スッキリ分かり易い
UCI裁判
判決の要約
統一ブログ村で、長く分かりにくい判決要約(「UCI返還訴訟に対するジェニファー・アンダーソン判事の決定に関する要約」)を読み、元活字中毒の当方ですら途中でグダグダになりました。
スッキリ分かりやすい要約を見つけたので、紹介します。
①オール(元)統一ウェスタンによる判決要約(翻訳)
②感想と解説
③実際の判決文 結論ページの翻訳
①オール(元)統一ウェスタン、Martinによるスッキリ要約
2020年12月3日、UCI裁判に重要な決定が下されました。
文顕進側の弁護士は今、狂ったように動議を提出していますが、今回の裁判所命令は、ここ10年に及ぶUCI裁判の最終的な決定である可能性が高いです。
家庭連合はそれを最終勝利とみなし、微妙ではありますが祝杯をあげています。
最終決定は次のように要約されます。
UCI が家庭連合に対して組織的な責任を負うのではありません。
理事を務めた個人がUCIの組織に対して責任を負うということです。
彼らは、文顯進、郭珍満、マイケル・ソマー、金榮俊です。
彼らは直ちにUCIから解任されます。
彼らは、この間のUCIの莫大な金銭的損失に対して「連帯責任」を負います。
つまり、彼ら全員が亡くなるまで、裁判所命令の罰金が全額支払われるまで、残った個人が責任を丸ごと背負わなければなりません。
UCIに対しては、グローバルピース財団(GPF)への違法な寄付に対する賠償金として、62,810,278ドル+利息を支払わなければなりません。
また、スイスに本拠地を置くキングダム投資財団(KIF)への違法な寄付に対しては、UCIに469,420,708ドル+利息を支払わなければなりません。
罰金の総額は、532,230,986ドル+利息です。
(総額:5億3千2百万ドル+数百万ドルの利息。約550億円)
裁判所は、すべてのお金が今どこにあるか、彼らが貧しくて罰金を払えないかどうかなどには関知しません。
また、寄付金を受け取ったGPFやKIFは、この訴訟の当事者ではないので、UCIに対して責任を負うことはありません。
この4人は、UCIの全資産(約30億ドル)の2分の1の金銭的損失に対して完全に責任を負い、命令された罰金を払わなければなりません。
罰金を支払うための資金を探して動きはじめなければ、それ自体が犯罪である法廷侮辱罪に問われ、懲役刑の対象になるでしょう。
UCIの組織については、すべてが、不正な理事が最初に変更を加える以前の元の状態に戻ります。
(UCIは新しい理事陣を任命する必要がありますが)
彼らがUCI組織に変更を加えた事柄はすべて、あたかも存在しなかったかのように、州の記録から永久に削除されます。
裁判官は、
「理事らが寄付金から個人的に利益を得ていなかったという事実は、ここで求められている救済手段が、不正利得を返すことではなく、原状回復であるため、ほとんど無関係である」
と述べました。
https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/637126554761183232/an-important-order-on-the-uci-case
② 感想と解説
まだ小さな訴因は残っているようですが、二審の主要部分の判決が出ました(一審は却下された)
2018年の略式判決で、「定款変更と資産委譲は信任義務違反」との判断がでていましたが、今回は、その具体的救済手段について判決が下されました。
連邦最高裁判所に上訴するとかおっしゃいましたか。
最高裁判所が取り上げるのは、100件に1件だけとも聞きますが。
万が一、百が一、受理されても、米国の裁判で最高裁まで負けると、特定の経済犯罪者になり、刑事処罰を受けることになると聞きましたが、本当でしょうか、大丈夫でしょうか、こわいですねー。
なんとなくの雰囲気ですが、賠償金額(資産移動した金額)が、GPFやKIFにあんまり残っていなさそうです。
2年前の段階で、裁判費用は、「どちらの側もそれぞれ少なくとも1億5000万ドル(約170億円)を費やしている」と
言われていましたから、賠償金額550億円のうち200億円くらいは弁護士費用でなくなってしまっているでしょう。
実際は1000億円以上の資産がKIFに転送されています。それらはどこに行ってしまったのでしょうか。
「個人的に利益を得ていない」そうですが、将来の裁判費用でしょうか。献金なんですが。トホホ。
(追加分)
理事らは、霊感商法で、無理な手口で高額を奪い、後で訴えられ、賠償責任を負わされたという状況に似ていると思う。
(個人的に利益を得たわけではない、金はもう手元にない、大義に使ったと思っている、etc)
家庭連合が散々やってきたことですが、今度はやられた方。
これこそ因果応報、カルマの法則の発動です。
カルマの法則に引っかかった時は、自らの過去の、多くの人を傷つけた行いを省みるべき時です。
