入院してます。
祈祷室で祈られている?(病院妄想)
今、ある手術をして、某大学病院に入院しています。
よくある扁桃腺摘出の手術ですが、全身麻酔を受けたのはこれが初めての体験でした。
手術は無事終わり、今日は術後2日目、まだ喉の痛みや微熱が残っています。

術後1日めの朝食。液体ばかりで、トホホ…
今日の食事は三分粥で、少しはおかずも付き、おいしくなりました。
なぜ扁桃摘出の手術を受けたか
私には2つの病気があって、その2つともに、別の理由で、扁桃摘出すると、症状が改善する可能性があると言われていること。
医者に直接言われたわけではありません。ネット上の(病院の)情報からです。
2つともそれが標準治療にはなっていないようで、手術適応に話を持っていくまで結構大変でした。
一つは、「掌蹠膿疱症性骨関節炎」です。
最近では、「扁桃病巣感染症」の代表的疾患だとされているようです。
(扁桃病巣感染症とは:
症状のない扁桃の炎症が離れた臓器や器官に悪影響を及ぼす。扁桃の炎症により、体内の免疫細胞が異常活性化・暴走し、自分の骨や関節を攻撃する。これは強烈な痛みです)
12年前に罹り、これまで3回ほど骨関節炎が大増悪しました。
掌と踵に皮膚症状があったので、最初は皮膚科に通っていましたが、2ちゃんねるで、関節痛があるならリウマチ科に行くといいと知り、地域病院のリウマチ内科でメトトレキサート(リウマトレックス)を処方してもらっていました。
この薬は大変効くけれど、副作用(私の場合は胃のむかつきと倦怠感)も強いので、自分で少しずつ減薬していきました(医師には事後承諾)。
金属アレルギーや虫歯、歯周病の炎症なども遠因になるとのことで、歯医者に2年間通って全部治療しました。
それでか、症状は大分治まっているのですが、まだメトトレキサートは断薬できない状態です。(週2ミリ)
これだけでは、扁桃摘出手術を受けようとまでは決意できなかったのですが、
最近、睡眠時無呼吸症候群があることが判明しました。
これは肥大した扁桃腺が物理的に空気の通りを邪魔して症状が出ることがあるわけです。
しかし大人の場合、それが決定的な要因だとは言えず、100パーセント治るとはいえないので、扁桃摘出手術は勧めておりません、という、某大学病院の睡眠医療科の担当医師の説明でした。
睡眠時につけるCパップという器具(機械で空気を送り込む鼻マスク)を勧められ、一年近く使っています。これもとてもよく効き助かっていますが、多少取り扱いが面倒なのと、毎月受診しなければならず、器具のレンタル料は4、5千円/月を半永久的にです。電動器具に依存しすぎるのも怖い。
医師との折衝
そこから、毎月の診療時、睡眠医療の医師に、扁桃摘出を考えたい、扁桃病巣感染症と言われる掌蹠膿疱症性骨関節炎もあるので無呼吸症候群と合わせて、完治しないにしても少しでも改善したらいいと思っていると相談しました。
その先生はおとなしくて穏やかなので、それならと、提携している耳鼻科の医師の予約を取ってくれました。
その耳鼻科の医師が、あばれん坊タイプだったようで、予約時に行くと、
「一石二鳥だから手術したいとは何事だ〜。そんな安易なものではないんだぞ」
「一石二鳥たあ何だ」「無呼吸は手術しても治らないぞ」
「(診察して)確かに扁桃腺は大きいようだけど、特に高熱が出やすいわけでもなし」
「治るかどうか保証がないのに、わざわざ痛いめに合う必要はないだろう」
「特に、Cパップ装着で効果が出ているわけだから。もう一つの病気の方も今は薬で落ち着いているわけだから。する必要性があるとは思えんのだが」
と、受け付けてくれる気配が見えません。
睡眠科の医師からどのように伝わっているのか、反応が鈍いおとなしい医師だと思って「扁桃摘出一石二鳥じゃありませんか」なんて、わたし言って押したかな(笑)言ってないような気がするけど。
もしや、手術で治ってハイサイナラで、シーパップを使わなくなるとマズイのか?
シーパップのレンタル台数を何としても減らしたくないのでは?
病院全体でノルマでもあるのか?
後ろの祈祷室で、今月シーパップ3000台死守!とか言って涙で祈ってるのか?
