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三分裂異説



統一教会ロケットが真ん中から裂けて2つに割れ、左右に吹っ飛んで、落下したのだろう、見えなくなった。
自分はそれを中空から見ているような感覚だった。
一方はKCIAやCIA(世界を牛耳る軍産複合、DS)の道具として、片方は朝鮮の局地的な神霊集団のカケラとして。
取るに足らないものとして吹っ飛んで、あったと思ったものが無くなってしまった感覚。

    ***

日の当たる縁側で電位治療器のチェアに座り電流を浴びながら、神秘学の冊子を読んでいた時(たまたま紀元前のエッセネ派のことを扱っていた)。無意識に自分の内側の、分けみ魂の場所を探っていたような時、突然それは起こった、
などというと大袈裟だが、そういう状態の時、突然そんな気持ちになって、数日後の今でもそれは続いている。

    ***

2つのカケラに分裂したといっても、中間にその2つを繋いでいた文鮮明(龍明)という有機的存在があったことは確かだ。
カリスマが剥がされ、精彩を欠いた面白味のない姿になったとしても。

文龍明ならではのものがあるとしたら何だろう。

ピカルム(血分け)?
それは以前から他の神霊教団にもあったものだ。セックス・リレー式に救われていくという考えも、小規模な霊感マッチングのようなものもあった。少なくても、そういう説が関係者の名前入りで出版されている。実際その科で有罪投獄された人物もいる。


では合同結婚式と聖酒式と3日儀式(3日行事)か?
復帰歴史を3つに分けて考えることは、イエス教会の白南柱から弟子の金百文に伝わり、復帰の3回のピカルム・セックスと家庭的4位基台の考え方は丁得恩からだということだが、確かに、信者男女に対する一連の祝福行事については、文教祖独特なのかもしれない。

その効果はと言えば、救いの宣言だけで、中身はなかったけどね。
純潔教育は多くの2世の心に傷を与え、病ませ、精神の成長の場を奪い、精神の纒足のようなものになった。
純潔教育は、カトリックや一部福音派等、統一教会だけのものではないが、純潔宣言等のブームから10年〜20年が経ち、問題が明らかにされてきている。二世たちも声を上げている。


信者たちにとっては、劉孝元が執筆した原理講論(や李相軒による統一思想、勝共理論)の存在も大きかっただろう。
神の国である「地上天国」を作る目的を知的に押し上げ、世界の政治・経済・産業の世界にスライドすることに、お墨付きを与えていた。実際はユートピアではなく、ディストピアだったけどね。



2つのカケラと蒼ざめた文鮮明

朝鮮の局地的な霊的集団のいくつかでは小規模な霊感マッチングのようなものもあった、と書いたが、韓鶴子はそこから生まれたのだ。
当時、新イエス教会周辺で「洪順愛と韓何某は結婚して救世主が生まれる」とかの御託宣が下り、洪順愛は結婚生活はしなかったが、その某韓承運と関係して鶴子が生まれたという話なのだ。
文鮮明亡き後、現在の教祖である韓鶴子女史は、独生女(神の1人娘)、原罪のない救世主であり、イエスキリストの妻の位置だと主張しているらしいが、朝鮮の神霊団体の文脈ではありがちな話なのだ。腹中教の女教祖も“イエスの相対”を主張したし、イエスが親臨したと主張した劉明花という霊能者もいた。


KCIAやCIAと連動する動きを見せるもう一つのカケラ、保守独裁勢力と一つになって独裁で世界を平和にしようとする文鮮明だったが、こちらの平和運動の方は文3派関連だろうか。分派した位だから父親とは少しは考えが違うのかもしれないが、基本DS・国際金融資本側で反日なのは同じ穴のムジナだろう。

もう一つのカケラというか、宗教と政治を繋げようとする、魅力のなくなった(蒼ざめた)人間文鮮明の部分を象徴するのは、文7派か。父親文教祖の6マリアのピカルム摂理を認定した。Qは否定するが、現実と乖離した陰謀論に嵌っている。銃を持って、内戦が起こると言う。危険だ。面白味はあるのかないのか。


しかしもう、旧統一教会の3つのパーツは分裂し、吹っ飛んでしまったのだ。





*参考資料はこれまでの龍明小説にたくさん載せている。






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コメント

櫻井節子夫人の証より2

https://align-with-god.org/blog/archives/1336
「なぜオモニの言葉を明らかにしないのか(櫻井夫人のメッセージ⑤)」より

>私は、お父様の過去の摂理の「秘儀」を知る者の一人として、オモニが、常人には越えられない路程を、お父様をただひたすら信じ、越えて来られたことをよくよく知っています。
>しかし同時にまた、そうした歩みの中で、オモニにも「消化し切れない部分」がおありであったことを聞かされてきました。

過去の摂理の秘儀‥‥
やはり櫻井夫人は(文氏の血分けを)知っていた
ただ知っていたというより、その秘儀を受けられたのではないでしょうか。
そうでしょうとも。



以前、下の記事のコメントに書きましたが、櫻井夫人の証が何か隠しているようで不自然でした。
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
コメントタイトル:櫻井節子夫人の証より
60年代に文鮮明氏が来日し、夜中に文先生と会った後、それをきっかけに心理的にも大転換し、一大決心をして御旨に邁進してゆく櫻井夫人ですが、深夜西川ビショク夫人に案内されて文氏の部屋に行ったあの時、何かあったのですかねえ?!

部屋には崔元福さんもいたらしいですが、立会人? いや知らんがな。
文氏は後で西川ビショクママに「あの子はいい子だよ」と言ったということですが、節ちゃん、若き日に文氏と何かあったのですかねえ
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yi1800/akasi/sakurai.html#010


証のページはその後削除されている、あやしい‥‥


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