ほぼ勝訴したとはいえ、また、資産を取り戻すため別途法的手続きを開始するとはいえ、実際全てを取り戻すのは無理でしょう。
多く指摘されるように、訴訟費用に持っていかれるだけでしょう。
③ 実際の判決文 結論ページの機械翻訳+後編集
コロンビア特別区上級裁判所
https://eaccess.dccourts.gov/eaccess/home.page.2
Case #: 2011 CA 003721 B
In the Docket page, the Court order made on 12/03/2020
pages 93-94
裁判所は、法定信託が利用可能な衡平法上の救済手段であると理解しているが、理事らは資産を所有しておらず、KIF [キングダム投資基金]およびGPF [グローバル平和基金]はこの訴訟の当事者ではない。
したがって、裁判所は法定信託を課すことを辞退する。
よって、2020 年 12 月 4 日の今日、ここに 2010年の定款変更を破棄し、1980年の定款を復帰するすることをここに命ずる。
文顯進、郭珍満、マイケル・ソマー、金榮俊の各氏をUCIの理事から解任し、UCIのいかなる役員としての地位から解任することを命じる。
UCI の残りの 2 名の理事は取締役会に残り、原告と共同で文顯進、郭珍満、マイケル・ソマー、金榮俊の後任として新しい理事を指名することを命じる。
文顯進、郭珍満、マイケル・ソマー、金榮俊は、UCIに対して、62,810,278.70ドル(2009年11月13日から現在までのUCIからGPFへの寄付金の元本額)の賠償金と、D.C.コード§28-3302に規定された利率で本命令書の日付で計算された判決前の利息を、連帯して支払う責任を負うことを命じる。
判決後の利息は、本令状の日付以降から適用されるものとする。
文顯進、郭珍満、マイケル・ソマー、金榮俊は、UCIに対して、469,420,708.26ドル(UCIからKIFへの寄付金の元本)の賠償金とD.C.コード§28-3302に規定された利率で本命令書の日付で計算された判決前の利息を、連帯して支払う責任を負うことを命じる。
判決後の利息は、本令状の日付以降から適用されるものとする。
消費者規制局に対し、2010年のUCI定款の改正に関するすべての記録と参照事項を公式ファイルから削除し、本命令書のコピーを公式ファイルに保管するよう指示することを命じる。
ジェニファー・M・アンダーソン判事
判決文掲載
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/637247235789373440/an-important-order-in-the-uci-ffwpu-case
別のオール統一ウェスタンのRが言うことには、
「一つの派閥がUCIの資産を管理するのはよくないから、後任の理事は各派閥のメンバーと、どこにも当てはまらないカテゴリーのメンバーで構成されるべき。文家の人たちには支配的な法的権限は与えず、メンバーは各派閥から賛同する活動をサポートすることを認め、それぞれのビジョンに感化されたものを自由に支援できるようにすべきだ」
ずいぶん理想主義的なことを言っています(アメリカだ、なつかしい)
すでに家庭連合が7人の理事候補を決めているというから、無理な話ですが、いまだに組織改革派がいます。
家庭連合にそれだけ度量があったらいいですね。
参考サイト
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-986.html
「UCIvs教団、もうぐちゃぐちゃ(^∇^) -すでに340億円が(泣 」より
「UCI定款が改変されたのとほとんど同時期にスイスに作られたキングダム投資財団 (KIF)(Kingdom Investments Foundation)という名の会社にUCI資産の多くが転送されていた」。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-851.html
「顯進は刑事罰を恐れてる!」より
米国の裁判で最高裁まで負けると、特定の経済犯罪者になり、関係者全て刑事処罰を受けることになる。
特に米国という国は、経済犯に対する犯罪は非常に重い犯罪として扱う。
そして、米国の連邦最高裁判所でUCI財団関係者が横領したと判決されれば、米国は全世界に隠しているUCI財団の資産を、ほぼ全て見つけることが出来る。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-990.html
「UCIvs教団-君はゴトーアヤを知っているか!? 」より
KIF は、2010年6月 スイスに設立。
(訳注:定款改変は 同年4月)
設立役員名
リチャード・ぺリア(Richard Perea :UCI裁判の被告の1人。元UCI理事。UCIの子会社ランドマーク投資会社の社長)
アヤ・ゴトー(Aya Goto)
