「日本人官憲が第二母様をレイプ」は嘘。事実無根/5-10からの続き
国を挙げての報道合戦と
ど田舎で 正体隠し
親泣かせ活動
龍明小説5-11
文龍明教祖と4人の幹部が当局に拘束されると、各新聞社の報道合戦が始まった。
「文教部(文化教育省)は、統一教会を邪教と認めたが、統一教会はそれを否定している」(京郷新聞 1955.7.5)
「文は、”巧みな弁舌で女性を騙して密通へと仕向ける”」
(ソウル新聞 1955.7.6)
「調査報告によれば、彼は徴兵制手続きに従わず、36才なのに43才と年齢を誇張した。また、延世大学の女子学生(22才)を3日間不法監禁し入信を強制したことが分かった」(東亜日報 1955.7.6)
「文または統一信者により、”4人の既婚婦人が冒涜された”」
(ソウル新聞 1955.7.7)
「”女性信者との不義の証拠が7件 明るみに出た” が、夫が訴状を提出しない限り告訴はできない」(東亜日報 1955.7.14)
(引用は Robert Boettcher in "Gifts of Deceit" P353より)
「文は70人の女子学生と”乱交パーティー”を行った」
(Segae新聞、1957年3月18日、1957年5月13日、1957年5月20日)
以上巻末資料*1
次に、比較的長い検証記事として、教団の背景に関する東亜日報の紙面の一部を紹介する。
(東亜日報1955.7.14、9.21付)
最近の教祖逮捕により、突然多くの注目を集めることになった世界基督教統一神霊協会の正体とは?
教化方法:
新人は72時間(3日間)宗教の教えの説教を聞かなければならない。
教会指導者の文氏がその説教をする。
誰かがその教えに疑いを抱き、去ろうとすると、文氏は「もしここで出て行けば、あなたは死ぬだろう」と厳しく言って帰らせない。
また文氏は「朝鮮人は神に選ばれた民族で、平壌は世界のエルサレムである」と説く。
そして、自分は神の息子であり、女性が自分と性関係を持てば、世界教師(メシア)を生むだろうと語る。
女性を漁る男(性的搾取者)の行動:
文氏は雄弁家だ。
彼を本当に信じる女性を見つけると、彼の住まい(協会建物の中の一室)に誘い込み、冒涜行為をすると言われている。
4名の犠牲者が確認されたが、彼女らは皆、夫がいる30代の中年女性で、中流以上の家庭に属している。
そのうちの1人、金昌順(仮名)36歳は、相当裕福な上流クラスの主婦だったが、教会指導者文氏の捧げ物の餌食になった後、夫から離縁される運命となった。
(以上巻末資料*2)
こんな内容を連日報道されては、教団の評判は落ちる一方だった。
一時は700名(公称)まで増えていた信者は、どんどん減ってゆき、全国合わせても200名足らずになってしまった。
伝道も全く進まない。
特に上流階級や教育のある人たちは、一切統一教会との接触を拒否した。
都市部の伝道は当面あきらめるしかなかった。
それで龍明は、青年や学生信者たちを地方のド田舎に送り、そこの貧しい農民の子弟たちを教育するようにと命じた。
梨花女子大学薬学部を退学処分になり、当時田舎に派遣された史吉子女史は後にこう証している。
「私たちは、悪評のため統一教会から来たと言うことはできませんでしたが、彼らに韓国語・中国語・英語の読み書きなど基本的なことを教えることができました。
それによって、彼らは私たちと繋がりができ、だんだん入信するようになっていきました。
彼らは7日修、21日修、40日修に参加し、親と田畑を捨てて、教会の開拓伝道者となりました。
もちろん、親は野良仕事に子どもらを必要としたので、非常に腹を立てました。
子供たちは多かれ少なかれ、家族から逃げることになりました」
63年の124双の合同結婚式に参加したのは、こういった経緯で伝道された貧農出身の信者たちである。
(以上資料*3)
*
なんとなくどこかで聞いたことがあるような気がする話ではないだろうか。
これは「正体隠し伝道」や「親泣かせ原理運動」のハシリのようなものだ。
こういう体質は、教会草創期からあったということだ。
63年のCIA報告書によると、
「統一教会は村々の有力者たちにかなりの金額を支払って会員にしていることから、相当な財力を有している模様」
とある。資料*4
結局、村の長などに大金を渡す代わりに会員になってもらい、農村での欺瞞活動を認め、見逃してもらっていたのだろう。
当時は、国も貧しく、教会も貧しく、信者たちも一様に貧しい生活を送っていたが、裕福な家庭の奥様方から大口献金をせしめていた教祖(と一部幹部か)は「金なら大いにある」という状態だっただろう。
後に、大口献金は日本から調達になったが、日本の教会も信者たちも貧しく、教祖家庭(と韓国本部)は大金がある、その構造は変わっていないようだ。
【参考資料/サイト】
*1
https://tragedyofthesixmarys.com/moon-guilty-1955-started-two-year-jail-sentence/
MEDIA REPORTS:
*2
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/114592463348/moon-arrested-there-are-many-women-who-have-been
東亜日報 Dong-a Ilbo
*3
http://www.tparents.org/Library/Unification/Talks/Eu/Eu-860412a.htm
Gil Ja Sa Eu(史吉子)の証
*4
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/619756714538024960/the-reputation-of-sun-myung-moon-and-the-uc-was-so
「The reputation of Sun Myung Moon and the UC was so dirty that they resorted to paying members to join, according to a 1963 CIA report.」
「訳:1963年CIA報告書によれば、文鮮明とUCの評判が真っ黒なので、金を払って教会員になってもらうしかない」
https://www.cia.gov/library/readingroom/docs/CIA-RDP81M00980R000600200010-3.pdf
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ど田舎で 正体隠し
親泣かせ活動
龍明小説5-11
文龍明教祖と4人の幹部が当局に拘束されると、各新聞社の報道合戦が始まった。
「文教部(文化教育省)は、統一教会を邪教と認めたが、統一教会はそれを否定している」(京郷新聞 1955.7.5)
「文は、”巧みな弁舌で女性を騙して密通へと仕向ける”」
(ソウル新聞 1955.7.6)
「調査報告によれば、彼は徴兵制手続きに従わず、36才なのに43才と年齢を誇張した。また、延世大学の女子学生(22才)を3日間不法監禁し入信を強制したことが分かった」(東亜日報 1955.7.6)
「文または統一信者により、”4人の既婚婦人が冒涜された”」
(ソウル新聞 1955.7.7)
「”女性信者との不義の証拠が7件 明るみに出た” が、夫が訴状を提出しない限り告訴はできない」(東亜日報 1955.7.14)
(引用は Robert Boettcher in "Gifts of Deceit" P353より)
「文は70人の女子学生と”乱交パーティー”を行った」
(Segae新聞、1957年3月18日、1957年5月13日、1957年5月20日)
以上巻末資料*1
次に、比較的長い検証記事として、教団の背景に関する東亜日報の紙面の一部を紹介する。
(東亜日報1955.7.14、9.21付)
最近の教祖逮捕により、突然多くの注目を集めることになった世界基督教統一神霊協会の正体とは?
