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20年間祈らなかったってホント?鶴子もビックリ!/10-7



文鮮明は、20年間祈らなかったと?

20年ぶりの祈祷再開に、鶴子夫人もビックリ!

あの「原理学生」(二世)が、逝去直後の文氏に出した手紙にて




   龍明小説10-7


二世の「文師への手紙」の内容は、ソ連が崩壊した後、90年代以降の、教会の虚構と仰々しい迷走ぶりを、皮肉とユーモアを用いてよく表していると思います。

たくさんの文氏の御言葉が引用されていますが、「全てオリジナルの韓国語と慎重に照合した」と末尾に注意書きで出ています。URLの英語原文を参考にしてください。

以下の日本語訳の中の御言葉引用の部分は 太字 にしました。
全体はとても長いので一部省略しました。

私が知らなかった御言葉で驚いたのは、「文氏は20年間祈っていなかった」という部分です。
他の部分は、大体は読んだり聞いたりしたことがあるものでしたが。
最後にそのことで感想を書きました。


訳文ここから


https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/37794772264/a-letter-to-rev-moon
親愛なる文牧師様へ。
2013年投稿。Sloe Gin

あなたは霊界に移られましたが、信者によれば、あなたは今や全知全能であるとのことですので、この手紙は直接あなたに届くと思います。

私自身は、何十年か前からあなたについて行き、あなたの祝福を受け、あなたが『原理講論』の445ページで約束してくれた共栄の社会で生きることを楽しみにしていました。
しかし、繁栄はあなたとあなたの家族だけが享受するものだと理解するのに時間がかかりました。
あなたは、
「私の子供たちが天宙の指導者としての地位を得ることだけが重要なのです」
とおっしゃっています。
もちろん、教会の指導者の中にも、そこそこの繁栄を享受している人がそれなりにいますが、ほとんどそれが「信者」であり続ける唯一の理由だと思います。


あなたが払い続けたという蕩減の条件を立てて、あなたが良いものを享受するのは当然だと私は思っています。
残念ながら、あなたの蕩減についてはいまだ不明ですが、私の知っている限りでは、あなたが労働をしたり、料理をしたり、自分の洗濯をしたり、旅行の手配をしたり、確定申告をしたり、個々のメンバーの世話や自分の子供の面倒すら見ているのを見たことがありません。
さて、手下の信者に命令を出したり、教会員に語ったりする以外に、あなたが言い続けていた蕩減とは何だったのでしょうか? ああ、それは祈祷だったのでしょうね。いや、そうではないと思いますよ。あなたはこう語っていますから。

「私はこの20年間、祈っていませんでした。お母様は私が再び祈り始めるのを見てとても驚いていましたが、私は天の父を導かなければならない時が来たことを知っていたのです」アメリカ 1999年

‘I haven’t prayed for the last twenty years. Mother was very surprised to see me start praying again, but I knew the time would come when I had to guide Heavenly Father.’ USA 1999

神様を導くために、また祈り始めたのですね、とても思いやりがあります。
祈祷で蕩減を払ったのではないとしたら、どうやっていたのですか?
断食ですか? 過剰労働のキッチンスタッフによるとそうではないようですね。
ああ!長時間の釣りですね? でもあなたは釣りが大好きで、他の釣り好きと同じように一日中釣りをしていても飽きませんでした。
では、メンバーへの長時間の講話はどうだろう? またもや、あなたは大喝采と忖度の拍手が伴うそれが大好きでした。
申し訳ありませんが、蕩減はどこにも見当たりません。


他にも理解しがたいことがあります。
それはマッチングと祝福に関するものです。
私はもともと、マッチングの過程で神があなたを通して働いていると信じさせられていましたが、ヨーロッパでは少なくとも2回、血の繋がる兄弟姉妹同士をマッチングさせていましたし、日本やアメリカでもそういうことがあったと聞きました。それは何が原因なのでしょうか? 
あなたはスピーチの中で、イエスは洗礼ヨハネの妹と結婚すべきだったと言っていましたね。
あなたによれば、洗礼ヨハネの妹はイエスの異母妹にあたるのですから、
あなたの天国ではそのような関係が許されるのかもしれませんね。

どちらにしても、実の兄弟姉妹であることを知らされてから、マッチングの組み合わせを変えたわけですが、神がそのことを知らなかったというのは不思議ではありませんか?


