理解が示される。
良い警官・悪い警官の役割分担による取り調べのようで、
一世は思わずホロリとして、罪を白状してしまうだろう。




(MLPは話が長いので編集あり。翻訳ここから)

(Not so) Blessed are the Poor (UC members)
“貧しい人は幸いである”(そうではないUCメンバー)
2010年

https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/1516580351/not-so-blessed-are-the-poor-uc-members

イエスは言われた。「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」 (マタイ19:21 )

この言葉はあまりにも馴染み深いものです。私の周りには、この言葉通りに行動する人たちがいました。実際、私の両親もそのようにしていました。

自分の持っているものをすべて手放して、唯一の真の「モノサシ」に従うというのは、何とも魅惑的な観念です。それは人生をとてもすっきりとシンプルにし、自分の道を決めるストレスや責任から解放してくれます。
もちろん、自分は事の真相を知っている選ばれた少数のうちの一人であると感じることで、信者は力を得ることができます。

しかし、イエスが推奨したことと、当時の統一教会で行われていたこととの間には、1つのわずかな違いがありました。イエスは、自分の持ち物をすべて貧しい人たちに与えることを勧めました。文鮮明一族は、自分の物を全て彼らに捧げるように勧めています。

40年前にさかのぼります。

私の両親は貧乏です。どん底です。私がいなければ、ニュージャージー州ニューアークの下町で、オンボロのステーションワゴン車の荷台に住んでいたでしょう。
両親が持っていたささやかな財産は、長々とした熱風の一吹き、決まり文句と嘘の中に消えてしまいました。
そしてペテン師は今、20億円の邸宅の一つに住んでいて、教会の資産をめぐり悪意を持って引き裂き合う中で、自分と2番目の妻(韓鶴子)が生み出したモンスターについて悩んでいるのです。

あなたの両親も貧しいかもしれません。私の両親のように、老後のための貯蓄はほとんどないでしょう。
そして、ほとんどの既成宗教とは異なり、文家は年金を支給しません。残念なことに、多くのメンバーは自分の老後の資金を得ることができず、医療費の支払いにも苦労するという現実があります。
彼らの貧困は、いつかあなたの問題になるかもしれないのです。

さて、どうすればいいのでしょうか?

簡単な解決策があればいいのですが。
私の場合、選択肢はほとんどありませんでした。
私の両親がどれほど世間知らずだったとしても、私は彼らを助ける義務があると感じ、そうしました。それには何年もかかりましたし、努力の積み重ねがありました。
そして、それはどう考えてもまだ終わっていません。それが終わるのは、私が両親の老後の生活費や医療費を賄うことに成功し、それから両親が亡くなる時が来て、また時が経ち、両親がしなかった子供への蓄えを自分の子供に提供したとき、その時にやっと終わったと言えるでしょう。


人は私に、なぜ悩むのかと尋ねてきました(ほとんどが外部の人です)。
もし私の両親が、子供たちのニーズよりも、ある宗教的な狂気の中での出来事を優先させるほど利己的だったとしたら、なぜ私は反感以外の何かを返すのだろうか? 
それは有効な質問です。彼らは利己的だった。感情的な高揚を求め、宗教的な麻薬コカインに相当するものを得たいという飽くなき欲求が、子供たちへの配慮よりも優先されたのです。彼らはまた、特に文一族については、故意に無知であることもありました。責任があるのは文家だけではないのです。

しかし、結局のところ、ほとんどの親は悪い人ではありませんでした。彼らはただ弱く、感情的な必要性があっただけで、最終的には合理的に考えることができない行動パターンにとらわれてしまったのです。 
自分や家族を犠牲にすれば、霊界が面倒を見てくれると言われ、それを信じていたのです。

不幸なことに、彼らの弱さは文一族に悲劇的に利用されてしまいましたが、弱さは罪ではありません。
私の両親は私を愛し、良い親になろうと懸命に努力していたというのが実情です。私が子供の頃に知っていた非会員(世間一般)の人たちよりも悪いとはとても言えません。だから、私は両親を助け、そのことを嬉しく思うのです。


anzai感想解説

ここで一世の罪状が鋭く暴かれる。

>彼らは宗教的な狂気を優先させるほど利己的。
>感情的な高揚を求め、宗教的な麻薬に相当するものを得たいという飽くなき欲求。
>それが子供たちへの配慮よりも優先された。
>特に文一族に関しては、故意に無知を装った…

