「原理講論の作り方(蘇生期)」からの続き
人を成長させるより 操作する
抜き難い釣り針のような 統一原理
受け入れると
中から敵兵が出てきて
たましいが征服される
トロイの木馬のような 統一原理
龍明小説5-2
「先生の原理の教えの根本が分かるディープなものはないものか、
たとえば本にする前の原稿とか……」
「うむ、ないことはないが」
龍明は、すかさず銀牧師の言質を取って言った。
「は、ございますか。それはありがたい。
でしたらついでに、私が原稿の校正をして差し上げましょう。
私は日本に留学していた時に、出版社で校正の仕事もしていたのですよ。
アルバイトでしたがうまいものです(うそだがな)。
なにより先生の原理の息吹に触れられることがありがたい。
ああ、ありがたい、ありがたい」
銀は決めかねている風に、まだもう少し原稿に手を入れる必要があると言った。
「では先生、こういたしましょう。
日を改めて数日後に、私の弟子の金ウォンピルという若い者を取りに遣らせます。
ちゃんと校正してお返ししますから、ご安心ください。
ではその折よろしくお願いします」
龍明は、有無を言わさず、さっさとその場を辞した。
こうして半ば強引に銀白文の原稿を手に入れ、ボンネッコル小屋で仕上げた文ノ龍明教祖の原理原本は、完全に銀牧師の理論が下敷きになっている。
それから堕落論と神の心情を解いた元祖・金聖道女史の教えや、お世話になった大聖母の丁得恩女史の理論なども大いに入っている。
四位基台の概念は丁得恩女史が解いたものだ。
それらの内容は、原理原本の中で、龍明が天から啓示で教えられた内容とされ、結果、彼自身がメシアであることの証拠のようにされてしまった。
龍明の原理は、聞く者に、喜びや希望と同時に堕落のショックと復帰の責任の重圧を与え、一旦その論理に嵌まると、自らの魂の独立性を放棄しメシアの権威主義の軍門に下る以外に道は無くなってしまうのだ。
それはあたかも、人を釣る釣り竿の、引き抜こうとしても抜き難い、曲がった釣り針のようなものだった。
ーーこれでおいそれと逃げることはできまい。
天使長である蛇とイヴが性行為をして堕落したという失楽園の物語の解釈は、教祖が信者の原罪を拭うため、血統転換(血分け)の性行為儀式を行う根拠になる。
また原理原本には、堕落の逆の経路を辿って復帰するために、イエスは、ユダの恋人(妻)であるマグダラのマリアを奪い、彼女と結婚したと書いてある。
ユダはそれに耐えらず、イエスをローマ兵に売って十字架に追いやり、救いの摂理は失敗したという説明だ。
そのことで、イエスの再臨である教祖が大勢の家庭婦人を夫から奪い復帰の性儀式をすることの論理的な正しさを主張できたと龍明は自負した。
そしてこの原理は概してメリットがある出来栄えになったと悦に入った。
一方、銀白文から借りた原稿だが、龍明はそれを6ヶ月以上も返さず、銀を激怒させることになった。
何年も後に、銀がメディアのインタビューに応えた際、彼は、龍明を「泥棒」と呼び、文ノ教会のことを「龍(ドラゴン)カルトだ」と評した。
52年5月、龍明の手書きで完成した原理原本は、その後、弟子の金ウォンピル、朴正華、姜ヒョンシルらに書き写され、何冊か写本ができ、信者たちに回し読みされた。
<参考資料/サイト>
UCの母体 イエス教会、霊的になって終了/番外編2.5_4
UCの母体②金聖道 あのいやな神の心情/番外編2.5_5
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12093939280.html
引用:
『文鮮明は金百文が 1952年釜山東来で避難中に執筆した原稿『堕落、復帰原理』を見て、「原稿校正を見て差し上げる」と持って行って6ヶ月以上持って来ない騒動を起こしたりした。』
http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=8687
上記の内容は、1945年当時、文教祖と同じイスラエル修道院上道洞集会所に通っていたイム・ナムスン女史の証言です。
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/181300946508/who-wrote-the-divine-principle-what-is-its
一部日本語訳:
統一原理の歴史の同時性は、ルターの宗教改革からちょうど400年後の1917年に生まれた金百文から直接盗用している。
(文は1920年生まれなので、本物のメシアではありえない)
鄭寿源(金聖道の孫)を含む36家庭の何組かに、盗用された歴史の同時性について聞いてみたところ、
彼らは、それを金百文から奪ったことについては問題視せずに、
統一原理を世界のレベルに知らしめたことが文の功績で、それが重要なことだと言った。
https://tragedyofthesixmarys.com/moons-theology-used-to-control/
https://tragedyofthesixmarys.com/where-moon-got-his-theology/
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/179864692863/jesus-had-sex-with-mary-magdalene-official-ffwpu
Andrew Wilson, PhD, Unification Theological Seminary:
統一神学校のアンドリュー・ウィルソン博士の論文:
「真の父の原理原本によると、イエスは確かにマグダラのマリアと結婚していました。……
ソース: http://www.utsalumni.org/news/the-wife-of-jesus-seen-from-the-perspective-of-divine-principle-by-andrew-wilson-ph-d-uts78-5075/
(↑都合が悪いらしく削除されている by暗在)
https://tragedyofthesixmarys.com/chong-deuk-eun-great-holy-mother/
