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ムーンの宗教は常に政治に関与していた その1


  ムーンの宗教は
        常に政治に
            関与していた



政治を宗教に絡め、どんな手を使っても影響を与えようと画策し、行動するーー
統一教会の独特のやり方、
長年の(元)信者からすれば、当たり前の「くせ」のようなものーー

統一原理が自ずとそう導いたのか?
教団の次元を超えたもっと大きい勢力に利用されたのか?

共産主義勢力に対抗し、世の中を良くして平和を求める勢力ならまだいいのだが、
いま思えば、
その背後で両陣営に戦争を仕掛けて煽る勢力に
操られた(すり寄った)のではなかったか?





草創期のアメリカ統一教会と勝共活動について、
月刊「ワシントン・マンスリー 」誌 1974年2月号
に載った長文記事から、日本にも共通すると思われる内容を抜粋翻訳しました。

時は、ウォーターゲート事件で糾弾されているニクソン大統領を擁護する声明(「許せ、愛せ、団結せよ」)を文鮮明氏が発表し、世間に注目されていた頃です。

長いので、まず翻訳文だけアップします。
次回は、感想・論評を付けたものをアップする予定です。

原文はココ
Moon’s religion was always involved in politics:
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/631335767831085056/moons-religion-was-always-involved-in-politics

月刊「ワシントン・マンスリー 」誌 1974年2月号
「愛をこめて韓国から」ーー ジョン・マークス
ジョン・マークスは、近々CIAに関する共著本を出版予定である。

キャプチャw1

(翻訳ここから)
‘From Korea with Love’
愛をこめて韓国から

文鮮明氏は、政治と宗教を織り交ぜ、中世の教皇の最高の伝統を受け継いでいる。

彼の統一教会は、共産主義に勝利するための国際的連合という明らかに一時代的な旗印の下、40カ国以上で系列組織の広大なネットワークを運営している。

新しいメシアを世界に売り込むという手ごわい活動をする統一教会信者(内輪では「食口」と呼んでいる)は、非常にメディアを意識している。

おそらくそのような理由から、「勝共連合」のアメリカ支部は、フリーダム・リーダーシップ財団(FLF)という耳ざわりの良い名称になっている。

アメリカでの政治活動は、韓国でのように進展していない。

文氏は韓国で職業訓練校を運営しており、韓国政府は毎年何十万人もの公務員、地方公務員、軍人をそこへ送り込み、戦闘的反共産主義の教育課程が行われている。

 


韓国の他の宗教指導者たちが、朴正熙大統領の独裁的な支配にますます反感を持つようになっていても、文は朴政権を熱烈に支持し続けている。

文氏の公然たる関心事は、共産主義との戦いであって、民主主義の維持ではない。
FLF事務局長のゲイリー・ジャーミン氏は、
「たとえ朴氏がもっと独裁的になったとしても、私たちは彼を支持するだろう」
と断言する。

ジャーミン氏は24歳のイデオロギー主義者で、私が統一教会信者に会えば大体そうであるように、真面目で、よく訓練され、刈り上げられたような外見をしている。

彼は文が韓国で行っているような教化システムを、米国で再現したいと考えている。
「私はわが国の軍隊には反対です。彼らはGIに殺し方を教えているが、共産主義の本質について十分な理論的訓練をしていない」
と彼は言う。

 



信者候補は、主に不満を持った若者の中から集まり、その数には事欠かない。
彼らは、不幸なライフスタイルの下で苦しんでいて、人生に意味のある目的を探している人たちだ。

親の世代に失望しているのか、組織化された宗教に失望しているのか、従来の政治や急進的な政治に失望しているのか、反体制文化に失望しているのか、何に失望しているのかにかかわらず、信頼できる機関が不足している今、文の教会のようなメシア宗教は、信じるべきものを提供してくれる。


少なくともこれまでのところ、若い人たちだけが、教団の要求する献身生活の決意をし、50州すべてにある信者たちが生活する共同生活センターに入居することを希望した。

統一教会信者であることは簡単ではない:
正式な規律ではないとしても、実際には、喫煙、アルコール、薬物は禁止されている。

絶対的にタブーとされているのは婚前交渉で、文氏はそれを "姦淫 "として罵っている。
信者同士の結婚でさえも、難しい問題だ。
なぜなら、新しい信者は一般的に3年間教団に属し、結婚する前に霊的な「完成」状態に達していることが期待されているからだ。

食口たちは何のためにこのような犠牲を払うのだろうか。
それは彼らの指導者が約束した「地上天国」のために他ならない。

リーダーである文は、16歳の誕生日から26歳の誕生日までの間にイエス・キリストから受けた一連の啓示によってその道を見つけたと主張している。

 


救世主は誰なのかについて、
『統一原理』では、第一次世界大戦後の数年間に「新しいイスラエル」である韓国で生まれたという以外に、その名前を挙げていない。

信者に「文氏がその人ですか?」と尋ねれば、
彼らには標準回答がある。
「私たちの多くは文師が救世主であると信じていますが、これは個人的な問題だと考えています」。

文牧師は「多くの」信者が自分を救世主だと思っていることを十分に認識しており、そうではないことを彼らに説得しようとしたことは一度もないようだ。

『統一原理』は、教団が共産主義に対して激しく反対する理由について、より明確にしている。

教義に関する講義の中で、説教者の一人であるマイケル・ビアードは、地球上には「共産主義世界と自由世界」という主に2つの圏だけがあり、それらは「カインとアベル型」の対立の中に閉じ込められていること、また共産主義はサタンの勢力を表していることを説明している。


