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おれのラケル 崔淳華と重婚!の摂理/7-7

「KCIAの介入で成功?全米が泣いた摂理/7-6」からの続きです



   おれのラケル
     崔淳華と重婚!
          の摂理



ーー武器事業と反共活動の羽振りはいいが、教団はさっぱり。
  文教祖は考え込んでしまった。




   龍明小説7-7



文龍明は、1960年に韓鶴子という17歳の娘と聖婚式を挙げ、そこから次々と子供が生まれてきた。
並行して男女の弟子たちを、3組、33組、72組、124組と次々組み合わせて挙式していき、教会の基盤とした。
世間では “統一教会の集団結婚式” として噂になり、奇異な目で見られた。
以前とは打って変わって、体裁を整え神の純潔家庭をアピールしたが、相変わらず教団の評判は悪く、人気はどうにもパッとしなかった。


一方、61年韓国軍事クーデター後、初代KCIA長官・金ジョンピル氏の覚えめでたく、統一協会は財団法人として国の認可が下り、国軍に卸すための銃器の製造、これも税制優遇措置を伴う国防契約が得られ、工場を本格稼働させることができた。

事業組織は、鋭和空気銃を発明した劉孝敏を名ばかりの組立課長という下っ端にしてこき使い、信者でもない文一族の血縁の親戚たちを幹部に据えた。空気銃の特許は文龍明の名義で取得し、事業としては羽振りがよかった。

新政府の政策を鑑みた文教祖は「反共をやらなければならない」と語り、医師信者の李相憲に反共理論の本を書くよう指示した。
そして各村や町内に「反共団」という名のグループを作り、徹底した反共の啓蒙活動を広めようとした。

アメリカでは、朴ポヒが文化自由財団を作りシャカリキになっているし、何人も失敗し長らく厳しかった日本宣教は、金ジョンピルを通じてようやく右翼の大物と繋がり、なんとか突破口が見えてきたところだ。


だが人々は、思うように彼を再臨のメシアとは認めてくれない。
(歴史の祈願である聖婚式を挙げれば、天が開け、世界は大騒ぎになり、私ら夫婦を人類の真の父母として奉って平伏してくると思ったんだが。
やっぱり母子家庭で貧乏人、無学な小娘との結婚じゃダメかいのう。あいつ、赤ん坊だけはぽこぽこ産みよるが、第一子が女だった時は失望したぞ。原理ではあり得ないことなんだが、)
といつものように責任転嫁した。

そしてまたいつものように、ユダヤ神話の族長ヤコブの勝利の物語を思い、自分の人生になぞらえた。

ヤコブはレアとラケルという2人姉妹と結婚後、それぞれの側女との間にも子をもうけ、全部で12人の息子を成し、知恵を使い嫁実家から財産を奪って、イスラエル選民の祖となった伝説の人物である。

(俺のレア、崔淳実に逃げられたのは痛かったなあ)
その崔家は、ますます振興財閥として実業界でのし上がってきている。
淳実の妹の崔淳華とは聖婚後も定期的に会い、関係は続いている。

(おれのラケル、淳華はおれにゾッコンのはずだが‥‥この前アメリカに留学したいと言ってきた。
引き留めたが、決意は固く、「奥さんの鶴子さんと幼子たちに平安がありますように」などと言う。
身を引くつもりなのか? そうはさせんぞ)


淳華の父親の崔氏は実業家で、財界だけでなく政界にも太いパイプを持っている。
統一教会だって何もなかった以前とは違うが、金ジョンピルだけに頼るのは危険だ。
崔氏の富とコネに繋がる可能性をみすみす手放すのはいかにも惜しい。

まてよ、と龍明は考えた。
鶴子はレアの淳実の代わりに結婚したのだから、いくら若くてもこれは元々レア格だ。
そろそろ元の計画通り、わが愛するラケルの方と結婚する時が来た。

龍明はいつもの逢瀬の時、淳華にこう言った。
「淳華、アメリカに発つ前に聖婚式を挙げよう。
それが我々に与えられた神の使命だというんだね」

龍明はラケル崔淳華を失わないために、1964年、彼女の出立直前のある深夜、ソウル青坡洞教会の本部にて、内密に教会公式の結婚儀式を挙げた。
教祖である彼自身が、新郎新婦の自分たちを祝福し、公認したというわけだ。