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龍明小説5-2
「先生の原理の教えの根本が分かるディープなものはないものか、
たとえば本にする前の原稿とか……」
「うむ、ないことはないが」
龍明は、すかさず銀牧師の言質を取って言った。
「は、ございますか。それはありがたい。
でしたらついでに、私が原稿の校正をして差し上げましょう。
私は日本に留学していた時に、出版社で校正の仕事もしていたのですよ。
アルバイトでしたがうまいものです(うそだがな)。
なにより先生の原理の息吹に触れられることがありがたい。
ああ、ありがたい、ありがたい」
銀は決めかねている風に、まだもう少し原稿に手を入れる必要があると言った。
「では先生、こういたしましょう。
日を改めて数日後に、私の弟子の金ウォンピルという若い者を取りに遣らせます。
ちゃんと校正してお返ししますから、ご安心ください。
ではその折よろしくお願いします」
龍明は、有無を言わさず、さっさとその場を辞した。
こうして半ば強引に銀白文の原稿を手に入れ、ボンネッコル小屋で仕上げた文ノ龍明教祖の原理原本は、完全に銀牧師の理論が下敷きになっている。
それから堕落論と神の心情を解いた元祖・金聖道女史の教えや、お世話になった大聖母の丁得恩女史の理論なども大いに入っている。
四位基台の概念は丁得恩女史が解いたものだ。
それらの内容は、原理原本の中で、龍明が天から啓示で教えられた内容とされ、結果、彼自身がメシアであることの証拠のようにされてしまった。
龍明の原理は、聞く者に、喜びや希望と同時に堕落のショックと復帰の責任の重圧を与え、一旦その論理に嵌まると、自らの魂の独立性を放棄しメシアの権威主義の軍門に下る以外に道は無くなってしまうのだ。
それはあたかも、人を釣る釣り竿の、引き抜こうとしても抜き難い、曲がった釣り針のようなものだった。
ーーこれでおいそれと逃げることはできまい。
天使長である蛇とイヴが性行為をして堕落したという失楽園の物語の解釈は、教祖が信者の原罪を拭うため、血統転換(血分け)の性行為儀式を行う根拠になる。
また原理原本には、堕落の逆の経路を辿って復帰するために、イエスは、ユダの恋人(妻)であるマグダラのマリアを奪い、彼女と結婚したと書いてある。
ユダはそれに耐えらず、イエスをローマ兵に売って十字架に追いやり、救いの摂理は失敗したという説明だ。
そのことで、イエスの再臨である教祖が大勢の家庭婦人を夫から奪い復帰の性儀式をすることの論理的な正しさを主張できたと龍明は自負した。
そしてこの原理は概してメリットがある出来栄えになったと悦に入った。
一方、銀白文から借りた原稿だが、龍明はそれを6ヶ月以上も返さず、銀を激怒させることになった。
何年も後に、銀がメディアのインタビューに応えた際、彼は、龍明を「泥棒」と呼び、文ノ教会のことを「龍(ドラゴン)カルトだ」と評した。
52年5月、龍明の手書きで完成した原理原本は、その後、弟子の金ウォンピル、朴正華、姜ヒョンシルらに書き写され、何冊か写本ができ、信者たちに回し読みされた。
<参考資料/サイト>
UCの母体 イエス教会、霊的になって終了/番外編2.5_4
UCの母体②金聖道 あのいやな神の心情/番外編2.5_5
https://ameblo.jp/chanu1/entry-12093939280.html
引用:
『文鮮明は金百文が 1952年釜山東来で避難中に執筆した原稿『堕落、復帰原理』を見て、「原稿校正を見て差し上げる」と持って行って6ヶ月以上持って来ない騒動を起こしたりした。』
http://www.amennews.com/news/articleView.html?idxno=8687
上記の内容は、1945年当時、文教祖と同じイスラエル修道院上道洞集会所に通っていたイム・ナムスン女史の証言です。
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/181300946508/who-wrote-the-divine-principle-what-is-its
一部日本語訳:
統一原理の歴史の同時性は、ルターの宗教改革からちょうど400年後の1917年に生まれた金百文から直接盗用している。
(文は1920年生まれなので、本物のメシアではありえない)
鄭寿源(金聖道の孫)を含む36家庭の何組かに、盗用された歴史の同時性について聞いてみたところ、
彼らは、それを金百文から奪ったことについては問題視せずに、
統一原理を世界のレベルに知らしめたことが文の功績で、それが重要なことだと言った。
https://tragedyofthesixmarys.com/moons-theology-used-to-control/
https://tragedyofthesixmarys.com/where-moon-got-his-theology/
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/179864692863/jesus-had-sex-with-mary-magdalene-official-ffwpu
Andrew Wilson, PhD, Unification Theological Seminary:
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「真の父の原理原本によると、イエスは確かにマグダラのマリアと結婚していました。……
ソース: http://www.utsalumni.org/news/the-wife-of-jesus-seen-from-the-perspective-of-divine-principle-by-andrew-wilson-ph-d-uts78-5075/
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2020/09/01 (火) [龍明小説4&5]
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