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鬼気2:鶴子の弔辞•白マリアの悲劇?/9-7

『鬼気迫る 英国教会長夫妻の最晩年」からの続き



鬼気迫る2:
韓鶴子、故•英国教会長夫人を
“復帰されたエバ”として弔辞を送る。
白人代表、白マリアか?




   龍明小説9-7


寄付ページをクリックすると、もう少し詳しい事情が書かれてあった。

オルム夫妻が、あれだけ半生を投入した統一教会とはっきり決別したのは1990年代のこと。
当時夫は50代で妻は60代。教会の活動方針への疑義が募り、質問を続けていたら切られたというのが実状らしい。

その後、夫の故郷に帰ったが、いつしか妻はアルツハイマー病に罹っていた。夫は妻の面倒を見ながら、短時間でも働きに出ること10年以上? ついに仕事を続けるのが困難になり、家も手放した。

看病を続ける夫にも統合失調症の症状が出ていた。2人してフラフラとドーバー海峡を越えてフランスに入り、乗用車の中に寝泊りして辺りを彷徨った。

2人とも適切な判断ができず、時に訳が分からなくなって規制のある場所でもどんどん入って行ってしまう。知らずに国境を越え、ドイツの山間に紛れ込み、警察に止められ、彼らの住処のレンタカーは没収された。
そのような背景があって、「せめて路上で死なずに、きちんと埋葬をしてあげたい」という言葉が出てきていた。


(夢幻世界の彼方に精神を飛ばし、半分うわの空でヨーロッパ大陸を彷徨う白髪の老夫婦‥‥。シェイクスピア劇の現代版か? さすがイギリスだ‥‥)

いや違う。精神疾患が昂じると、現実の何気ない物事が悪意を持って迫り来る恐怖で、その場から逃げ回らざるを得ないという。本人は幻覚の対処におおわらわで、内心は「うわの空」とは正反対なのだ。

(カスタネットで歌い踊りながら、ユーラシア大陸を自由に放浪する情熱的なジプシーなども連想してしまう。)

カルメンかっ ロマンチックかっ
そんな昔のイメージ先行でどうする。
だーかーらー、現実、ロマ族(ジプシー)も大変なんだよ。

(最近、60代ホームレスの女性が移動しながら車中で生活する「ノマドランド」という映画を観た。主人公は定着するチャンスがあっても、納得できない社会生活より、思い出を抱えてノマドライフを続けることを選ぶんだね。)

だからそれとは状況が違うだろう。
まず映画の主人公はまだ健康だし、生活する車もオンボロとはいえ一応自前のワゴン車だ。オルム夫婦のレンタル乗用車とは違う。
それに映画で、山中の池にザブーンと飛び込み沐浴するシーン、あの一瞬見えたヌードの線が美しかっただろう? やはり彼女は女優さんだった。


現実は大変なんだよ、とっても大変なんだ‥‥



その2年後、2016年、夫氏の故郷の地方紙に以下のような記事が載った。


「ドリス・オルム、4月28日にイギリスで死去」


BEREAVED: 元「ムーニー」のデニス・オルムは、「最愛の」妻ドリスとその霊的なパイオニアとしての活動に敬意を表しています。


ムーニーとして広く知られている悪名高い宗教団体の創設者の妻が、亡き夫人を「復帰されたイブ」として追悼文を送っています。

ドリス・オルム氏は、結婚前の残酷な儀式やセックスの儀式、暴君のような元指導者の文鮮明師などで批判されている統一教会を開拓・組織し、世界中を旅していました。

オルム夫人とデニス・オルム氏は、教会の指導者である文師と公に対立した後、教会から離脱し、2014年にオルム氏の故郷であるベッドフォードに戻りました。

しかし、彼女は教会を離れた後も啓示を与え続けました。
「ムーンチャイルド」として受けた虐待の暴露記事を書いた娘のドナ・コリンズさんは、追悼の詩の中で母を「ジャンヌ・ダルク」と表現しました。

彼女はアルツハイマー病との長い闘病生活の後、ベッドフォード病院で亡くなりました。

4月28日に86歳で亡くなったオルム夫人は、1965年にイタリアで統一教会の宣教を開設し、その後、イギリス、カリフォルニア、ワシントンDCでの教会の運営と、国際ワン・ワールド十字軍(伝道部隊)の指揮を執りました。

