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ギャル主治医。手術のエビデンス。我は六代王。



ギャル主治医。
手術のエビデンス。
我は六代王。


A大学病院の耳鼻科医「B病院のリウマチ科の医師に承諾してもらって、扁桃手術が必要だとの診断書をもらってくるべき(無理だろ)」
B病院のリウマチ科の主治医は若い女性医師で、天然なアッパラパーな感じです。扁桃摘出の話など今まで一度も出たことはないけど、説明すれば承諾してくれる可能性が高いと思い、3ヶ月後の予約が取ってあったので、その時に話してみようと思いました。(前回より)



ギャル主治医とは少し言い過ぎかもしれませんが、B病院の掌蹠膿疱症の主治医は、現代っ子で、天然が入っているような、気さくな女性医師です。

それ以前、A大学病院で睡眠時無呼吸症候群の診断を受けたと話した時は、

「担当の先生はなんて名前?」

「あれ、名前なんだったかなあ、ちょっと思い出せませんが」

「男、女?」「男の先生です」

「ねえ、どんな感じの人?」

「どんな感じって…声が小さいです。おとなし〜い感じの先生です」

「ね、その先生、ハンサム?」「ねえ、ハンサム?」

と聞いてきましたからー。

「え〜? あのう、そういう感じではなくて、傾向性が違うというか、種類が違う、範疇が別というかそのう…(困ったな)」

医師を特定するために聞いていたにしても(違うだろ)、女子医科大生風のノリについていけませんでした。


そして今回、これこれこういうわけで(一石二鳥でシテヤッタリ、いやちがう)、扁桃摘出の手術をしてみたいと思っている、と言った途端、

胸の前で小さくパチパチと手を叩く仕草をして、

「うわぁ、すごい。積極的治療ですね。がんばってくださいね〜。確かにこの病気は扁桃感染も関係あると言われてますから、治るかもしれませんよ〜。次の時にどうだったか聞かせてくださいね。メトトレキサートの管理だけは私がやりますから。私からもA病院の耳鼻科に一筆書きましょうか?」

とあちらから言ってくれました。

“わ〜おめでとう〜 治りますよ〜” 的な、調子良すぎる肯定波動をモロに受けてたじろぎ、(期待しすぎてガックリくるのも嫌なので)逆にこっちが

「いえ、治るかどうか分からないですけどね」

とたしなめた位でした。診察室を出る時は、最後に、

「治るといいですね〜、応援してます、手術がんばってくださいね〜、報告待ってま〜す」

と送り出してくれました。

なんか、あとでリウマチ内科の上司の教授に怒られてないといいけどな。



ギャル主治医に書いてもらった診断書を携えて、車で1時間弱かかるA大学病院の耳鼻科に再度行きました。
かのA耳鼻科医が、B病院の医師は手術に対してどうだったかを聞いてきた。
「すぐに賛成してくれて、がんばってくださいと応援してました」
ほう、ということで、診断書に目を通し始めたA耳鼻科医師。
「おい、勝手にどんどん自分で減薬してしまう患者だって書いてあるぞ、医者が困ってるとここに書いてんだよ」
ヒ?ヒェェ〜。いや〜な雰囲気が漂い、本当にやばかった。ひたすら耐え忍んだ。
(患者:副作用から減薬し始める →  ギャル主治医:「減薬したら後からでもいいので必ず言ってくださいね」 → それを上の教授に報告する。叱られる。困る。こういう状況だろう)

A耳鼻科医
「なんだ、結局、どこにも手術が必要だとは書いてないぞ」
「術前の2週間は、メトトレキサートを休薬した方がいいとは書いてあるが……」
耳鼻科医は、う〜んと言って考え込んでいた。

その間、私は、医者同士の通信文は患者にはあまりにも無惨なので関知せず、“患者本人の調べと熟考による自己決定は実行されるべし”との強い思い込みによって、ひたすらアファメーション(肯定)の境地でした。

少なくても、B病院の掌蹠膿疱症の主治医が手術を承認していることは伝わったのでしょう。
そのうち、「う〜ん、まあ、いいか」と耳鼻科医は言いました。手術をすることを受け入れてくれたようです。

