『大勢の僕と金が必要な世界摂理?』からの続き
原理信者の自己犠牲で
豪邸を手に入れた文鮮明
—-ベルヴェディア、イーストガーデン購入
龍明小説8-3
1971年の暮れにアメリカに定住してからは、文鮮明自身が主導権を握り直接影響力を及ぼすようになった。(前回より)
(さて、そろそろここでも自分の家を持つべきだ、それもとびきりのやつを。)
10年前、金局長の訪米に隠密同行した時に知遇を得ていたロックフェラーから、知人が所有するいい家があると仲介の連絡があった。
ニューヨーク郊外タリータウンにあるベルヴェディアと呼ばれる広大な敷地、部屋数25の素晴らしい邸宅で、所有者は世紀初頭のウィスキー醸造王、価格は80万ドル(約2億5千万円)にまけてくれると言う。
デヴィッド・ロックフェラー自身も同じ郡内に豪邸を所有する隣人である。
(この位の館の1軒や2軒持ってないと、要人に相手にされんわ。日本の笹川は「自分は世界で一番 金持ちのファシストだ」と豪語したが、わしはその上をいきたい。)
アメリカ統一教会が、まず20万ドル以上の頭金を調達することになった。
最初の大規模な資金調達活動である。
どのようにして資金を集めるか、会議が開かれた。
最初は、ユースクラブや慈善団体などが資金調達の手段としてよく利用する“富くじ”販売をしたが、2ヶ月やってもほとんど金が集まらなかった。
そこで全米教会長のサローネンは、メリーランド州アッパーマルボロ教会で前年から稼働していたローソクの製造販売に白羽の矢を立てた。
「40日条件路程」と呼ばれる厳しい短期集中路程が始まった。
24時間体制のロウソク工場で、1日に4千本前後のロウソクを作った。
それを全国の教会センターに送り、全米の街頭で人々に原価の5倍で売りつけた。
最終的には、頭金に相当する金額を稼ぎ出すことができた。
この資金は、若者たちが1日16時間、食事は連日ピーナツバターとジャムのサンドイッチにチキンスープで我慢しながら、空港や街角でロウソクや花を売って集めたもので、文鮮明のための自己犠牲だった。
アッパーマルボロの工場では、24時間体制で40日間働き、20万本のロウソクを生産した。
この間、財務記録を残さず、税金も払わなかった。統一教会は非営利で非課税の宗教団体として法人化されていたからである。
こうしてベルヴェディアの不動産が購入されたとき、
龍明は勝ち誇ったように、
「これは天が与えてくれたものだ」と言った。
この発言を知った者はいい気持ちがしなかったが、幸いなことに、舗道で足を棒にしてロウソクを売った下っ端メンバーにはそのニュースは伝わらなかった。
この事業は、文教祖の経済活動を象徴するようなものだと言える。
ポイントは、信者たちが労働力を無償提供したことであり、それも24時間体制で行ったことである。
そしてそれが後々何度も繰り返された。
このような状況では、突拍子もないような金額が集まる。
税金や諸経費がほとんどかからない狂信的な信者の大軍は、単純な路上販売や訪問販売の継続で、途轍もない金額を稼ぎ出すことができる。
教会センターのドライバーが、路上販売で得た何トンもの小銭を積んだままの車で、急いで工場にロウソクを買い付けに来たこともあった。
少しずつ利益が積み重なって、アッパーマールボロ工場の2年間の売り上げは、200万ドル(6億円)近くになった。
日本やヨーロッパでも同じようなことが行われていた。
特に日本の資金調達のノルマは桁外れで、それが恒常化し、信者たちの犠牲と疲弊は高じていった。
(資料末尾)
龍明は、ベルヴェディア購入から一年もたたないうちに、近隣にもう一軒 豪邸を購入した。
ハドソン川バレーの木々に囲まれた18エーカー(約2万2千坪)の所有地に散在する贅沢な家屋群。敷地にボーリング場が完備され、キッチンには6台のピザ・オーブン設備があり、庭には滝が流れていた。
彼はそこを“イーストガーデン”と名付け、韓国から呼び寄せた妻と子供たち(と大勢の召使い信者)を住まわせた。
質素ななりのまま要人と交流した徳の高い宗教者は同時代に何人もいたが、龍明はその後も同様のやり口で、高価なビル群や土地、会社群を購入し続け、億万長者になって、金と反共で影響力を買い、CIAやロックフェラー等、金持ち仲間と交流し続けた。
ヤッホー!(ベルヴェディア敷地にて文鮮明)

【参考資料】
『Moonstruck: A memoir of my life in a cult』
by Allen Tate Wood
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/49364615910/belvedere-purchased-october-1972
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/629704489101918208/the-down-payment-on-belvedere-was-made-moon
https://newrepublic.com/article/115512/unification-church-profile-fall-house-moon
ニューリパブリック誌「文家の崩壊」
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12120357490.html
■統一教会が組織的に信者を奴隷のように酷使して、訪問販売等をさせていた証拠のみ言葉
『では日本の食口(信者)はというと、日本の食口(信者)はどのようになりましたか?