その後、温かい情状酌量と理解が示される。

>結局のところ、ほとんどの親は悪い人ではない。
>彼らはただ弱く、感情的な必要性があり…
>弱さは罪ではない
>良い親になろうと懸命に努力していたのが実情
>だから、私は両親を助け、そのことを嬉しく思う

良い警官・悪い警官の役割分担による取り調べのようで、
一世は思わずホロリとして、罪を白状してしまうだろう。
「はい、その通りです。悪うございました」と。


 


(つづき)
彼らの経済的な軌跡を知ったとき、私にはムーン家に対して真剣に法的措置を取るためのリソースも知識もありませんでした。だから、自分でコントロールできることから始めたのですが、それも十分ではありませんでした。

私は家族の財務会計を管理することができました。これは、私は家族のお金がどこへ行っていたかを知っていたことを意味し、家族のニーズを満たすために、将来の投資の方向に徐々に収入を向けることができました。
文鮮明のプロジェクト(摂理)で資金が必要になったときは(いつもそうなのですが)、401KやIRAなどの退職金制度に投資したり、借金を返済したりするように家族に働きかけました。


また、大きな教育費を避けることができました。
私立大学は、一般的にお金をかける価値がなく、家族はさらに借金を背負うことになります。
そこで私は、いくつかの学校に合格したにもかかわらず、私立学校には行かなかったのです。
私は州立の学校に通い、在学中は仕事をしました。私は最小限の借金で卒業し、2年で完済しました。


そして今では、私が知っている私立学校卒業生のほとんど(95%)よりも多くの収入を得ています。
私は個人的には、「祝福二世たちは全員ハーバードに行くべき」という文仁進の主張は完全に否定されるべきだと思います。これは多くの韓国人に蔓延している見映えやイメージへの執着を表しています。
重要なのは最高の教育的価値であって、それはイメージではなく現実的なことなのです。教育はツールであって、それ自体が目的ではありません。


最後に、私は十分時間を置いて子供を持ちました。
教会では(他の多くの宗教もそうですが)、会員はすぐに子供を産むべきだと言われています。多くの人がそのようにして、今苦しんでいるのを見てきました。精神的な準備ができていなかっただけでなく、育児にはお金がたくさんかかるのです。そして、瞳に星が入ったお花畑脳のメンバーが言うのとは大違いで、神様が魔法のようにそれを提供してくれるわけではありません。


このような選択と何かの運のおかげで、私の家族の経済的基盤はより強固なものになりました。

しかし、私にとっては、もうそれだけで十分とはいきません。

今、私は少し年を取り、文一族がしたことの重大さ、彼らの窃盗行為の規模と範囲の大きさを理解しているので、もっと欲しいのです。
私はそれを取り戻したい。すべてを取り戻したい。両親が寄付した財産も、年金も、数え切れないほどの時間を費やした教会活動に対する賃金支払いも、そして人々の財産を奪ってその人々に何も残さなかったことが間違っていたことを文一族に認めてもらいたいのです。

取り戻してください!

以下は議論の余地があるかもしれませんし、誤解する人もいるかもしれませんが、とにかく言いたいことがあります。

私は、今こそ資産を取り戻すべきだと考えています。
現実には、私たちの両親が教会とその資産、つまり不動産、建物、ビジネスのすべてを築いてきました。文氏からの大々的な指示を受けて行ったものもありますが、すべての作業を行ったのはやはり一世たちです。

実際には、教会の主管にある資産や建物の多くは、1970年代に何の疑いもなく新入会員が「寄付」したものですが、文一族が資産を自分たちの名義にして、一族だけが権力を持つ王政を作ることを知っていたら、決して寄付されることはなかったでしょう。

私たちの両親は、分かち合いと思いやりのある人々のユートピア的な組織に参加し、この運動の成長の一部である有形資産を具体的に所有することを期待していました。一世のメンバーの中で、自分の努力の成果を示すものを持っている人が非常に少ないという事実には驚かされます。

取り戻そう!

文家の子供たちは、自分たちが手に入れられるすべての資産を求めて、殴り合いの喧嘩をしています。それに乗っかってはいけないのか?

