『脱会宣言した朴ボヒ、会員証を破り捨てる』からの続き
メシアの誇大妄想な世界征服:
勢いありそに見えた時代
先回は、
勝共に感動して63年に入教以来78年まで15年間熱心な信者だったという金明熙氏(430双)著の書籍『文鮮明と統一教会の正体』から、朴ボヒ氏の脱会表明事件を記事にしました。
その中にこのような表現がありました。
「統一教会のメンバーの努力と献身の成果である「リトル・エンジェルズ社」「教会員たちは、腹を空かせて汗を流してリトルエンジェルズを育てた。」
「メンバーの努力と献身」とは、主に金銭的援助やチケット売りなどでしょう(祈祷もか)
文鮮明自叙伝にも、
“伝道師は食事どきになると、ジャガイモをいくつか焼いて食べ、飢えをしの”ぎながら、1銭、2銭と節約した。そうやって集めたお金で、リトルエンジェルスを創設した。”
と、上手いこと書いてます。
一方、アメリカでは「韓国文化自由財団」を通して、一般の裕福な反共アメリカ人から莫大な寄付金が、リトルエンジェルス創設のために集まっていた事実、おそらくそのことは韓国の末端信者には知らされず、とにかく資金が全然足りない、これでは摂理がだめになるなどと発破をかけられていたのでしょう。
また当のアメリカでは、文教祖の豪邸購入のために、メンバーたちが強行スケジュールに疲弊しながらも街頭に立ちロウソクを売り続け、なんとか頭金の数千万円を作ったと記事に上げましたが、ちょうどその頃日本からは少なくとも7億円の献金が韓国へ送られていたそうです。
※ 余談ですが、海外逃亡した「大山のおとうさん」は、最初はハワイに潜み、最後はチャイナで見られたそうですが、途中、90年前後には米国シアトルの食口コミュニティの奥深くに潜んでおられたような気がします。前にも書きましたが、「これは大山のお父さんからよ、シーッ」と、直属のアベルから野生のマツタケをもらった、ような気がします。
記憶が曖昧ですが、そう思うとこの事件も近く感じられます。「さまよえるユダヤ人」のような不思議な伝説のようではないですか。
本題に戻って、日本の国会の議事録によると、1974年、埼玉県の狭山湖畔での大会で文教祖が言うことには、
『私はお金がないから、みなさんで人参茶を売りなさい。しかし、ただ売りなさいではなかなか売れないので、今日はひとりひとりに文書にして書いてもらう』
と誓約書を書かせたそうですが、「再臨メシアにはお金がない」なんて信者にプレッシャーをかけ、実は韓国では水沢里工場で製造した兵器を韓国軍に納入し、軍需産業で十分儲けていたはずなのです。
このように韓国でも、アメリカでも、日本でもその他でも、下の者には事実を隠し、常に重苦しい罪悪感を伴うプレッシャーを押しつけ、金銭や労働を絞り上げるのは、程度の差こそあれ定番となっております。
信者たちは、自身が貧しく、教会の現場も貧しいので、統一教会も貧しくて状況が厳しいのだろうと勝手に勘違いして、やってもやっても限りなく、報いなくいつまでも貢ぎ続けるが、実は結局、上の方で有り余る資金は摂理を理由に呆気なく無駄遣いされ、一部は韓国幹部たちに朴李にパクられ、一部は文家族名義で海外オフショア口座に天文学的数字が貯め込まれ、世のためになることなく流されてゆく、ことになったわけですが‥‥
ではなぜ不正な手段を使ってまで、バキュームカーのようにお金を吸い取ったのか?
書籍の表紙にはこのように記されています。

時代を感じさせる。
総攻撃は行われなかった(統班撃破しようとしたが腰砕け、全く不発に終わったようだ)。
だが、世界征服といおうか世界統治といおうか、その夢は確かに語っていた。
実際、時の権力と繋がった強引な政治活動や、軍需産業、水産業、外食・観光・自動車その他と学術・メディアまで含む巨大な複合企業体を形成しつつあって、アメリカでもその違法行為を問題視され嫌われたのだ。
ちなみに著者紹介欄によると、金明熙氏が賜わった密令とは、文教祖が訴えられた水沢里の土地事件と一和製薬脱税事件の解決を任されたことだ。
「金明熙は、文鮮明の機密案件を処理し解決する中で、腐敗、違法、不正、そして文と彼の宗教団体の巨大な悪の計画を発見した。金明熙は、教団と社会の将来に対する使命感を持って、是正に努めたが‥‥(結局脱会せざるを得なくなった)」教会に金銭的に嵌められ牢獄にも入ったとのこと。

表紙の裏には、スゴイみ言葉集が!
