「現存する最古の国。個性完成に必要な日本のこと」からの続き
なぜ日本国だけ永続き?
真の自己肯定への道。

世界史年表
一番下の赤い帯、日本だけずっと日本‥‥
他の国は、頻繁に王朝がぶつ切れになっている。
考えてみればすごいことです。
日本だけどうしてこんなに長続きするのか?
地理的な条件だけではないでしょう。
歴史的に、君主といえば、ピラミッド型(三角形)の頂点に君臨。
下位に位置する民は君主のもの(所有物・奴隷)という考え方で統治が行われました。
支配階級が人民を所有物として支配する階級社会です。
当然、人々の不満が溜まり、いつも誰かがその支配を奪うことを考えるので、国が長続きしなくなります。
これは日本以外の世界での話です。
日本では古来から、全く違った考え方だったようです。
民のために君主がいる。例えて言うなら、三角形でなく丸型の社会です。
天皇はピラミッドの頂点にではなく、円の中心にいて、民はその円周に基本平等で違う役割をもって存在する。
初代神武天皇の建国の詔に「国民を幸福にすることこそ天皇の任務である」と書いてあり(日本書紀)
同じく「民のかまど」と言われる仁徳天皇の逸話があります。
http://www.shu-wa.jp/staffblog/17579/
「民のかまど」
世界一広いお墓、大仙古墳で有名な、16代仁徳天皇が、ある日高台に登って遠くをご覧になられました。
すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊きする煙が少しも上がっていないことに気付いたのです。
仁徳天皇は
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ、三年間、税を免除されました。
税を免除したために朝廷の収入はなくなり、宮殿は大いに荒れました。
天皇は衣を新調されず、茅葦屋根が破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。
三年がたって、仁徳天皇が同じ高台に出られて、遠くをご覧になると今度は、人々の家々から煮炊きする煙が盛んに立つのをご覧になり、その時、仁徳天皇がこのように言われたということです。
「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」
そして、一緒におられた皇后に
「私は豊かになった。喜ばしいことだ」
とおっしゃったということです。
皇后はそれを聞いて
「陛下は変なことをおっしゃいますね。衣服には穴があき、屋根が破れているのに、どうして豊かになったといえるのですか」
すると
「国とは民が根本である。その民が豊かでいるのだから、私も豊かということだ」
と言われ、天皇は引き続き、さらに三年間、税をとることをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課して、宮殿の修理をお許しになりました。
すると人々は命令もされていないのに、進んで宮殿の修理をはじめ、またたくまに立派な宮殿ができあがったといいます。
この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。——————————
「民のかまど」
世界一広いお墓、大仙古墳で有名な、16代仁徳天皇が、ある日高台に登って遠くをご覧になられました。
すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊きする煙が少しも上がっていないことに気付いたのです。
仁徳天皇は
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ、三年間、税を免除されました。
税を免除したために朝廷の収入はなくなり、宮殿は大いに荒れました。
天皇は衣を新調されず、茅葦屋根が破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。
三年がたって、仁徳天皇が同じ高台に出られて、遠くをご覧になると今度は、人々の家々から煮炊きする煙が盛んに立つのをご覧になり、その時、仁徳天皇がこのように言われたということです。
「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」
そして、一緒におられた皇后に
「私は豊かになった。喜ばしいことだ」
とおっしゃったということです。
皇后はそれを聞いて
「陛下は変なことをおっしゃいますね。衣服には穴があき、屋根が破れているのに、どうして豊かになったといえるのですか」
すると
「国とは民が根本である。その民が豊かでいるのだから、私も豊かということだ」
と言われ、天皇は引き続き、さらに三年間、税をとることをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課して、宮殿の修理をお許しになりました。
すると人々は命令もされていないのに、進んで宮殿の修理をはじめ、またたくまに立派な宮殿ができあがったといいます。
この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。——————————
上記は、ある中学校長のブログから引用ですが、そのブログは教育委員会から注意を受け、強制的に削除されたそうです。
どこだ、広島か? いや、愛知だと。
愛知県、なにやっとリエンナーレ!
バカにしとリエンナーレ!
