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いやねぇ!独裁政権とズブズブ 翻訳(その2)

「KCIA暴露/教祖は電気ナマズ?」 からの続き


  独裁政権とズブズブ、
          いやねぇ!
     ムーンの宗教は
        常に
       政治に関与していた(その2)



月刊「ワシントン・マンスリー 」誌 1974年2月号
「韓国から愛をこめて」ーー ジョン・マークス
から最後の章:「文氏の富の川」(Moon's River of Riches)
の翻訳(その2)です。

訳文は、黒字&赤字
暗在のかんたん感想は青字



原文はココ
Moon’s religion was always involved in politics:
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/631335767831085056/moons-religion-was-always-involved-in-politics

キャプチャw1



(翻訳ここから)
文氏(以下敬称略:Moon=文)のアメリカでの事業は、大部分が小口の物売りに限定されているが、韓国では、人参茶、空気ライフル銃、製薬、チタン、その他の会社を保有する、実質、巨大複合企業体である。

彼の帝国は優に 1千万ドル以上の価値があるが、教団の25歳の財務アドバイザー・トーリー氏は、すべての利益は統一教会と関連組織に入ると主張している。

トーリーは正しいかもしれないが、特に韓国の亡命者コミュニティーには、そう思わない人々がいる。


李在賢氏は、朴政権に反対して1973年6月にアメリカに亡命するまで、ワシントンの韓国大使館のトップ外交官であったが、彼は文鮮明をもう一人の韓国人メシア指導者である朴泰善(パク・テソン)と同一視している。

李によると、パク・テソンもまた、狂信的な信者から大金を調達し、事業体を保有、一攫千金を成し遂げたという。

李と彼の同僚である韓国の民主的反対派は、文を個人的な利益を得るために現政権を支持した日和見主義者と見ている。


*やっぱりパク・テソンと同一視…… 
彼のことは少し前に、「血分けメシアのライバル出現ー悔しいじょ〜/6-3」で書きました。



朴正熙(パク・チョンヒ)政権はもちろん文の支援を歓迎しているが、政権の文の運動への関心はスパイ活動の暗い世界にまで及ぶ可能性がある。
李氏と国務省情報筋の両方によれば、韓国政府は独裁のイメージを改善させることに積極的に関心を持っている。

その情報機関である韓国中央情報院(KCIA)は、アメリカのCIAが過去26年間やってきたように、その目的のために表向きは民間の組織に秘密裏に助成金を出してきたことは間違いない。


*韓国のイメージを良くするため、韓国情報部が秘密裏に助成金を出すといった話は、日本のマスメディアや政治家などに対してもそうだと言われていました。
今現在でも中国からはもっと激しくやられているはずですね。
間違いない。


実際、KCIAは、アメリカを兄貴分とした歪んだ鏡像の中で成長してきた。
昨年、1971年の大統領選挙で敗れた金大中候補を東京のホテルの一室から誘拐し、韓国に連行したことが発覚し、韓国の「ピッグス湾事件」のような状態に陥ってしまった。

巧妙さでは知られていないが、KCIAの在米韓国人に対する嫌がらせは、1973年にはあまりにも露骨になり、国務省はFBIに、KCIAの在米活動の調査を命じ、韓国政府に少なくとも6件以上の文句を言った。

さらに、KCIAは韓国人の生活のほぼすべての側面に関与しており、その関心が、韓国人が運営する急成長している宗教的・政治的運動にまで及ばないとすれば、それは異常なことである。

文はKCIAと良好な関係でなければならないだろうし、そうでなければ韓国政府職員のための反共学校を運営することは許されないだろう。

リチャード・ハロランが1973年8月20日にニューヨーク・タイムズで報告したように、KCIAの局の一つは韓国で「内部宣伝と反共産主義の教化を担当している」。
もし文が協力することを拒めば、彼は訓練事業免許を保持し続けることはできない。


*ぜんぜん拒んだ様子はないけれど、もし拒んでいれば、韓国社会で宗教としての評判の悪さでオシマイ状態だったのでは。


文と朴正熙(パク・チョンヒ)政権との間に何らかの諜報関係があるとすれば、それはほぼ間違いなく文の組織のごく上層部に限定されている。
おそらく文の組織が関与しているのは、韓国政府のためのロビー活動や広報活動であり、諜報収集ではないと思われる。


アメリカのムーニー信者の誰一人として、諜報関係を知る者はいないだろう。
文のカリスマ的な魅力と彼が説く救いのメッセージが、彼らの運動への関心の源となっている。
ほとんどの信者にとって、文教祖の政治的考えは彼らの改心とはほとんど、あるいは全く関係がなかった。

実際、一般のメンバーは、自分たちが右翼の圧力団体に属していることを知らないようで、知識のあるメンバーは、この組織の政治運動は神から与えられた統一原理に完全に沿ったものであると固く信じている。


*すでに勝共運動が始まった後の時代から見ると、
「統一原理に沿ったもの」だと言われるとそう見える。
始まった経緯をみてゆくと、統一原理から出たのではなく、
KCIAから出て来た?
変な息子も出て来た(←いやそれは鶴子の腹からだろ)



「食口組織」を政治運動団体として重く受け止め過ぎるのは間違っているかもしれないが、若いメンバーは「食口組織」の政治的な目的を容易に見過ごしたり、簡単に受け入れたりする、その容易さには重大なことが潜んでいるかもしれない。

私たちはここしばらくの間、政治から遠ざかり、個人的な充足感や霊的な関心事へと引き籠もる時代を過ごしてきた。
引き籠った人たちが、不在の間、政治はそれ自体で身を律するだろう、少なくとも新しい関心事の中にいる彼らに迷惑をかけないだけの礼儀をわきまえているだろうと仮想するのは魅力的だ。

グル・マハラジのような運動に対する標準的な不満は、それがすべての政治的関心から人々をそらすことだ。

しかし、文の話が示すように、政治は彼らを追いかけて、彼らが見ていないときに、間違ったチームに彼らを置くことができる。
政治を無視するために宗教を頼りにすることさえできなくなったとき、宗教者の政治的信念に注意を払う時が来たのである。
(訳文ここまで)


*信者には諜報関係を隠し、KCIAとズブズブでやってきた。
そういう方面に疎い信者が多いので、簡単だったはず。

我ら、政治に注意を払う時が来た。






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