朴サマは国際スパイ? アメリカ統一教会設立/7-2からの続き
入教したての頃、リトル・エンジェルス舞踊団のプロモーション映像を見せられた。
少女らの舞台、練習風景、自宅での様子、有名政治家たちとの写真など。
映ったどの人も、信仰を持った教会メンバーではなさそうな雰囲気で、
どんな関係があるのだろうと違和感があったのを覚えている。
UCと朴政権KCIAとの共同作戦があったのね。
真実を知って自由になろう。
龍明小説7-3
財団詐欺と
リトル・エンジェルス
少女たちを文と韓国の親善大使にして、大統領、首相、国王を含む数百万人の心に歌と踊りを届けようというのだ。
文はこのアイデアを気に入り、1962年に「リトル・エンジェルズ」を設立した。(前回)
リトル・エンジェルズは、文教祖のフロント組織(偽装団体)の最初の1つになった。
その後何百と設立されていくこの種の団体には一貫したパターンがあって、文鮮明の名は創始者として載っていることもあるが、統一教会との関係は否定されている。
文教祖の存在は背景に留まり、朴ポヒのような信者が文の最終的な目的のために団体を切り回し、盛り上げる。
この手法は、文の宗教に無関心な人々を大量に引き寄せる。
文が関係していることを知っている人たちは、宗教とは別にその分野に興味を持っている人物として文氏を見ている。
文の宗教的な利益が各団体を網羅して貫いているという事実は、巧妙に隠されている。
しかし、「リトル・エンジェルズ」プロジェクトがまだ計画段階にあったときでさえ、朴ポヒは統一教会のバージニア州支部の非課税資格を申請する際に、その目的を明確に述べていた。
彼は国税局への申請書類の中でこう書いている。
「将来的には、より多くの人に統一原理を伝播し、世界キリスト教の統一を進めてゆく手段として、様々な都市で韓国舞踊団を後援することができるようになることが期待されています」
韓国で、リトルエンジェルズが組織化されていった。
講師を雇い、少女たちを募集し、政府はトレーニングセンターのための建物を無料で提供した。
しかし、この計画を朴ポヒと文教祖が意図したレベルにまで高めるには、多額の資金が必要だった。
朴は「リトルエンジェルズ」や他の文のプロジェクトを支援するために、アメリカに本拠地を置く財団を設立することを思いついた。
ーーその財団は、統一教会と同一視されないように広くアピールする必要がある。
韓国との草の根交流を促進し、共産主義に反対することは利益を生むテーマになるだろう。
アメリカ人は、特に著名な指導者から推薦された場合には、これらの目的にお金を寄付するだろう。
彼らは知らず知らずのうちに文先生に仕えることになり、長い目で見れば、文先生が地上天国を建国し、報われることになるだろう。
こうして1964年に、韓国の文化と自由のためと銘打った韓国文化自由財団(KCFF)が誕生した。
他のフロントグループとは異なり、KCFFは、文鮮明との関係を認めていなかった。
朴ポヒは、自分が文の宗教の実践会員であることと、KCFFでの活動は無関係であるように装った。
朴とKCFFが独立して成功しているように見せかけるために、文がリトル・エンジェルズを設立したことは極力伏せるようにした。
しかし、KCFFの資金は統一教会をアメリカで強くするために使われた。
表向きは、韓国を援助したアメリカ人に名誉を与え、 文化交流を提供し、「米国と韓国の市民の間に理解と尊敬と友情の相互関係を育む」ことを目的としていたが、KCFF には別の密かな目的があった。
朴はロバート・ローランドに、KCFF は「フロント組織」であり、文氏が「富裕層や政府高官との影響力を得る」ために、また 統一教会の「資金調達組織」として利用するためのものであると語った。
基金の設立には、副業で許されていた以上の時間が必要になる。
大使館での朴の立場はワシントンで適切な扉を開いてくれたが、すでに利用価値はなくなっていた。
いよいよ主のためにフルタイムで働き始める時が来たのだ。
彼は韓国に一時帰国し、ソウル教会の政府関係者とのコネクションを利用して、軍隊を早期引退する手配をした。
そして朴は KCFF の開発を担当するために「前例のない」除隊を許可された。
国防省からの「特定外務特別任務」という書状を持って、外交ビザで米国に戻って来ることができた。
資金調達やプロパガンダを成功させるには、有力者の賛同が鍵となる。
したがって、朴が一人で財団を運営するのだが、トップの地位はふさわしい人物を配置することが不可欠だった。