ジョナサン・アイビンソン(Jonathan Ivinson)
(訳注:裁判で「KIFは自分たちとは関係ないものだ」と主張していたUCI理事陣だったが、これでKIFがUCIの関係であることが明白になった)
http://myuumyuutyann.blog.fc2.com/blog-entry-458.html
「UCI返還訴訟に対するジェニファー・アンダーソン判事の決定に関する要約」より
・原告側はすでに7名を理事候補として決めており、今回彼らを選任することが期待される。
・また新理事選任によって新たな運営を開始すれば、UCI(新たに任命された理事で構成)は不当にKIFに移された資産を取り戻すために、別途手続を進める予定である。
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2020/12/17 (木) [日記・その他]
piscさん、コメントありがとうございます。
>大義の為に盗みが許されるか。
原研の田舎回りの万物復帰では、許されるという話だったですけどね。
それともこれはアレですか、
ドストエフスキー「罪と罰」
wikiより):「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」という独自の犯罪理論をもとに、金貸しの強欲狡猾な老婆を殺害し、奪った金で世の中のために善行をしようと企てる、頭脳明晰ではあるが貧しい元大学生ラスコーリニコフ‥‥のことですか。
endingでは、自首するようですが。
そうですね。
こちらの裁判のほぼほぼ結末は、やはり有罪、賠償でした。
確かに、「罪と罰」に当てはめると非原理(罪悪世界)から物を奪うことは、罪では無いという教えですね。しかし、最後は、カルマの法則が働きましたか。カルマの法則は、一見、非情なようですが、謙虚に受け止めさえすれば有益なものであるとよく感じています。この裁判の結果はどうなるでしょう。
piscさん、コメントをありがとうございます。
>カルマの法則は、一見、非情なようですが、謙虚に受け止めさえすれば有益なものであるとよく感じています。
精神の成長に必要な、宇宙の法則ですね。
否定的なことだけでなく、良いことをすれば良いことが返ってくる類のことも、“カルマの法則” です。
しかし、一定期間内に返ってくるとは限らないし、必ず現世の期間内に返ってくるとも限らない、と。
カルマの法則とキリストの十字架についてこのようなことを読んだことがあります。
「イエス自身に否定的な因があったので、十字架刑にかかったわけではない。そういう場合、死後に恵みを受けることになり、イエスを信じる人が爆発的に広がる結果になった」
>この裁判の結果はどうなるでしょう。
いやその、私はしろうとですから、、、
しかし過去、火の粉ブログさんで判決文などを追っていた経緯もあり、この裁判について、少し総合的に書いてみたいかと思ったり、え〜?面倒いな〜と思ったりですが、そのうち感想を書いてみるかもしれません。
>カルマの法則は、一見、非情なようですが、謙虚に受け止めさえすれば有益なものであるとよく感じています。
精神の成長に必要な、宇宙の法則ですね。
否定的なことだけでなく、良いことをすれば良いことが返ってくる類のことも、“カルマの法則” です。
しかし、一定期間内に返ってくるとは限らないし、必ず現世の期間内に返ってくるとも限らない、と。
カルマの法則とキリストの十字架についてこのようなことを読んだことがあります。
「イエス自身に否定的な因があったので、十字架刑にかかったわけではない。そういう場合、死後に恵みを受けることになり、イエスを信じる人が爆発的に広がる結果になった」
>この裁判の結果はどうなるでしょう。
いやその、私はしろうとですから、、、
しかし過去、火の粉ブログさんで判決文などを追っていた経緯もあり、この裁判について、少し総合的に書いてみたいかと思ったり、え〜?面倒いな〜と思ったりですが、そのうち感想を書いてみるかもしれません。
人の死はカルマの法則により、特別な意味を持つ事がある。それがキリスト教であった。
暗在さんの返信を見る前から頭に浮かんでいたことです。この意味が本当にわかったら、キリスト教徒どころか新興宗教の教祖になれるかもしれませんね。
暗在さんの返信を見る前から頭に浮かんでいたことです。この意味が本当にわかったら、キリスト教徒どころか新興宗教の教祖になれるかもしれませんね。
pisc さん、レスをありがとうございます。
ほほう、それは奇遇でした。
>この意味が本当にわかったら、キリスト教徒どころか新興宗教の教祖になれるかもしれませんね。
あちらの界隈では、それらを「神秘学徒」と言ったり、
少し仰々しく「秘儀参入者」という言い方をしたりします。
「新興宗教の教祖」とは言いません。(わr
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