過剰な宗教的誇大妄想がある
文鮮明のみ言葉。
- 孔子、仏陀、イエスは私の部下です。(1975. 3. 15)
- いつの日か、私の言葉が法律とみなされるようになるだろう。(1971. 11. 26)
- 全世界を一人の支配者に服従させるべきである。(1976. 3. 2)
- 必要なのは十分な資金であり、そうすれば既成の教会は滅ぼすことができる。(1969. 12. 3)
- 統一教会は発展し、世界を征服するだろう。(1976. 2. 22)
(訳注:conquer:征服する、獲得する、勝利を得る)
- 統一教会を信じるか、逃げるか、死ぬかの3つのうち1つを選択しなければならない時が、もうすぐやってきます。私はその瞬間を作っているのです。(1972. 6. 25)
- すべての活動が綿密に計画されているからこそ、「こんなことになるとは思わなかった」と言える瞬間がやってくるのです。(1972. 9. 26)
- 世界の女性はすべて私のものです。(1972. 9. 25)
- 神は私が女性の愛を受けることにおいて最高の記録を達成することを許してくれた。(1977. 5. 3)
グングン飛ばしてる、文先生の恐ろしい言葉。
狂信者・盲信者にとっては、唯一希望のみ言。
70年代、80年代、組織内はこんな感じ一色でしたね。
そんな時代でした。冷戦時代、イケイケ、ドンドン!
その勢いに乗って南米で右派軍事革命もやっちゃいます。
一枚も二枚も噛んじゃいます。
できた政府はコカイン王が牛耳る拷問非道な政府でした。
都合が悪くなると、すぐサイナラと撤退するムーニーたち。
残された国は最貧国に。国民は前より不幸に。
とても無責任でした。
そのうち資料を提示します。
オール統一関係者諸君、
現実をちゃんと見て、
宗教的誇大妄想をなんとかしようか。
参考資料
書籍『The Identity of Sun Myung Moon and the Unification Church』
(「文鮮明と統一教会の正体」)
by Myung-hui Kim who was a 430 Blessed Couple: 金明熙(430双)著
published in Korea in March 1987, and again in November 1989.
https://tragedyofthesixmarys.com/identity-smm/
興味深い記事だと思われた方は
どれでもいいからクリック↓
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メシアの誇大妄想な世界征服:
勢いありそに見えた時代
先回は、
勝共に感動して63年に入教以来78年まで15年間熱心な信者だったという金明熙氏(430双)著の書籍『文鮮明と統一教会の正体』から、朴ボヒ氏の脱会表明事件を記事にしました。
その中にこのような表現がありました。
「統一教会のメンバーの努力と献身の成果である「リトル・エンジェルズ社」「教会員たちは、腹を空かせて汗を流してリトルエンジェルズを育てた。」
「メンバーの努力と献身」とは、主に金銭的援助やチケット売りなどでしょう(祈祷もか)
文鮮明自叙伝にも、
“伝道師は食事どきになると、ジャガイモをいくつか焼いて食べ、飢えをしの”ぎながら、1銭、2銭と節約した。そうやって集めたお金で、リトルエンジェルスを創設した。”
と、上手いこと書いてます。
一方、アメリカでは「韓国文化自由財団」を通して、一般の裕福な反共アメリカ人から莫大な寄付金が、リトルエンジェルス創設のために集まっていた事実、おそらくそのことは韓国の末端信者には知らされず、とにかく資金が全然足りない、これでは摂理がだめになるなどと発破をかけられていたのでしょう。
また当のアメリカでは、文教祖の豪邸購入のために、メンバーたちが強行スケジュールに疲弊しながらも街頭に立ちロウソクを売り続け、なんとか頭金の数千万円を作ったと記事に上げましたが、ちょうどその頃日本からは少なくとも7億円の献金が韓国へ送られていたそうです。