そうと決まると、手術に向けてテキパキとスケジュール調整に進み、態度もガラリと親切なものに変わりました。

今回、扁桃摘出手術を終えて病室に運ばれた後、執刀医(the耳鼻科医)が切り取った部分を見せに顔を出して、こう言ったのです。
「意外に大きくて、もう2つが中央でくっ付いていたよ。これじゃ炎症もよく起こっていたはずだ。大きく切ったので後の痛みもあるだろうが、こういう場合は良い効果が出ることが多い」
といいことを言ってくれました。(嬉しさを噛みしめると喉が激痛)

耳鼻科医はその後の診察でも、ずいぶん優しくなっちゃって、こそばゆいくらい。


私は、小学校の6年間、身体検査(集団検診)の後に、必ず「扁桃肥大、アデノイド肥大」という勧告用紙をもらっていました。6年間毎年です。これを扁桃肥大の6代王という。ちがうか、6大王権? もっとちがう。なに、ジョークが面白くないって…(-_-;)

風邪などで医院に行き、喉を診た医者が「うわぁ、大きいねえ!」「うわぁ、くっ付いちゃってるよ!」などと驚く。子供心には称賛にも聞こえる。一度何も言わない医師がいて、ガッカリしたことを覚えています。


掌蹠膿疱症の骨関節炎は、この12年間で3回増悪しました。つまり4年に一度の大波が来る勘定で、同時性を鑑みると、あと一年でまた増悪期が来てもおかしくないのですが、果たしてそれがどうなるか?
今回の扁桃摘出手術が有効かどうかは長い目で見ないと分かりませんが、
手術前日に病院からもらったプリントにも「有効率 70〜80%」と書いてあります(写真下)
別のプリントには「掌蹠膿疱症性骨関節炎 有効率80〜90%」とはっきり書いてありました。(残念ながらそれは回収された。陰謀か?w)

医療機関によって母数が違うから、%の数字にも違いは出ますが、私がネットで調べた所でも、最低でも60%台から90%まで様々でした。このA大学病院も、それらの数字は共有しているということですね。エビデンスはあるのです。

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つばを飲み込むとまだまだ喉が痛いですが、固形のおかずも増え、退院の予定も決まりました。
それではまた。


(追加) 
*おかげさまで11月5日に無事退院しました。



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コメント

退院の決定おめでとうございます。
先天性の疾患の場合、カルマの法則を感じます。もちろん、疾患など、無いに越したことはないのですが、それが、大きく運命を変えることがあります。
治療可能な病気で良かったです。退院の決定おめでとうございます。

No title
退院の決定良かったですね。
何やら大変な人生を送られているようで、全快することを祈っています。
私も三年前、胸骨を立て切りして胸を開き、7センチの胸腺腫瘍と横隔膜神経を一本を取りました。その為、呼吸の違和感が残って、後遺症が少し出たりしています。
健康にこしたことありませんから、ご自愛くださいませ。
Re:退院おめでとうございます。
pisc さん、ありがとうございます。

退院したので、subjectを勝手に変えました。w

治療可能というか、自己免疫疾患ははっきり原因が解明されていないので、治療法は対症療法になりがちです。

サフォー症候群の一つでもあり、サンクチュアリの🟡イラックさんとほぼ同じ病気です。
増悪期の血沈の数値までほぼ同じだぁ。(91)
ただ彼女はメトトレキサートが効かなかったらしい?大変だぁ。

中には治ってしまう人もいるから、国の難病指定には入っていない。
補助金が出なくて残念なのか、希望があるのか……。
今は寛解期で、これが続くといいのですが。

確かに、生まれつきの病気ではないので、カルマの法則関係なく、治ってもいいはずですね。

No title
777さん、ありがとうございます。
おかげさまで無事退院できました。

大きな手術をしたのですね。

65(ロクゴ)ら辺の人も、手術適齢期のお年頃になっていますので、ぜひお気をつけください。
カルマの法則と新型コロナウィルス
欧米諸国と同じ様に、日本でもワクチン接種が進んでいますが、日本だけが感染者が激減しています。
これは、日本人の自然免疫のわずかな違いから、ウィルスが自滅するタイプに変異した為の様です。まさに、ご先祖様のおかげ、カルマの法則ですね。


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