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UCI裁判シロウト考察ーカルマの法則なのか?


「スッキリ分かり易いUCI 判決の要約」からの続き



   UCI裁判シロウト考察
       ーカルマの法則なのか?





裁判履歴の簡単メモ

2011年5月  家庭連合(統一教会)らが、
         UCIと文顕進らを「信託義務違反」で提訴

2012年    UCI側が「この件は宗教内の問題なので
         裁判所の管轄権外」として却下の申立てをする

2013年12月  UCIの申立が認められ、
         家庭連合の告訴を条件付きで棄却
         (一審終了)

2014年1月  それに対して家庭連合側が控訴

2015年12月  控訴が認められ、差戻し判決
         審理が始まる

2016年6月  「被告は、判決までGPF等への寄付を禁じる」
         仮差し押さえ処分発効

2018年    和解調停決裂、韓鶴子宣誓供述

2018年10月 「UCI側の信任義務違反」との略式判決

2020年12月  被告らの理事退任・罰金等の具体的判決が下る
         (二審の主判決)

 

三男派は、裁判所はアメリカ憲法修正第1条の「宗教不干渉」に反するとして、抗議運動などもしていたようです。

誰が宗教の後継者なのか?という問題なら、「宗教内の問題」で「裁判所の管轄権外」というのもうなずけますが、後継者問題も決着していなかった状態で、UCI財団の資産を無理やり所有・移管したことも「宗教内の問題」だというのは、ちょっと‥‥いただけないでしょう。

被告側は最高裁へ上訴するという話でしたから、期限もあるだろうし、もう上告したのでしょうか。
それとも上告は諦めて、この敗訴はイエス・キリストが十字架にかかったのと同じだとして、支持者をつなぎとめることにしたのでしょうか。

2015年の判決文では、「一審で宗教不干渉と判断したのは時期尚早」とし、宗教とその財団にまつわる紛争の判例を複数挙げて審議していました。
トランプ陣営でも苦戦している最高裁で却下されずに、過去の判例を乗り越えて覆(くつがえ)すことができるかな?

wikipediaによれば、「合衆国最高裁判所は、通常、重要な憲法問題やその他国家的に重要な論点を含む事件にしか裁量上訴を認めない。上訴される事件は年間7~8,000件あるが、そのうち裁量上訴が認められ、判決が下されるのは100件ほどにすぎない」ということですが、

もし仮に、最高裁で二審判決が翻され、UCIは何のお咎めもなく、そのまま続行OKになったら、「元」でも一瞬納得がいかない気がするでしょう。

日本統一教会も原告団に入って、UCIの「契約違反」を訴えていたわけです。

過去34年間、日本教会が、UCIに数十億ドル(数千億円)以上に及ぶ資金を送金したのは、全く使途無条件の寄贈物ではなく、文鮮明先生の摂理や統一教会の活動のために使うという条件が付いたものだったと主張しました。
送金の多くは「霊感商法」で稼いだお金だったと思います。

「日本教会のUCIへの寄付の条件は、設立目的と一致したやり方で資金が使われるという合意でした。」(判決文より)


また、こんな被告側の主張がありました。
「文顕進が理事長になる前のUCIは、統一教会でもなく摂理機関でもない非営利団体に散々寄付を行ってきたのだから、全く統一教会と関係ないGPFに寄付をしたっていいでしょう?」

「過去UCIは、文家の子女たちが通っていたハックリー校や、ジェリー・ファルウェル牧師の出版社や、格闘技協会にまで資金を出していたのだから、スイスのKIFに資金を移動しても問題ないでしょう?」と。

文鮮明先生から霊感とご指導を受け、その他映画プロダクション、バレエ団、アメリカンライフTVなどに資金調達を、歴代UCIが続けていたとは、確かに日本食口も知りませんでしたが。

今回家庭連合から信任義務違反を訴えられているKIFやGPFへの寄付は、以上のような歴代のUCIがしてきた寄付と大きな違いはないですよと、被告側は開き直って主張しました。

そりゃ創立者の文鮮明先生が、好き勝手にUCIに霊感と指導を飛ばしてきても、誰も訴える人はいませんでしたが、父ちゃんと息子は違うので、そうは問屋が卸しません。


顕進さんは今も自分が統一教会の後継者だと思っているのでしょう。
まあ一時期、文父親から、そうとも受け取れる言葉を囁かれたのでしょう。

文鮮明さんは、次から次へと後継者を定め、最晩年には後継者が4〜5人になりました。

(後半へ続く)