奪い返せ!

私の知り合いの祝福二世の多くは、教会の資産を様々な程度で監督する立場にあります。収益性の高い事業の多くは、すでにUCI(文顕進)か、仁進/珍成/国進陣営の持ち株会社に統合されています。この時点での収穫は少なくなっていますが、私はこれが全部だとは思いません。文家から守ることができる資産はまだあり、一族の贅沢なロイヤルライフのためではなく、そもそも寄付された目的である集団の向上のために取り戻すことができるのです。

取り戻せ!


ただ「教会を去る」「平和を見つける」「乗り越える」だけでは十分ではありません。文家は、彼らのために費やしたあなたの時間と仕事に対して、あなたに借りがあるのです。彼らは支払いたくないと? 彼らの生活を困難にしてください。何かを壊してください。提訴して下さい。繰り返し訴えて下さい。正義が果たされるまで、経済的にも精神的にも徐々に彼らを疲弊させるような何か、何かをしてください。


正直なところ、なぜ一世がもっと抗議しないのかわかりません。そんなに殴られたのですか? 批判的思考のかけらも残っていないのでしょうか? なぜ彼らは、仁進が公の場に出る度にピケッティングをしないのか? 一族の権力を牽制してバランスを取る統治機関の存在を主張しないのはなぜだろう? 私には理解できない。ただ悲しいだけです。


幸いなことに、最も貴重な資産であり、文家が最も気にしていないように見えるものは、他でもない、あなたや私です。メンバーのネットワークは、この宗教的な実験から生まれた最も価値のあるものであり、文家の子供たちがその価値を認識しているという証拠はほとんど見当たりません(父親は確かに認識していたが...)。
私の経験からすると、彼らはメンバーを消耗品のように考えていて、退屈な作業場にゾンビのように住み、機械的に腕を振り回して、無意味な聖歌を歌うことしかできない有象無象の存在だと思っている。しかし、そんなことはありません。

まだ現役しているか、迷っているか、退会しているかに関わらず、他の一世や二世と連絡を取り合うのは賢明なことだと思います。このような関係は、将来的に非常に貴重なものになります。私たちの多くは億万長者になり、信頼できる仲間から人を雇いたいと思うようになるでしょう。それは間違いありません。私は間違いなくその方向に向かっています。

「真の子女」の一人が、私に仕事を辞めて自分のところで働かないかと切実に言ってきたことがありました。私は丁重にお断りしました。私にはそれ以上の価値があります。あなたもそうでしょう。
 

   by MLP





【MLP氏のその他の記事】

『年金て嘘つくな/古参二世の手記/9-4』

「文顕進の初暴力と2世達の青春【解説追加】/10-13」






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コメント

こんなこと先進国で?
私も約2.5年原研につながっていました。1981年に大学卒業し金融機関に勤務しました。おそらく暗在さんとは顔見知りだと思います。就職後は横浜の地区教会にしばらく通っていましたが、仕事が超ハードでいつのまにか行かなくなりました。
安倍総理暗殺事件で文鮮明率いる統一教会がどうなったのか調べていたらこの龍明小説に行き着きました。小説全て読みました。文さんの子供たちは本音に基準が低いですね!びっくりです。飲酒、麻薬、買春、不倫、内輪揉め、当時の原研のメンバーが聞いたらサタンと一喝されますね。
小説は当時の朝鮮シャーマニズムから発生したカルトが国家権力KCIAと結びつき世界に出てゆきそして文さんの死後の跡目争い。大変楽しく原研当時を思い出すことが出来感謝します。1世の老後問題深刻ですね!裁判でなんとかならないかと思います。これからも文さんの子供たちのエピソード等あればアップお願いします。それが被害者を無くす力になります。
Re: こんなこと先進国で?
元W大原研さん、
龍明小説を読んでいただき、コメントをありがとうございます。

東兄ではあるまいが(ジョーク。淳子の夫。
早成寮の方にいた人かな?
何にしても、40年以上も前の事で、懐かしいといえば懐かしい。

先進国でもこんなこと、ですが、途上国でも、あぁんなことやこぉんなことして、結果は世界最貧国に。
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-247.html
「嘆きのカウサ兄弟「関わらなきゃよかった」inボリビア/9-11」

またよろしくお願いします。


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