<統一教会年表wikiより>
1972年11月22日:
教団関連企業、「世界のしあわせ」(後のハッピーワールド)」の営業部長でキャラバン隊のボス的存在であった曹又億萬(ソウマタオクマン、日本名は大山高誉、43双 2005年 8月 12日死去)に
1971年8月27日から1972年5月27日にかけて、教団の幹部3名と共謀し、小切手2億3千万円を韓国へ不法に持ち出した外為法違反容疑で逮捕状が出る。
海外逃亡したため国際指名手配となる。
兵庫県警は総額で6億9,414万円を捜査の対象にしていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/世界基督教統一神霊協会の年表
1972年11月22日:
教団関連企業、「世界のしあわせ」(後のハッピーワールド)」の営業部長でキャラバン隊のボス的存在であった曹又億萬(ソウマタオクマン、日本名は大山高誉、43双 2005年 8月 12日死去)に
1971年8月27日から1972年5月27日にかけて、教団の幹部3名と共謀し、小切手2億3千万円を韓国へ不法に持ち出した外為法違反容疑で逮捕状が出る。
海外逃亡したため国際指名手配となる。
兵庫県警は総額で6億9,414万円を捜査の対象にしていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/世界基督教統一神霊協会の年表
※ 余談ですが、海外逃亡した「大山のおとうさん」は、最初はハワイに潜み、最後はチャイナで見られたそうですが、途中、90年前後には米国シアトルの食口コミュニティの奥深くに潜んでおられたような気がします。前にも書きましたが、「これは大山のお父さんからよ、シーッ」と、直属のアベルから野生のマツタケをもらった、ような気がします。
記憶が曖昧ですが、そう思うとこの事件も近く感じられます。「さまよえるユダヤ人」のような不思議な伝説のようではないですか。
本題に戻って、日本の国会の議事録によると、1974年、埼玉県の狭山湖畔での大会で文教祖が言うことには、
『私はお金がないから、みなさんで人参茶を売りなさい。しかし、ただ売りなさいではなかなか売れないので、今日はひとりひとりに文書にして書いてもらう』
と誓約書を書かせたそうですが、「再臨メシアにはお金がない」なんて信者にプレッシャーをかけ、実は韓国では水沢里工場で製造した兵器を韓国軍に納入し、軍需産業で十分儲けていたはずなのです。
<同wiki年表より>
1974年5月9日 :
埼玉県の狭山湖畔で大会が開かれ、全国から7、8千人の信者が集まる。
文鮮明は自分にはお金がないから、みんなで高麗人参茶を売るようにと信者に指示し、5月から8月にかけての90日間で、400箱売るという“誓約書”を書かせる。
1974年5月9日 :
埼玉県の狭山湖畔で大会が開かれ、全国から7、8千人の信者が集まる。
文鮮明は自分にはお金がないから、みんなで高麗人参茶を売るようにと信者に指示し、5月から8月にかけての90日間で、400箱売るという“誓約書”を書かせる。
このように韓国でも、アメリカでも、日本でもその他でも、下の者には事実を隠し、常に重苦しい罪悪感を伴うプレッシャーを押しつけ、金銭や労働を絞り上げるのは、程度の差こそあれ定番となっております。
信者たちは、自身が貧しく、教会の現場も貧しいので、統一教会も貧しくて状況が厳しいのだろうと勝手に勘違いして、やってもやっても限りなく、報いなくいつまでも貢ぎ続けるが、実は結局、上の方で有り余る資金は摂理を理由に呆気なく無駄遣いされ、一部は韓国幹部たちに朴李にパクられ、一部は文家族名義で海外オフショア口座に天文学的数字が貯め込まれ、世のためになることなく流されてゆく、ことになったわけですが‥‥
ではなぜ不正な手段を使ってまで、バキュームカーのようにお金を吸い取ったのか?
書籍の表紙にはこのように記されています。

表紙のカバー:
金明熙が明かす、文鮮明の恐るべき実態。
金氏はかつて統一教会の熱心な信者であり、文氏の密令を遂行していた!!