彼は、朝鮮戦争中に駐米大使を務めた楊ユーチャン(Yang You-Chan)という人物に目星をつけた。引退してワシントンに定住した楊氏は、50年代からアメリカ政府の指導者たちに尊敬され、今でも特別大使の肩書きを持ち、確固たる反共産主義者として知られていた。
楊氏はKCFFの副会長になることに同意し、退役したアーレイ・バーク提督を説得して会長になってもらった。朴ポヒは副理事長になった。
バークと楊は、KCFFのレターヘッドのために、トルーマンとアイゼンハワー元大統領を名誉総裁に、初代KCIA部長の金鍾泌を名誉会長に据え、リチャード・ニクソン、ジョージ・ミーニー、ペルレ・メスタ、ヒュー・スコット上院議員、ホーマー・ケープハート上院議員、マシュー・リドグウェイ将軍、クレメント・ザブロックキ下院議員など、印象的な名前のリストを集めた。
(つづく)
60年代、米国で、清く正しく何も無く、開拓伝道やってたはずが、
初っ端から 超ド派手な 韓国文化自由財団、
どうやったら作れるの? 半世紀の疑問
やっぱり朴政権との共同作戦だったのだ
真実を知って、おウチに帰ろう。
参考文献
Gifts of Deceit:

Gifts of Deceit Chapter 2
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/182485703173/gifts-of-deceit-sun-myung-moon-tongsun-park-and
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/190421644278/the-unification-church-and-the-kcia
The Unification Church and the KCIA – ‘Privatizing’ covert action: the case of the UC
「統一教会とKCIA - 隠密行動の「民営化」:UCの場合」
by ジェフリー・M・ベール博士
ミドルベリー国際問題研究所(MIIS)
国際政策・経営大学院教授。
https://ameblo.jp/chanu1/entry-10897252679.html
文教祖とKCIA金鍾泌局長との関係(2)
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入教したての頃、リトル・エンジェルス舞踊団のプロモーション映像を見せられた。
少女らの舞台、練習風景、自宅での様子、有名政治家たちとの写真など。
映ったどの人も、信仰を持った教会メンバーではなさそうな雰囲気で、
どんな関係があるのだろうと違和感があったのを覚えている。
UCと朴政権KCIAとの共同作戦があったのね。
真実を知って自由になろう。
龍明小説7-3
財団詐欺と
リトル・エンジェルス
少女たちを文と韓国の親善大使にして、大統領、首相、国王を含む数百万人の心に歌と踊りを届けようというのだ。
文はこのアイデアを気に入り、1962年に「リトル・エンジェルズ」を設立した。(前回)
リトル・エンジェルズは、文教祖のフロント組織(偽装団体)の最初の1つになった。
その後何百と設立されていくこの種の団体には一貫したパターンがあって、文鮮明の名は創始者として載っていることもあるが、統一教会との関係は否定されている。
文教祖の存在は背景に留まり、朴ポヒのような信者が文の最終的な目的のために団体を切り回し、盛り上げる。
この手法は、文の宗教に無関心な人々を大量に引き寄せる。
文が関係していることを知っている人たちは、宗教とは別にその分野に興味を持っている人物として文氏を見ている。
文の宗教的な利益が各団体を網羅して貫いているという事実は、巧妙に隠されている。
しかし、「リトル・エンジェルズ」プロジェクトがまだ計画段階にあったときでさえ、朴ポヒは統一教会のバージニア州支部の非課税資格を申請する際に、その目的を明確に述べていた。
彼は国税局への申請書類の中でこう書いている。
「将来的には、より多くの人に統一原理を伝播し、世界キリスト教の統一を進めてゆく手段として、様々な都市で韓国舞踊団を後援することができるようになることが期待されています」
韓国で、リトルエンジェルズが組織化されていった。
講師を雇い、少女たちを募集し、政府はトレーニングセンターのための建物を無料で提供した。