統一教会は国際平和の推進に大きく関わってきましたが、会員を洗脳していると非難されたり、何千組ものカップルを集めて集団結婚式を行ったりしています。

初期の教会は、婚約したカップルがバットで殴り合い、結婚後は指導者である故文師の写真の前で3日間の性行為を行うという結婚式の儀式で批判されていました。

オルム夫人は、娘のドナ・コリンズさんと、自らをベッドフォード人と称する夫のデニスさん(77歳)を残してこの世を去りました。

オルム氏は次のように語っています。
「ドリスは素晴らしい女性でした。彼女は神の霊を内に秘めており、多くの人に影響を与えました。彼女は平和を求め、神を愛していました。」

デニスとドリスは24年前に文牧師の実践に公然と疑問を呈して教会を去ったが、教会は故オルム夫人に弔辞を送った。
その中で、「私たちの道はかなり大きく分かれた」としながらも、彼女を「霊的なパイオニア」「私たちの姉」と認め、哀悼の意を表しています。

オルム夫人は、1993年から2006年にかけて70の啓示を記した『神はドリスに語る』という本を出版しました。その中には、「剣によって生きるならば剣によって滅びる」というアメリカへの警告や、アメリカのイラクへの関与を批判する内容も含まれています。

ベッドフォードシャー•ニュース

https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/145422087978/doris-orme-died-april-28-in-uk




脱会したとはいえ、筋金入りのお二方でしょうから、何もいうことはありませんが、この記事を読む限り、あれからおそらくカンパも集まり、娘さん家族らが尽力し、再び故郷に戻られ、病院にもかかり、最後はなんとか通常の暮らしに戻れていたのではないでしょうか。
周りの方々はご苦労だったと思います。

家庭連合韓鶴子からも弔辞が送られたとか。
「ありがとう。だが足りない」「あるのは言葉とお粗末な額だけ」
「龍明小説9-4」で扱った古参二世MLPの手記の言葉がそのまま通用しそうです。


蛇足ですが、韓鶴子がオルム夫人に送ったという「復帰されたエバ」という言葉には驚きました。
「あなたは(復帰された)エバの使命がある」というのが、昔の文鮮明さんの常套口説き文句でした。婚外子サムエルを生んだ崔家の姉妹などがそれに引っかかりました。崔元福さんなど6マリアも「復帰されたエバ」だし、鶴子さん自身も広義では「復帰されたエバ」の範疇の代表格だと言われていたはずですが。

「復帰されたエバ」は文教祖と関係を持って復帰されるのであり、裏を返せば、原罪を持ったエバのことです。元から無原罪だという「独生女」との凄まじい霊格の格差を我今知った!(笑) というか、
自分を独生女とする鶴子氏が、相当な高所に自らを置き、故ドリス氏を鋭い角度で見下げながら「復帰されたエバ」と言ったことが感じられました。
鶴子氏の、私はその他大勢の夫の女たちとは全く違うのよ!という強烈にぶっ飛んだ特別意識(エゴによる)が直感されました。

それとも「復帰されたエバ」という言葉は、「(統一教会に入って)救われた女性」というただの一般的な意味合いで言った言葉なのでしょうか。
女性メンバーであれば誰にでも当てはまるような取り立てて意味のない言葉を、弔辞の中で、それも称号(戒名)でも与えるかのように言いますかね。鶴子氏はそんなおばかなことするのですかね。(「するんですよ」 あっそう。)

まあ以下も、私の穿ち過ぎかもしれませんが‥‥


信仰人格者らしき古参信者「カインの末裔」さんが、文教祖の実体的血統転換(女信者との性関係)について証言しています:
「神山さんが担当だったというのは事実で、6大陸、各人種は実体的にあったようですが、120カ国が達成されたかどうかは、私に話した複数の古参教会員も確認していません」

故ドリス氏にもそれがあったかどうかは、蛇足の蛇足、夫婦仲も良かったようですし、今となってはどうでもいいことでしょうが、白人種代表の白マリアだったのかな?など、鶴子氏の「復帰されたエバ」発言を知るまでは全く考えてみもしませんでした。
そうなると、文教祖がドナさんに言ったという「‥私がきみの本当のお父さんだから」って、しゃれにならない。(顔立ちからそれは100%ありえませんが)


(鶴子は知っている‥‥)

最後は、サスペンスでした。




おまけ:気分を直して











参考資料


http://seeksee.web.fc2.com/9.html
(一部引用)

~文鮮明氏の実態的血統転換について~

現役信者H氏のご質問
「もう一度、お聞きします。この内容は、ほんとうですか?」

∮・K氏の御答
≪神○さんが、担当だったというのは、事実で、6大陸、各人種は、
実体的にあったようですが、120カ国が、達成されたかどうかは、
私に話した複数の古参教会員も確認していません。