と、つかぬことを思い、
「シーパップはとても気に入っています」
と、手術しても続けていきたい雰囲気を醸し出しました。
装着するとよく眠れるし、嘘ではないのです。
「シーパップは好きです」とも言いました。
「シーパップは永遠です!」と加えたかったのですが、ここはふざけないほうがいいと判断しました。
その後、少しは対応が柔らかくなったような、ならなかったような(笑)

CPAP(シーパップ)を装着して眠る女性。mainiti.jpよりお借り。
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20180927/med/00m/010/014000c
結局、
「その骨関節炎は扁桃手術をすると一時的に悪化することがある(すぐ治るがな)」
「B病院のリウマチ科の医師に承諾してもらって、扁桃手術が必要だとの診断書をもらってくるべき(無理だろ)」
ということになりました。私は、
「あのう、話がよくわからないのですが、これは手術はしないと断っているのですか?
それとも、本当にB病院から診断書をもらってきたら受け付けてくれる可能性もあるということですか?」
と聞きました。
医師は最初の質問には「いや…(そうではない)」
2番めの質問には「まあ…(そういうことだ)」と頷きました。
別病院(B病院とする)のリウマチ科の主治医は若い女性医師で、天然なアッパラパーな感じです。扁桃摘出の話など今まで一度も出たことはないけど言えば承諾してくれる可能性が高いと思い、3ヶ月後の予約が取ってあったので、少し考えてその時に話してみようと思いました。
私は「わかりました。ではリウマチ科の先生に話してみます」と言い、
「B病院にも耳鼻科があるので、話したらあちらの耳鼻科で手術してもらうということになるかもですねー。それでもいいんですかねー?」
とちょっと反撃して言ってみました。すると医師は、
「いや… あの病院の耳鼻科長を知ってるけど、すごく変人だよ。女性医師なんだが、ちょっと性格に難があるというかね」
「へ?」
「ヒステリーっちゅうのかなあ。いやあ、大変だったな、あの時は…。まあ会ってみるだけなら、いいかもしれないけど……」
と、あちらには手術をされたくない様子です。
やっぱり、みすみす患者を逃したくないという感じでしょうか。
悪い人ではなさそうですが。
「結局、あの先生の方が変人なんだよねえ」
と帰りに付き添いが申しておりました。
もっと、おもしろい話があるのですが、入院患者なので、今日はこの辺にしておきます。つづく。
(追加)
*おかげさまで11月5日に無事退院しました。
この北海道の病院は扁桃病巣感染症の扁桃摘出に積極的のようです。
https://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/oto/mame/mame2-3.html
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2021/10/31 (日) [日記・その他]
piscさん、おありがとうございます。
孫の世話のために、手術の日程を少し先延ばししたのですが、前々から決めていたことでした。
ブログ更新は、もう文鮮明逝去まで書いたので一区切りだと思っています。
しかしまだこのブログを書くことで学ぶことが残っているようで、きっぱり停止にすることもできません。
他のこともしながら、この先は気楽にやっていこうと思います。
孫の世話のために、手術の日程を少し先延ばししたのですが、前々から決めていたことでした。
ブログ更新は、もう文鮮明逝去まで書いたので一区切りだと思っています。
しかしまだこのブログを書くことで学ぶことが残っているようで、きっぱり停止にすることもできません。
他のこともしながら、この先は気楽にやっていこうと思います。
メイさん、ありがとうございます。
病気の種類は星の数ほどあると言いますが、治療法が定まっていない珍しい、難治性の病気に罹ると大変です。
今回手術をしてくれた耳鼻科医に思い入れを表明してくださり、ありがとうございます。思い入れもできるように書いたつもりです。
しかし医者の言いなりになる素直な患者だったら、あの時点で手術は諦めていたでしょうね。
病気の種類は星の数ほどあると言いますが、治療法が定まっていない珍しい、難治性の病気に罹ると大変です。
今回手術をしてくれた耳鼻科医に思い入れを表明してくださり、ありがとうございます。思い入れもできるように書いたつもりです。
しかし医者の言いなりになる素直な患者だったら、あの時点で手術は諦めていたでしょうね。
TJさん、ありがとうございます。
病気は思えば両方とも10年以上前からあったものなので。
積極的治療の一環として、計画的な手術入院なので。
最近龍明小説を書いたから文龍明の呪いってわけじゃないと思うぞ(笑。
ただ、十数年前から自己免疫的な病気になったのは、脱会者・元信者としての様々な苦悩が一部関係していたかもしれないとは思います。苦労の時期は、誰にもあるとは思いますが。
励まし、ありがとうございます。
病気は思えば両方とも10年以上前からあったものなので。
積極的治療の一環として、計画的な手術入院なので。
最近龍明小説を書いたから文龍明の呪いってわけじゃないと思うぞ(笑。
ただ、十数年前から自己免疫的な病気になったのは、脱会者・元信者としての様々な苦悩が一部関係していたかもしれないとは思います。苦労の時期は、誰にもあるとは思いますが。
励まし、ありがとうございます。
書き忘れましたが、記事中のシーパップ装着の人の写真が、人工呼吸器をつけた文鮮明さん入院中最期のあの写真を彷彿とさせる?