しかし、この計画を朴ポヒと文教祖が意図したレベルにまで高めるには、多額の資金が必要だった。
朴は「リトルエンジェルズ」や他の文のプロジェクトを支援するために、アメリカに本拠地を置く財団を設立することを思いついた。
ーーその財団は、統一教会と同一視されないように広くアピールする必要がある。
韓国との草の根交流を促進し、共産主義に反対することは利益を生むテーマになるだろう。
アメリカ人は、特に著名な指導者から推薦された場合には、これらの目的にお金を寄付するだろう。
彼らは知らず知らずのうちに文先生に仕えることになり、長い目で見れば、文先生が地上天国を建国し、報われることになるだろう。
こうして1964年に、韓国の文化と自由のためと銘打った韓国文化自由財団(KCFF)が誕生した。
他のフロントグループとは異なり、KCFFは、文鮮明との関係を認めていなかった。
朴ポヒは、自分が文の宗教の実践会員であることと、KCFFでの活動は無関係であるように装った。
朴とKCFFが独立して成功しているように見せかけるために、文がリトル・エンジェルズを設立したことは極力伏せるようにした。
しかし、KCFFの資金は統一教会をアメリカで強くするために使われた。
表向きは、韓国を援助したアメリカ人に名誉を与え、 文化交流を提供し、「米国と韓国の市民の間に理解と尊敬と友情の相互関係を育む」ことを目的としていたが、KCFF には別の密かな目的があった。
朴はロバート・ローランドに、KCFF は「フロント組織」であり、文氏が「富裕層や政府高官との影響力を得る」ために、また 統一教会の「資金調達組織」として利用するためのものであると語った。
基金の設立には、副業で許されていた以上の時間が必要になる。
大使館での朴の立場はワシントンで適切な扉を開いてくれたが、すでに利用価値はなくなっていた。
いよいよ主のためにフルタイムで働き始める時が来たのだ。
彼は韓国に一時帰国し、ソウル教会の政府関係者とのコネクションを利用して、軍隊を早期引退する手配をした。
そして朴は KCFF の開発を担当するために「前例のない」除隊を許可された。
国防省からの「特定外務特別任務」という書状を持って、外交ビザで米国に戻って来ることができた。
資金調達やプロパガンダを成功させるには、有力者の賛同が鍵となる。
したがって、朴が一人で財団を運営するのだが、トップの地位はふさわしい人物を配置することが不可欠だった。
彼は、朝鮮戦争中に駐米大使を務めた楊ユーチャン(Yang You-Chan)という人物に目星をつけた。引退してワシントンに定住した楊氏は、50年代からアメリカ政府の指導者たちに尊敬され、今でも特別大使の肩書きを持ち、確固たる反共産主義者として知られていた。
楊氏はKCFFの副会長になることに同意し、退役したアーレイ・バーク提督を説得して会長になってもらった。朴ポヒは副理事長になった。
バークと楊は、KCFFのレターヘッドのために、トルーマンとアイゼンハワー元大統領を名誉総裁に、初代KCIA部長の金鍾泌を名誉会長に据え、リチャード・ニクソン、ジョージ・ミーニー、ペルレ・メスタ、ヒュー・スコット上院議員、ホーマー・ケープハート上院議員、マシュー・リドグウェイ将軍、クレメント・ザブロックキ下院議員など、印象的な名前のリストを集めた。
(つづく)
60年代、米国で、清く正しく何も無く、開拓伝道やってたはずが、
初っ端から 超ド派手な 韓国文化自由財団、
どうやったら作れるの? 半世紀の疑問
やっぱり朴政権との共同作戦だったのだ
真実を知って、おウチに帰ろう。
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Gifts of Deceit Chapter 2
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The Unification Church and the KCIA – ‘Privatizing’ covert action: the case of the UC
「統一教会とKCIA - 隠密行動の「民営化」:UCの場合」
by ジェフリー・M・ベール博士
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2021/03/04 (木) [龍明小説6&7]
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