史実:
「農繁期には民を使ってはならない」十七条憲法(604年)
https://intojapanwaraku.com/culture/10397/
聖徳太子「十七条憲法」を徹底解説。
第十六条、民を使ふに時を以てするは古の良典なり……。
訳文
「民を使役するのに時節を考えよとは、古からのよるべき教えである。
冬の月の間(10〜12月)に余暇があれば民を使役せよ。
春から夏にかけては農耕や養蚕の時節であるから、民を使役してはならない。
農耕をしなかったら何を食べればよいのか。
養蚕をしなかったら何を着ればよいのか
聖徳太子「十七条憲法」を徹底解説。
第十六条、民を使ふに時を以てするは古の良典なり……。
訳文
「民を使役するのに時節を考えよとは、古からのよるべき教えである。
冬の月の間(10〜12月)に余暇があれば民を使役せよ。
春から夏にかけては農耕や養蚕の時節であるから、民を使役してはならない。
農耕をしなかったら何を食べればよいのか。
養蚕をしなかったら何を着ればよいのか
そんな古代に、民の事情を考え、民を思いやるのは日本だけです。
「何を食べればよいのか」とは、民たちのことを心配しているでしょう。
自分らは基本何にしても租税で食べる状況なわけですから。
聖徳太子の十七条の憲法といえば。
和を以て貴しとなし? 典型的な日本人のダメさだ。
何でも、なあなあで、真理真実なんてどうでもいいんだな。
こんな家、村、町……日本なんて、大っ嫌いだ~‼
と若い時や、かなり中高年になっても思いがちでしたが、違ったのですねー。
「何でも話し合って決めなさい」と。
これがほんとの民主主義だったというのです。
民を思う君主なら、支配を奪う必要はない、逆に支えようと思う人が多くなるのは当然でしょう。
だから長続きしたわけです。
裕仁天皇が「自分は死刑になってもいいから国民を救って欲しい」と直談判してきて、日本はどうなってるんだ?と驚いたマッカーサーに、こうなっているよ〜、ということで、
細かくはいろいろあっても、古来から根本的に考え方が他と違った日本というテーマを見てきました。
したがいまして世界の常識とはかけ離れ、それが短所になることもありうるので、そこんとこヨロシク取り計らい候。
日本を誇りに思えないような戦後教育を受けましたが、いくらかでも日本人なら、その精神がDNAに残ってあるでしょう。
その内容を封印・否定したまま、西欧的文脈に則って、支配からの脱却・人権主義の理想を求めても、観念的になり、精神をこじらせてしまうのです。
自国日本の素晴らしいところを知らなければ、本当の意味で自己肯定できません。
そうでない自己肯定は無理があり、エゴから脱却できないかなと。
そういう意味で個性完成に必要と先回書きました。
日本人でも中には、西洋的精神構造が強い人がいるでしょうから、全員がそうだとは言いませんが。
また、このような日本古来独特の「君民共治」「君民一体」の境地を、統一原理や家庭連合(統一教会)の理想に投影して入信し、引き続き理屈を付けて、全く違う朝鮮的「隷属支配」を、日本的「君民一体」だと誤魔化し、思い込んでいるということもあると思います。お気をつけて。
また最長国家でも、初代から今上天皇まで126代ですから、清平の430代先祖解怨て‥‥。 お気をつけください。
定番悪代官の話なども、メディアがドラマ等でかなり捏造していると言われます。
士農工商穢多は身分制でなく職業分離、そして、え、貧乏の順番だった?(笑)
引き続き調査の必要ありでしょう。
明治天皇の玄孫さん? 竹田学校 おもしろし
目からウロコ!
士農工商は身分制ではなく、職業分離、貧乏の順番だった!
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2020/09/15 (火) [日記・その他]
今日、菅義偉首相が親任式で天皇陛下から任命を受けました。征夷大将軍にしても天皇が任命してきました。二千年間、日本が続けて来たことです。この歴史と時間が重要です。かつて、三島由紀夫も東大全共闘に主張したのは、日本の歴史がもつ価値観です。日本人として誇りにするべきことだと思います。ただし、これはナチスの恐ろしい結果を招いた優生学とは全く異なります。
piscさん、
その通りですね。
たまにそういうことを娘に言うと、言い終わる前に、
「シニアらしい考え方になったね」
「シニアらしくて、いいねえ」
いや、最近では若い人たちも結構そう言ってるんだよ、と反論すると、
「ふ〜ん、流行ってるんだね」
と、流行りものにされてオワリです。わらい。
今の香港情勢、カンボジアのポルポト政権下での悲劇。終戦後のサハリンでの「北のひめゆり事件」などを絡めて話すと、説得力があるのではないでしょうか。今の暮らしがあるのは歴史的犠牲から成り立っているのです。
まあ、おパヨクさんではないから良しとします、
もう自立して、いいパートナーもみつけたし。
「デュープスにならないよう気をつけて」とは言ってあります。
シニア扱いから、ほめ殺し、流行りモノ・うっちゃり」的なあしらいは、うまいなと私は結構気に入ったのです。
親バカというならすんまそん。
歴史的恩恵から成り立つ日本は、そうですね。
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