それから翌年、追いかけるようにアメリカに行き、彼女が居る東部、ワシントンDC周辺に3か月留まった。

彼女が妊娠したことを確認するとようやくそこを離れ、ヨーロッパ大陸に渡り、悠々と8か月以上、世界数十カ国を巡回する旅行を続けた。






参考資料


https://tragedyofthesixmarys.com/robert-parry-on-rev-moon/

Lost History – Contras, Cocaine, the Press and ‘Project Truth’
by Robert Parry 1999

Moon’s Korea-based church got its first boost as an international organization when Kim Jong-Pil, the founder of the Korean Central Intelligence Agency, brokered a relationship between Moon and one of Japan’s leading rightist financiers, Ryoichi Sasakawa. ---

【日本語訳】
韓国を拠点とする文氏の教会が国際的な組織として発展したのは、韓国中央情報部(KCIA)の創設者である金ジョンピル氏が、文氏と日本の主要な右翼財政家の1人である笹川良一氏との関係を仲介したことによる。
笹川は戦後、戦犯として投獄されていたが、日本の左翼政治勢力との戦いに協力してほしいという米軍情報部の要請で、児玉誉士夫とともに釈放された人物である。

児玉と笹川は、反米デモに右翼のチンピラを派遣して協力した。また、日本と韓国で麻薬の密輸、賭博、売春などで利益を上げていた強力な組織犯罪シンジケートであるヤクザとの関係で、彼らは豊かになったと言われている。児玉氏と笹川氏は、日本の与党である自民党の有力者となっていた。

1960年代初頭、金ジョンピルはこれらの右翼幹部と情報交換していたため、日本でまだ10人前後の信者しかいなかった文氏にとっては貴重な存在となった。
1962年末に金ジョンピルが児玉氏と笹川氏への道を開いた後、日本の超国家的な仏教宗派*の指導者50人が一斉に統一教会に改宗し、日本における統一教会の強固な基盤ができあがったのである。

(訳注) *立正佼成会




http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-632.html
決定版[文鮮明と認知されなかった息子との長くて暗い物語]

文鮮明氏の私生児である朴サムエル氏の講演会スピーチ:
「それでも父は心を決めました。自分の計画を確実にして私の母を失わないために、1964年ソウル青坡洞教会の本部で、内密に統一教会の公認のセレモニーをして母と結婚しました。」



https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/626647590146064384/daikan-ohnuki-drove-a-young-korean-woman-in-dc-to

Daikan Ohnuki drove a young Korean woman in DC to have sex with Sun Myung Moon in 1965




http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-175.html

1963年、教団設立から9年目にして韓国で財団法人として認可される。
文化観光部宗教課に登録された公式名称は「世界基督教統一神霊協会有志財団」。

その後も、文氏の韓国での重要な事業である統一重工業は、M-79グレネードランチャー、バルカン高射砲、そしてM-16突撃銃の部品を製造する韓国の国防契約を獲得し、免税措置も手に入れた。





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コメント

世界は一家、人類は皆兄弟
かつての、笹川良一氏の日本船舶振興会CM「世界は一家、人類は皆兄弟」と言う言葉を聞いて悪い人には見えなかった。
Re:世界は一家、人類は皆兄弟
piscさん、コメントをありがとうございます。

その CM、ありましたね。
大物らしいけど気さくで愉快なおじさんという印象でしたっけ。
指圧のココロの波越さんの印象と混ざっているかもしれませんが。

もしや「世界は一家、人類は皆兄弟」のフレーズは原理の影響があるのか? いや、戦前の「八紘一宇」の考え方から来ていたのではないかなあと。

競艇場経営の笹川氏は、CIAの戦後日本を弱体化させる計画のギャンブル部門を担っていたということなのですが、どうなんですかね。
CIAですから、そうそう簡単にシッポは出さないでしょうけど。
戦前の経歴からすると、違法行為も厭わないタイプ。その点では文鮮明も同類のタイプでしょう。

当時アジア各地の反共主義者との関係を深めていったので、当然金ジョンピル氏との関係もあったでしょう。

立正佼成会、庭野日敬氏はどうもウルトラ・ナショナリズムではないようで傾向が違い、いわば西川氏タイプのようです。
笹川氏と関係があるやらないやら?

世界政治の世界は複雑です。


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