先生を好きだと言ってついて来て、好き(良い)と言ってひっかかって、最近はファンドレイジング(万物復帰=経済活動)をやっています。
あなたたち統一教会のファンドレイジング(万物復帰=経済活動)が何なのかわかりますか?
商売をするのです、商売をするということ。商売するにはどうするのかというと、小型トラックを買って路地ごとに(町中をくまなく)回りながら売るのです。移動市場です。
睡眠もそんなに多く寝るのではなく、1時間、2時間寝るのです。 深夜1時、2時まで売って、その後は(全部)売ってしまったので次の日の朝は売るものがないのです。そして運転手が買ってきて、百マイル、二百マイル離れたところ(別の任地)を探して..。それで2時間、3時間走って、新しいところを探して朝まで...。
そしてまた朝早くから夜遅くまで目を開いて生活するのです。こんなことやっているのです。わかりましたか?』
(御言選集112巻「祝福家庭の子女たちが行くべき道」1981年4月12日 韓国・漢南洞公館)
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12034784737.html
文教祖、CIAとの関係を語る
『現在、帝国調査室(※日本の諜報機関)では、そうですよね?
オウム真理教とひっくるめて統一教会を消そうと考えていますが、根を抜いてみると終わりがないのです。うわぁ、うわぁ、うわぁー...! 彼ら(日本)の力で消化することができないということを知って放棄したという報告を先生は受けました。アメリカCIA(中央情報局)からです。
日本はそのようなことを知りません。アメリカCIAを通して、日本政府が何をしているかよく知っているのです。』
(「文鮮明先生み言葉選集」437巻より)
https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/617292338667077632/rockefellers-were-sponsoring-sun-myung-moon
ロックフェラーとの関係
文鮮明は自分の教会のためにロックフェラー家の支援を受けていた。
デイビッド・ロックフェラーは、1974年にベルヴェデーレ邸の購入を仲介していた。売主はロックフェラーの友人であるサミュエル・ブロンフマンで、ウイスキー蒸留所のオーナーだった。(サミュエル・ブロンフマンの孫娘であるクレア・ブロンフマンは、セックス・カルトを設立し、2019年にニューヨークで有罪判決を受けている)。
デヴィッド・ロックフェラー自身は、ウェストチェスター郡の彼の不動産に、文鮮明の隣人として住んでいた。
バリータウンにあるUTS神学校については、文鮮明がロックフェラー家から買い取った。ジョン・D・ロックフェラーは1929年にバリータウンの地所を購入していた。
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豪邸を手に入れた文鮮明
—-ベルヴェディア、イーストガーデン購入
龍明小説8-3
1971年の暮れにアメリカに定住してからは、文鮮明自身が主導権を握り直接影響力を及ぼすようになった。(前回より)
(さて、そろそろここでも自分の家を持つべきだ、それもとびきりのやつを。)
10年前、金局長の訪米に隠密同行した時に知遇を得ていたロックフェラーから、知人が所有するいい家があると仲介の連絡があった。
ニューヨーク郊外タリータウンにあるベルヴェディアと呼ばれる広大な敷地、部屋数25の素晴らしい邸宅で、所有者は世紀初頭のウィスキー醸造王、価格は80万ドル(約2億5千万円)にまけてくれると言う。
デヴィッド・ロックフェラー自身も同じ郡内に豪邸を所有する隣人である。
(この位の館の1軒や2軒持ってないと、要人に相手にされんわ。日本の笹川は「自分は世界で一番 金持ちのファシストだ」と豪語したが、わしはその上をいきたい。)
アメリカ統一教会が、まず20万ドル以上の頭金を調達することになった。
最初の大規模な資金調達活動である。
どのようにして資金を集めるか、会議が開かれた。
最初は、ユースクラブや慈善団体などが資金調達の手段としてよく利用する“富くじ”販売をしたが、2ヶ月やってもほとんど金が集まらなかった。
そこで全米教会長のサローネンは、メリーランド州アッパーマルボロ教会で前年から稼働していたローソクの製造販売に白羽の矢を立てた。
「40日条件路程」と呼ばれる厳しい短期集中路程が始まった。
24時間体制のロウソク工場で、1日に4千本前後のロウソクを作った。
それを全国の教会センターに送り、全米の街頭で人々に原価の5倍で売りつけた。
最終的には、頭金に相当する金額を稼ぎ出すことができた。
この資金は、若者たちが1日16時間、食事は連日ピーナツバターとジャムのサンドイッチにチキンスープで我慢しながら、空港や街角でロウソクや花を売って集めたもので、文鮮明のための自己犠牲だった。
アッパーマルボロの工場では、24時間体制で40日間働き、20万本のロウソクを生産した。
この間、財務記録を残さず、税金も払わなかった。統一教会は非営利で非課税の宗教団体として法人化されていたからである。
こうしてベルヴェディアの不動産が購入されたとき、
龍明は勝ち誇ったように、
「これは天が与えてくれたものだ」と言った。
この発言を知った者はいい気持ちがしなかったが、幸いなことに、舗道で足を棒にしてロウソクを売った下っ端メンバーにはそのニュースは伝わらなかった。
この事業は、文教祖の経済活動を象徴するようなものだと言える。
ポイントは、信者たちが労働力を無償提供したことであり、それも24時間体制で行ったことである。
そしてそれが後々何度も繰り返された。