参照

http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-848.html

http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-990.html





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コメント

争点
>父ちゃんと息子は違う

これに尽きると思います。
「教祖の霊感と指導」があれば何をしてもOKだが、なければ「設立目的=平和運動」に沿った活動の根拠を出しても、すべて無効となる。

息子にもまた「霊感と指導」力があったかどうかは、それこそ宗教案件不介入の原則が適応されると思うのですが如何でしょうか。
Re:争点
善きサマリア人さん、
コメントをありがとうございます。

>「教祖の霊感と指導」があれば何をしてもOKだが、なければ「設立目的=平和運動」に沿った活動の根拠を出しても、すべて無効となる。

文鮮明氏らが創立した統一教会は元々そういう性質のもので(特に劉孝元死亡後の70年代〜)、考えや活動を無効とされて去らざるを得なかった信者も大勢いたと思います。

UCI設立目的の一部に平和運動があり、UPFを通してやっていた。顕進氏は統一教会と全く関係ない団体GPFを作り、UCIの資金をGPFにどんどん流し、それまでUCIが毎年していたUPFへの援助はストップ。それでこの裁判ではUPFも被害者として原告になっていた。

「父ちゃんと息子は違う」というだけでなく、寄付(資金移動)の金額の桁も違っていたでしょう。
三千億円のUCI資産のうち半分が損失、どこかへ移動させたと。
仮差し止め命令が出なかったら、全部どこかへいっていたのでは。


>息子にもまた「霊感と指導」力があったかどうかは、それこそ宗教案件不介入の原則が適応されると思うのですが如何でしょうか。

それはそうだと思います。
これを独立した文章と捉えればです。
それとも、ひも付きの文章なのかな。仮に「息子に霊感と指導力」があったら、あの段階でUCI理事を三男派で固めて資産移動してもいいということに繋がるのでしょうか。

問題は、まだ実際は後継者候補というだけの段階で、資産に大きく手をつけてしまったことかなあ?(試行錯誤)
原告側が有利である理由
>顕進氏は統一教会と全く関係ない団体GPFを作り、UCIの資金をGPFにどんどん流し、それまでUCIが毎年していたUPFへの援助はストップ。

「UPFからGPFへの資金逃避」が正当化される唯一のシナリオは、GPFの活動実績(南北統一運動)を示して教祖の承認(=信者の追認)を得る場合のみです。

その最終期限であった2013年を前に教祖が死去したことで、誰が誰と争っているのだか分からない現状があるのだと理解してます。

>仮に「息子に霊感と指導力」があったら、あの段階でUCI理事を三男派で固めて資産移動してもいいということに繋がるのでしょうか。

資産移動が正当化されるのは、すべて旨く行くシナリオが実現した仮定の話なので、「霊感」だけで正当化されるほど甘くはないのでしょう。
「元でも一瞬納得がいかない」お気持ちは、真っ当な感情だと思います。

最終的に被告側が敗訴するとすれば、メンバーの中で最後まで支持を伸ばせなかったことに尽きると思います(多数決の原則)。

最近は教祖夫人自ら教祖の「霊感と指導力」を否定するようになったのですが、99%は全く動じないのだから不思議です。
Re:原告側が有利である理由
善きサマリア人さん、
コメントをありがとうございます。

>「UPFからGPFへの資金逃避」が正当化される唯一のシナリオは、GPFの活動実績(南北統一運動)を示して教祖の承認(=信者の追認)を得る場合のみです。

実績・結果があれば認められると思い込むのも甘い気がしますが、必ずしもそうではないことをこの世で体験して学んでいるのでしょうか、いないのでしょうか、顕進さんたちは。

この期に及んで、それを聴くと、
「結果良ければ全て良し」
「目的のためなら手段は問わず」
「結果は手段を正当化する」
などといった教会によくある自己正当化のための芳しくない考え方が垣間見えるような気が‥‥(違うか

>最終的に被告側が敗訴するとすれば、メンバーの中で最後まで支持を伸ばせなかったことに尽きると思います(多数決の原則)。

つきましては、この先はもっと高邁な理想に向かってーー と言いたそうですが、(違うか)、広く言えば、この世に生まれた誰もがそれぞれの状況の中でもがき、学びを得て行こうとしているのでしょう。

2010年の“ボート会議”で、文氏は「(顕進は)10年以上前から離れているよ」と言っているのだから、もう公職の初期から分かっていたなら、甘く見ずに、キャット・ムーンみたいに幾ばくかの金を流して独立させればよかったのにと思うけれど、それでは浮世の炎の車が勢いよく回らずに面白くないのだろう、出演者の皆さんが。

賠償金を返して、がんばってもらいたいものです。(まだ決まってないか。

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