文氏の「啓示」がこの初期の冷戦時代の単純さを反映しているという事実は、彼が韓国で20年以上にわたってさらされた反共主義の猛烈な系統と、1950年以前に数年間、北朝鮮で投獄されていたこと(1948年2月から1950年10月まで、重婚罪で投獄)によって説明できるかもしれない。

『統一原理』が、すべての関係を説明するために、「極性の法則」のような入り組んだ図や概念に依存しているのは、文氏が受けた電気技師の教育訓練を反映しているかもしれないのと同じことだ。

 


Moon Over Moscow
モスクワにかかるムーン

どういう理由か、教団のフリーダム・リーダーシップ財団は、デタントに反対し、「鉄のカーテンを巻き戻す」ために活動している。

ジャーミン事務総長は、こう説明する。
「共産主義から自分たちを守るために命がけで戦おうとするなら、ベトナムであれ、カンボジアであれ、他の場所であれ、私たちは他の人々を自由にするために、望んで命がけで戦うべきです」

彼は共謀的な声で打ち明ける。
「我々はそれを宣言していないが、共産主義国に我々のイデオロギーと資材を密輸することを密かに提案している 」と。


FLFは年間約5万ドルから6万ドルを費やしているが、これには8人の常勤者の人件費は含まれていない。
彼らに給料はなく、霊的にも実際的にも指導者として奉仕するジャーミンと共に、「食口」の「中核」メンバーとしてセンターで共同生活をしている。

ジャーミン氏は、FLFの資金のほとんどは,個人的な献金と親組織である統一教会からの献金から得ていると主張している。

彼によると、FLFの会員は5,000人で、その中には統一教会に入会したときに自動的に組織の名簿に名前が登録された2,000人の中核をなす統一教会信者も含まれている。


私が話を聞いた食口会員の中には、自分たちがFLFに所属していることを知らない人もいたし、FLFの政治的側面についてほとんど知らない人もいた。

新入会員の勧誘を目的とした週末のワークショップで、約12時間に及ぶ宗教的な講義を聞いても、FLFの政治的な活動についての言及は一切なかった。

週末に信仰にどっぷり浸かった後に見えてきたのは、政治活動団体ではなく、人類の霊性のレベルを高めるために熱心に活動する誠実な人々が集まっている組織というものだった。


なぜこの運動の政治的な側面が言及されていないのか、とジャーミン氏に質問したところ、その省略は偶然ではないことを認めた。

「ワークショップに参加する人たちは、宗教よりは政治についてより具体的な考えを持っています。私たちは政治の話題を避けようとします。ベトナムのことを強く主張すれば 人々を追い払うことになります」
「 我々の反共主義は 宗教的なものです。したがって神への信仰を人々に納得させないうちに、政治色を出すのは我々にとって不利なのです」

 



From Anarchy to Apocalypse
アナーキーから黙示録へ

私が、非常に激しい、痩せた青年・ジェフと話したとき、彼が何を言いたいかが分かった。
彼は以前、左翼カトリック労働者運動に精神的な充実感を求め、修道院に9ヶ月間いたことがあった。

彼は私に会う一週間前に、運動との最初の正式な接触となる2日間のワークショップに出席していた。
彼は聞いたことが気に入って、すぐに共同生活センターに入居した。

彼は、カトリック左派の「無政府状態」と呼ぶものに悩まされていたことを認め、今では新しい信仰の厳格な規律と絶対的な確実性を熱心に受け入れている。

彼は世界を「終末論的」な状態に見ていたが、「統一原理」は、この「最後の日」が単にメシアの時代への前兆だったと彼に確信させた。
彼は「最初は、すべてが非常に単純で、私の知的なプライドを傷つけた」と認めたが、今では、彼の精神的な疑問は消え去っている。


ジェフは長い間、反戦運動に積極的に参加していたが、ある時は国防総省の外で抗議行動をして逮捕されたこともあった。
私が彼に話を聞いたとき、彼は教団の活動を始めて1週間が経過していた。
彼は自分はまだ過激な革新派であると主張したが、この新しい宗教の政治運動についてはほとんど知らないことを認めた。

いずれにしても、彼は教団が「ガチの保守派」であることを疑っており、例えば、教団はチリのアジェンデ政権に対するクーデターに反対していたに違いないと思っている。
(実際は、FLFの機関誌ライジング・タイド9月24日号は、アジェンデ大統領の「必然的な終焉」を絶賛している)

ベトナム戦争に対する彼の激しい反対と文氏の強力な支持との間に矛盾があることについて質問したとき、ジェフ氏は憤慨しながら、
「私が知っているのは、これが私の使命だということだけです」
とキッパリ言った。


文氏の宗教は右翼政治運動のブランドを持っているが、そのことは部外者だけを悩ませているように見える。

一旦新参者が完全に改宗すると、彼らは教団のすべての側面を受け入れる。

もしジェフが「食口」と一緒に数週間過ごせば、私が会った他の人たちのようになるだろう。
もうすぐ、おそらく彼はベトナムと南アフリカに関する質問をされたら、元SDS(米国の新左翼学生運動の一派)のフェリス・ウォルトンが私にしたように、質問を「的外れなもの」として斥けるだろう。
彼女は「重要なのは統一原理なのよ」と言い放った。

(その1の翻訳ここまで)
 


無政府主義や左翼だった人でも、統一協会信者になると、反共主義者になってしまう。
政治にまったく関心がなかった人も、あっと言う間に、勝共活動に邁進している。
自分でその運動に向かって歩いて行ったのではなく、よくわからないまま、瞬間移動したように、飛躍してーー
心当たりありますか?
これはいったい・・・?




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