教化方法:
新人は72時間(3日間)宗教の教えの説教を聞かなければならない。
教会指導者の文氏がその説教をする。
誰かがその教えに疑いを抱き、去ろうとすると、文氏は「もしここで出て行けば、あなたは死ぬだろう」と厳しく言って帰らせない。
また文氏は「朝鮮人は神に選ばれた民族で、平壌は世界のエルサレムである」と説く。
そして、自分は神の息子であり、女性が自分と性関係を持てば、世界教師(メシア)を生むだろうと語る。
女性を漁る男(性的搾取者)の行動:
文氏は雄弁家だ。
彼を本当に信じる女性を見つけると、彼の住まい(協会建物の中の一室)に誘い込み、冒涜行為をすると言われている。
4名の犠牲者が確認されたが、彼女らは皆、夫がいる30代の中年女性で、中流以上の家庭に属している。
そのうちの1人、金昌順(仮名)36歳は、相当裕福な上流クラスの主婦だったが、教会指導者文氏の捧げ物の餌食になった後、夫から離縁される運命となった。
(以上巻末資料*2)
こんな内容を連日報道されては、教団の評判は落ちる一方だった。
一時は700名(公称)まで増えていた信者は、どんどん減ってゆき、全国合わせても200名足らずになってしまった。
伝道も全く進まない。
特に上流階級や教育のある人たちは、一切統一教会との接触を拒否した。
都市部の伝道は当面あきらめるしかなかった。
それで龍明は、青年や学生信者たちを地方のド田舎に送り、そこの貧しい農民の子弟たちを教育するようにと命じた。
梨花女子大学薬学部を退学処分になり、当時田舎に派遣された史吉子女史は後にこう証している。
「私たちは、悪評のため統一教会から来たと言うことはできませんでしたが、彼らに韓国語・中国語・英語の読み書きなど基本的なことを教えることができました。
それによって、彼らは私たちと繋がりができ、だんだん入信するようになっていきました。
彼らは7日修、21日修、40日修に参加し、親と田畑を捨てて、教会の開拓伝道者となりました。
もちろん、親は野良仕事に子どもらを必要としたので、非常に腹を立てました。
子供たちは多かれ少なかれ、家族から逃げることになりました」
63年の124双の合同結婚式に参加したのは、こういった経緯で伝道された貧農出身の信者たちである。
(以上資料*3)
*
なんとなくどこかで聞いたことがあるような気がする話ではないだろうか。
これは「正体隠し伝道」や「親泣かせ原理運動」のハシリのようなものだ。
こういう体質は、教会草創期からあったということだ。
63年のCIA報告書によると、
「統一教会は村々の有力者たちにかなりの金額を支払って会員にしていることから、相当な財力を有している模様」
とある。資料*4
結局、村の長などに大金を渡す代わりに会員になってもらい、農村での欺瞞活動を認め、見逃してもらっていたのだろう。
当時は、国も貧しく、教会も貧しく、信者たちも一様に貧しい生活を送っていたが、裕福な家庭の奥様方から大口献金をせしめていた教祖(と一部幹部か)は「金なら大いにある」という状態だっただろう。
後に、大口献金は日本から調達になったが、日本の教会も信者たちも貧しく、教祖家庭(と韓国本部)は大金がある、その構造は変わっていないようだ。
【参考資料/サイト】
*1
https://tragedyofthesixmarys.com/moon-guilty-1955-started-two-year-jail-sentence/
MEDIA REPORTS:
*2
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/114592463348/moon-arrested-there-are-many-women-who-have-been
東亜日報 Dong-a Ilbo
*3
http://www.tparents.org/Library/Unification/Talks/Eu/Eu-860412a.htm
Gil Ja Sa Eu(史吉子)の証
*4
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/619756714538024960/the-reputation-of-sun-myung-moon-and-the-uc-was-so
「The reputation of Sun Myung Moon and the UC was so dirty that they resorted to paying members to join, according to a 1963 CIA report.」
「訳:1963年CIA報告書によれば、文鮮明とUCの評判が真っ黒なので、金を払って教会員になってもらうしかない」
https://www.cia.gov/library/readingroom/docs/CIA-RDP81M00980R000600200010-3.pdf
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2020/10/10 (土) [龍明小説4&5]
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