祝福されたカップルは、原罪のない子供を産むことになっていて、救世主とその花嫁の子孫であるあなたの子供は特に清いのですね。しかし、あなたの御言葉の中で、
「私は、この時が来ることを知っていました。私の子女の何人かが私から離れて行く時は、妾の子に頼るべきかもしれません」
という言葉を読みました。あなたは
「妾の子の方が(受胎の時に)情熱があるので、より優れているんだよ」
と言っていました。(韓国 1996年)

ここで、私は本当に不思議に思います。あなたの妾の子の方が結婚の子よりも優れているとしたら、祝福の理念はどこに行ってしまうのでしょうか?

少し考えてみましょう。アダムとエバが堕落したのは、婚外のセックス、つまり姦淫をしたからであり、そのために原罪が代々受け継がれていったのです。
そこで、再臨のメシアがこれを復帰するために、祝福結婚(子羊の結婚)を確立し、その結婚から原罪がない子供が生まれ、新しい血統を確立することで、地上に天の御国を作ることになっているのです。

では、妾の言い訳はどこから来るのでしょうか。
姦淫の罪を元に戻すためには、メシアは神のためにもう一度姦淫をしなければならないのでしょうか?
カインの罪を元に戻すためには、神のために誰かを殺害しなければならないのでしょうか?
他のすべての罪についてはどうでしょうか?
それはどこで終わるのでしょうか?

あなたがカジノで何時間も過ごすことで、ギャンブルを復帰しようとしていたことは知っています。
そうしないと、お金持ちが死んで霊界に行ったときに、彼らは上流階級の生活を楽しんだのにあなたはそうしなかったという理由で、あなたの前で恥ずかしい思いをするからです。
それであなたは贅沢なホテルに泊まり、高級車に乗り、自家用飛行機で移動したりしていましたが、すべてお金持ちのためのものであるということで、これもとても思いやりがありますね。

(略)

1999年8月8日にあなたが言ったことで、私は今とても混乱しています。

「再臨の主は財産を持っていない人だ」と。

しかし、1996年1月2日には、次のように自慢していました。
「きみたちは知らないかもしれないが、私はすでに小さな飛行機会社を持っていて、何機もの飛行機を持っています」
また、「モンテビデオには、南米で最大かつ最高のランドマーク・ホテルを建てた」


「世界一の金持ちになりたいという願望がある......」1997年12月1日

「ベンツの600シリーズを買おうと思えば買えるんだよ」 1997年2月13日


そして、清平の宮殿と麗水の近くの島にある真新しい宮殿は、もっぱら神が住むためのものなのだろう。あ、間違えました。忘れていましたが、あなたは「昼の神」、つまりこの世の神の化身になっておられたのですね。

あなたの発言の中には、私が納得できないものがたくさんあります。

「東洋人が仰向けに寝て神に向かい、神に抱きしめてもらうのに対し、西洋人は動物のように腹ばいになって下を向いて寝る。だからこそ、フリーセックスや同性愛の問題が西洋圏に多いのだ」。

このような知恵を再臨の主から受け取るために、世界は本当に2000年も待ったのだろうか。

「私は、3時間まばたきをしなかったことがあります。だから私は3という数に勝利した」

「お父様を愛さない女は完全な女ではない:何かが欠けているに違いないのだ」


鏡よ鏡、世界で一番妄想しているのは誰?


「だからこそ、未亡人や男やもめ、結婚しない人は哀れなのです。彼らは、愛に落ち着く場所がないので、ただ消えていくだけです。彼らには永遠の存在の基盤がないのです」。1999年2月7日



では、すべての僧侶や尼僧、戦争でなくなった若い未婚の兵士(あなたを救うために戦ったはずの朝鮮戦争でさえも)、歴史上で死んだすべての子供たち、これらの哀れな魂はすべて消えてしまい、霊的な世界には存在しないのでしょうか?

この世であれ、来世であれ、あなたの王国の概念は非常に冷たく、無慈悲なものであり、神の愛に満ちた親としての性質を全く反映していないように思えます。

「子孫のいない人は、来世で休む場所も遊ぶ場所もない」1999年2月4日

つまり、長い間資金集めをしていたために、結婚生活を始めるときには子供を持つには年を取りすぎていた教会の姉妹たちは、霊界では休むところも遊ぶところもないということですか?