シーパップは酸素吸入でも人工呼吸器でもなく、ただ周りの空気を機器が集めて、陽圧で鼻に吹き込んで、気道を確保しやすくしているだけですから。
普通の人と同じ、周囲の空気を吸っているだけです。
逆説的ですが、死ぬまで(睡眠時に)シーパップが使えたら幸せなことです。人工呼吸器は必要なかったということですから。
人工呼吸器は辛そうだなあ。文鮮明さん。
シーパップは酸素吸入でも人工呼吸器でもなく、ただ周りの空気を機器が集めて、陽圧で鼻に吹き込んで、気道を確保しやすくしているだけですから。
普通の人と同じ、周囲の空気を吸っているだけです。
逆説的ですが、死ぬまで(睡眠時に)シーパップが使えたら幸せなことです。人工呼吸器は必要なかったということですから。
人工呼吸器は辛そうだなあ。文鮮明さん。
入院されてるのがA医大病院でしたらすぐ近くなのでお見舞いにいこうとしたのですが土日は正門が閉鎖され時間外玄関入口での手続きが必要でしたので諦めました。 私も睡眠時無呼吸症候群のためA赤十字病院で扁桃摘出手術をしましたがその後はとても快調です。 一日も早い回復をお祈りいたします。
ななかまどさん、
コメントありがとうございます。
記事中の「A大学病院」「B 病院」は、実際の病院名と関係なく、ただABC順にアルファベットを使っただけでしたが、
あややや、私が記事の末尾に
「この北海道の病院は扁桃病巣感染症の扁桃摘出に積極的のようです。
https://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/oto/mame/mame2-3.html」
と誤解を招きやすい書き方をしたので、ななかまどさんはこの病院(しかも旭川でズバリA)だと思ったのですね、たぶん。
それは失礼しました。
この旭川大学病院の耳鼻科のページは、ネットの検索で見て、扁桃摘出に積極的なようだから、ここなら手術をしてもらうのにあんなに大変な思いをしなくてもよさそうでいいなあと思ったので、資料として載せただけだったのでした。
私が入院していたのは関東の病院でした。おかげさまで退院できました。
>土日は正門が閉鎖され……
なんかお手数かけました。
そこにも入院していたかもしれませんねw
コロナ対策でお見舞い禁止だったかもしれませんが。
ななかまどさんも扁桃摘出手術をしたのですね。
普通は、大人の睡眠時無呼吸症候群では手術は勧めないと言われますが、やはりそちらの地域ではなぜか手術に積極的?不思議です。
その後快調とのこと、何よりです。
私はまだ少し傷の痛みが残っているので、これからでしょう。
コメントありがとうございます。
記事中の「A大学病院」「B 病院」は、実際の病院名と関係なく、ただABC順にアルファベットを使っただけでしたが、
あややや、私が記事の末尾に
「この北海道の病院は扁桃病巣感染症の扁桃摘出に積極的のようです。
https://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/oto/mame/mame2-3.html」
と誤解を招きやすい書き方をしたので、ななかまどさんはこの病院(しかも旭川でズバリA)だと思ったのですね、たぶん。
それは失礼しました。
この旭川大学病院の耳鼻科のページは、ネットの検索で見て、扁桃摘出に積極的なようだから、ここなら手術をしてもらうのにあんなに大変な思いをしなくてもよさそうでいいなあと思ったので、資料として載せただけだったのでした。
私が入院していたのは関東の病院でした。おかげさまで退院できました。
>土日は正門が閉鎖され……
なんかお手数かけました。
そこにも入院していたかもしれませんねw
コロナ対策でお見舞い禁止だったかもしれませんが。
ななかまどさんも扁桃摘出手術をしたのですね。
普通は、大人の睡眠時無呼吸症候群では手術は勧めないと言われますが、やはりそちらの地域ではなぜか手術に積極的?不思議です。
その後快調とのこと、何よりです。
私はまだ少し傷の痛みが残っているので、これからでしょう。
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