文氏の世界征服の夢は狂人の夢である。
文鮮明の影響力が癌のように世界中に広がっていくのを見てください。
彼の邪悪な計画は、ヒトラーや金日成の計画よりも悪い。
やがて文氏は、この国(韓国)の政治的権力を手に入れるために、自分の持っているものをすべて動員して総攻撃を行うだろう。
金明熙が明かす、文鮮明の恐るべき実態。
金氏はかつて統一教会の熱心な信者であり、文氏の密令を遂行していた!!
文氏の世界征服の夢は狂人の夢である。
文鮮明の影響力が癌のように世界中に広がっていくのを見てください。
彼の邪悪な計画は、ヒトラーや金日成の計画よりも悪い。
やがて文氏は、この国(韓国)の政治的権力を手に入れるために、自分の持っているものをすべて動員して総攻撃を行うだろう。
時代を感じさせる。
総攻撃は行われなかった(統班撃破しようとしたが腰砕け、全く不発に終わったようだ)。
だが、世界征服といおうか世界統治といおうか、その夢は確かに語っていた。
実際、時の権力と繋がった強引な政治活動や、軍需産業、水産業、外食・観光・自動車その他と学術・メディアまで含む巨大な複合企業体を形成しつつあって、アメリカでもその違法行為を問題視され嫌われたのだ。
ちなみに著者紹介欄によると、金明熙氏が賜わった密令とは、文教祖が訴えられた水沢里の土地事件と一和製薬脱税事件の解決を任されたことだ。
「金明熙は、文鮮明の機密案件を処理し解決する中で、腐敗、違法、不正、そして文と彼の宗教団体の巨大な悪の計画を発見した。金明熙は、教団と社会の将来に対する使命感を持って、是正に努めたが‥‥(結局脱会せざるを得なくなった)」教会に金銭的に嵌められ牢獄にも入ったとのこと。

表紙の裏には、スゴイみ言葉集が!
過剰な宗教的誇大妄想がある
文鮮明のみ言葉。
- 孔子、仏陀、イエスは私の部下です。(1975. 3. 15)
- いつの日か、私の言葉が法律とみなされるようになるだろう。(1971. 11. 26)
- 全世界を一人の支配者に服従させるべきである。(1976. 3. 2)
- 必要なのは十分な資金であり、そうすれば既成の教会は滅ぼすことができる。(1969. 12. 3)
- 統一教会は発展し、世界を征服するだろう。(1976. 2. 22)
(訳注:conquer:征服する、獲得する、勝利を得る)
- 統一教会を信じるか、逃げるか、死ぬかの3つのうち1つを選択しなければならない時が、もうすぐやってきます。私はその瞬間を作っているのです。(1972. 6. 25)
- すべての活動が綿密に計画されているからこそ、「こんなことになるとは思わなかった」と言える瞬間がやってくるのです。(1972. 9. 26)
- 世界の女性はすべて私のものです。(1972. 9. 25)
- 神は私が女性の愛を受けることにおいて最高の記録を達成することを許してくれた。(1977. 5. 3)
グングン飛ばしてる、文先生の恐ろしい言葉。
狂信者・盲信者にとっては、唯一希望のみ言。
70年代、80年代、組織内はこんな感じ一色でしたね。
そんな時代でした。冷戦時代、イケイケ、ドンドン!
その勢いに乗って南米で右派軍事革命もやっちゃいます。
一枚も二枚も噛んじゃいます。
できた政府はコカイン王が牛耳る拷問非道な政府でした。
都合が悪くなると、すぐサイナラと撤退するムーニーたち。
残された国は最貧国に。国民は前より不幸に。
とても無責任でした。
そのうち資料を提示します。
オール統一関係者諸君、
現実をちゃんと見て、
宗教的誇大妄想をなんとかしようか。
参考資料
書籍『The Identity of Sun Myung Moon and the Unification Church』
(「文鮮明と統一教会の正体」)
by Myung-hui Kim who was a 430 Blessed Couple: 金明熙(430双)著
published in Korea in March 1987, and again in November 1989.
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