ただ、四大聖人の相対者とは、全てあったと色々な古参教会員から聞きました。
だからといって、メシアではないと断言はできないとも私は、
思っています。
ただ、777、6000、1800などは、象徴的にしかしていないと思います。

もしかしたら、代表家庭が、ある可能性も否定できませんが、
聞いたことないです。
日本、アメリカ、ドイツは、あったと聞いています。≫

♯・現役信者H氏のご質問
「また、その血統転換の内容は象徴的なことではなく、実体的なことですか?
要するに、文先生が120ヶ国、各人種の代表女性と肉体関係を持ったと
言う事でしょうか?」

∮・K氏の御答
≪ただ、古参の教会員が、ジャルジンの修練会で、

「私も、実体的血統転換をやってもいいのではないか」
と言ったところ、

「もし、おまえが、一度だけ関係を持っただけで、そのことを絶対に
他人に隠しておまえに完全に従順屈服してこれる女性12人を
作ることが、できる自信があるならやっても良い」

と答えたそうです。あとは、ご自分で解釈して下さい。≫

 





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コメント

独生女の根拠
龍明が洪順愛と作った子が韓鶴子ですからね
>繰り返しになりますが、そのような「真の母」が現れるためには、「復帰された母」の立場で協助する信仰の女性たち(金慶継忠母様、趙元模女史、洪順愛大母様等)が必要です。それらの女性は「アダムを堕落させた罪」を蕩減する女性としての使命を果たし、母子協助をしなければなりません。

龍明は実母と「母子協助」を遂げています。
龍明曰く「イエスはマリアと母子協助しなければならなかったが失敗して家を出た」(龍明 おれはそれに成功した。家庭は崩壊して姉と兄は気が狂ったよ。)
趙元模と洪順愛の母子は血分け教に夢中だったので2人ともおれが復帰してやった。そのころは趙元模も年増だがお婆ちゃんではなかったよ。そして洪順愛が独生女を産んだ。それを発見するまでの旅は苦難だったわ。
Re: 独生女の根拠
もももさん、コメントをありがとうございます。

そうかもしれないし、そうでないかもしれない……

母子共助もそのように信じて(解釈して)おられるということですね。それともそっち方向へ極めたノンフィクションノベルか?
(私の知らない客観的証拠があれば、教えてください)

まあどちらにしても、当時の朝鮮の霊的集団のマッチング結婚(指名子作り。血分け)による誕生のようですから、その特殊な部分社会においては、無原罪の子誕生というわけで、それが独生女の根拠なのかな。という具合。

もし、
>>龍明が洪順愛と作った子が韓鶴子ですからね
そうなら、統一教会的にも無原罪独生女の根拠になるのかもしれませんが…
一瞬はそう思えても、ますます包囲網が狭まるだけのような(笑。

母子共助(母子セックス)にしても同様で、今後の世界のあり方とは関係ないですね。


Re: 独生女の根拠
暗在さん、レスをありがとうございます。
本人が「成長してからも母親の布団に入って乳を吸っている子だった」なんて事を言っていましたし、母子協助、近親絶対理想的相対関係などということを持ち出すのは、それにおれは成功したと言いたいのでは? と推測しています。
近親相姦を匂わせて信じ切っている信者に王家のような高貴な血筋であることを擦り込ませたいだけとも考えられますが。
「大お母様」の証も思わせぶりですが…
「真の父母」ですが顔の輪郭など非常に似ているように思います。写真によってはそっくりです。


ReRe: 独生女の根拠
もももさん、コメントありがとうございます。

詳しいですね。
主に「ちゃぬの裏韓国日記」などからでしょうか。
それらは確定証拠ではないけれど、いろいろ考え、それぞれに推測するのがいいのでしょうね。

ちゃぬ日記にも頻繁に引用されている草創期食口「50代」氏の2ちゃんねる書き込みの中に、
「文氏は実の母親と母子共助しようと北へ渡ったが、それが叶わなかったので、代理として丁得恩(北のばあさん、仮名:朴雲女ウリョン)とやって、メシアにしてもらった」のような発言がありました。まあこれも1つの解釈・推測ですが。

近親相姦を具体的に描写するのは嫌なので(これが本音かな)、私はこちらを取っています。

参考:丁得恩:
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-109.html

以前書いた文韓鶴親子問題について
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
(もう読まれていたなら失礼します)

これも具体的に描写できないというか、させないでくれ、といったところ。シャレにならない(笑いがとれない)。

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