整理すると、イエスもダライ・ラマも、歴史上の独身者で神や人類の向上のために誠実に人生を捧げた人たちも、ただ消えていくだけなのに、チンギス・ハーンのように、何百万人もの殺戮に責任がありながら、何百人もの子供を産ませた人は、地獄で刑期を終えた後、最終的には天国で永世できできるというのですか?
勘弁してくださいよ。


申し訳ありませんが、私はこの運動に重大な疑問を感じ始めています。

もう一つ、あなたの自慢の摂理の中で私が混乱したのは、あなたの数字の使い方です。
3億6千万組の祝福を受けた人々のほとんどは、自分が祝福されていることさえ知りません。

例えば、インドでは貯水池に聖なるワインの小袋が投げ込まれ、それを飲んだ人が祝福されたとカウントされました。
しかし、驚くべきことに、あなたはその後、新しく祝福されたカップルは全員、1万ドルの「総生蓄献金」をして、ブラジルのジャルジン・トレーニングセンターに修練会を受けに来るようにと発表しました。

1万ドルといえば、ほとんどのインド人が一生で見ることのできない金額であり、ブラジルへの航空券を買うのも無理なら祝福されたことも知らないことを考えると、3億6千万組のカップルがスーツケースいっぱいの現金を携えてジャルジンにやってくるというあなたの目論見は、控えめに言っても少し空想的なものだったのではないでしょうか。

(略)
清平の祖先解放は、私が混乱していることの一つです。
わずか数千人の会員がこの解放の儀式に参加した後、360億人の祖先が解放されたと発表されました。その後、3,600億以上の祖先が解放されたと言われました。
最も寛大な統計によれば、過去にこの惑星に住んでいたのは1,500億人程度だと言われていることを考えると、残りの2,100億人はどこから来たのか気になるところです。火星かな? 
これらの数字は象徴的なものに過ぎないのかもしれません。ただし、解怨献金に関しては別だというんですね(象徴的な数字ではない)。


疑問は捨てて、自分の持っているものを全部売り払って、そのお金で清平に行ってみようかな。そして、火星人や金星人の魂を解放するために献金したい。
清平の責任者は、霊界でもアパートを売っていると聞いています。
これは、不動産業界に悪徳業者が多いので、三途の川を渡ってから不動産屋を探す手間が省けるという点で、非常に便利でいいですね。

正気と良き笑いを求めて。

Sloe Gin

P.S. これらの御言葉引用はすべて、オリジナルの韓国語と慎重に照合しました。


[訳文ここまで]



文鮮明:「私はこの20年間、祈っていませんでした。お母様は私が再び祈り始めるのを見てとても驚いていましたが、私は天の父を導かなければならない時が来たことを知っていたのです」アメリカ 1999年

これは初めて知って驚きました。
「ほんとかな?ウソだろ」と思う人もいることでしょう(ワタシだが)

つまり1979年頃から99年までの20年間は祈っていなかったと?
確かにその期間は、アメリカや南米を舞台に、CIAと歩調を合わせて「汚い戦争」やクーデターを仕掛け、日本へ毎月100億円の献金を強要して、億万長者になった、カネと権力にまみれた時期でしたね。

たぶんその御言葉は本当でしょう。
parents.orgサイトのアーカイブに載っているはずです。

もちろん何か必要性があって、たとえば代表祈祷など、形式的に祈ったように見せたことはあったはずですが、細い目をジクジクとつぶっちゃって深刻な表情もわざとらしい。どうりで、そんな教組をまねて、外側(表面)の神に祈っても通じないはずだ。徒労、徒労。
“文先生は「祈る人」”という作られたイメージにやられていた。
思い当たる節はたくさんあります。

ま、現役さんならこう思うのでしょう。
「さすがお父様だ。何十年祈らなくてもちゃんと世界を見据えて行動できる完成したお方、その方がいざ祈るときは、神をも導く時なのだ。これこそはお父様、再臨主であーる」

20年間祈らなかった文教祖。
久々にやってくれるぜ、文龍明、超おもしろい。
(但し世間には通じない面白さで、残念でした〜)



「二世の文師への手紙」は、蕩減の解釈など、突っ込みどころはありそうですが、楽しく読ませていただきました。
その時(2013年)から疑問が深まり、いろいろ調べた結果、今年「幻滅した原理学生からの手紙」を投稿したということです。





参考


https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/37794772264/a-letter-to-rev-moon
「文師への手紙」


http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
「幻滅した原理学生からの手紙①」





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