このような状況では、突拍子もないような金額が集まる。
税金や諸経費がほとんどかからない狂信的な信者の大軍は、単純な路上販売や訪問販売の継続で、途轍もない金額を稼ぎ出すことができる。
教会センターのドライバーが、路上販売で得た何トンもの小銭を積んだままの車で、急いで工場にロウソクを買い付けに来たこともあった。
少しずつ利益が積み重なって、アッパーマールボロ工場の2年間の売り上げは、200万ドル(6億円)近くになった。
日本やヨーロッパでも同じようなことが行われていた。
特に日本の資金調達のノルマは桁外れで、それが恒常化し、信者たちの犠牲と疲弊は高じていった。
(資料末尾)
龍明は、ベルヴェディア購入から一年もたたないうちに、近隣にもう一軒 豪邸を購入した。
ハドソン川バレーの木々に囲まれた18エーカー(約2万2千坪)の所有地に散在する贅沢な家屋群。敷地にボーリング場が完備され、キッチンには6台のピザ・オーブン設備があり、庭には滝が流れていた。
彼はそこを“イーストガーデン”と名付け、韓国から呼び寄せた妻と子供たち(と大勢の召使い信者)を住まわせた。
質素ななりのまま要人と交流した徳の高い宗教者は同時代に何人もいたが、龍明はその後も同様のやり口で、高価なビル群や土地、会社群を購入し続け、億万長者になって、金と反共で影響力を買い、CIAやロックフェラー等、金持ち仲間と交流し続けた。
ヤッホー!(ベルヴェディア敷地にて文鮮明)

【参考資料】
『Moonstruck: A memoir of my life in a cult』
by Allen Tate Wood
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/49364615910/belvedere-purchased-october-1972
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/629704489101918208/the-down-payment-on-belvedere-was-made-moon
https://newrepublic.com/article/115512/unification-church-profile-fall-house-moon
ニューリパブリック誌「文家の崩壊」
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12120357490.html
■統一教会が組織的に信者を奴隷のように酷使して、訪問販売等をさせていた証拠のみ言葉
『では日本の食口(信者)はというと、日本の食口(信者)はどのようになりましたか?
先生を好きだと言ってついて来て、好き(良い)と言ってひっかかって、最近はファンドレイジング(万物復帰=経済活動)をやっています。
あなたたち統一教会のファンドレイジング(万物復帰=経済活動)が何なのかわかりますか?
商売をするのです、商売をするということ。商売するにはどうするのかというと、小型トラックを買って路地ごとに(町中をくまなく)回りながら売るのです。移動市場です。
睡眠もそんなに多く寝るのではなく、1時間、2時間寝るのです。 深夜1時、2時まで売って、その後は(全部)売ってしまったので次の日の朝は売るものがないのです。そして運転手が買ってきて、百マイル、二百マイル離れたところ(別の任地)を探して..。それで2時間、3時間走って、新しいところを探して朝まで...。
そしてまた朝早くから夜遅くまで目を開いて生活するのです。こんなことやっているのです。わかりましたか?』
(御言選集112巻「祝福家庭の子女たちが行くべき道」1981年4月12日 韓国・漢南洞公館)
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12034784737.html
文教祖、CIAとの関係を語る
『現在、帝国調査室(※日本の諜報機関)では、そうですよね?
オウム真理教とひっくるめて統一教会を消そうと考えていますが、根を抜いてみると終わりがないのです。うわぁ、うわぁ、うわぁー...! 彼ら(日本)の力で消化することができないということを知って放棄したという報告を先生は受けました。アメリカCIA(中央情報局)からです。
日本はそのようなことを知りません。アメリカCIAを通して、日本政府が何をしているかよく知っているのです。』
(「文鮮明先生み言葉選集」437巻より)
https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/617292338667077632/rockefellers-were-sponsoring-sun-myung-moon
ロックフェラーとの関係
文鮮明は自分の教会のためにロックフェラー家の支援を受けていた。
デイビッド・ロックフェラーは、1974年にベルヴェデーレ邸の購入を仲介していた。売主はロックフェラーの友人であるサミュエル・ブロンフマンで、ウイスキー蒸留所のオーナーだった。(サミュエル・ブロンフマンの孫娘であるクレア・ブロンフマンは、セックス・カルトを設立し、2019年にニューヨークで有罪判決を受けている)。
デヴィッド・ロックフェラー自身は、ウェストチェスター郡の彼の不動産に、文鮮明の隣人として住んでいた。
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2021/04/28 (水) [龍明小説8&9]
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