糞尿をばらまいた夫人、夫逃げ出す。この惨状を見よ! からの続き
危うい姜ヒョンシル、
潜在意識レベルで
夫人に対抗しているような?
行くなよ、ボンネッコル
龍明小説4-8
新しくボンネッコルの小屋に住むようになっていた25歳の女神学生、姜ヒョンシルは何度もサンキルにぶっ叩かれ、居られなくなり、一時故郷に帰ることになった。(前回より)
キリスト教会の伝道師をしながら神学校に通っていた姜ヒョンシルは、異端と関係を持った科で、教会から任職を解かれ、神学校も放校になってしまった。
すかさずその異端の主・龍明大先生から「荷物をまとめてこちらに来なさい」と言われ、ボンネッコルの家に入って生活していたが、サンキル夫人がやって来たことで、そこにも居られなくなり、仕方なく故郷に帰って寂しく過ごしていた。
そこに敬愛してやまない大先生から手紙が届いた。
「イエス様も2000年前、家庭的に困難な問題を負って、言葉に言い表せない苦衷を経験したのだ。
今、私もそのような家庭的苦難の十字架の道を歩んでいる。
ヒョンシルにも苦労をかけることになったね。
だが神の御旨は必ず成されるので、後日会える日を思いながら我慢して行こう。
当分釜山には来ないで、その地で熱心に伝道してほしい」
こんなことが書いてあった。
封筒の裏を見ると、住所はボンネッコルではなく水晶洞となっていた。
自分がいない間に、文ノ先生や食口たちの身に何かあったのだと思うと、心がざわついてじっとしていられなくなり、年が明けた53年2月、先生の誕生日を口実に会いに行くことに決めた。
出発の日、途中で汽車が遅れ、釜山駅に着いたのは、もう夜中の12時を回っていた。
夜間通行禁止令が出ていて、この時間から、遠く知らない水晶洞の家を探しに行くのは無理だった。
それでその夜は、ひとまずボンネッコルの方に行ってみることにした。
ひょっとして先生がいるかもしれないと一縷の望みを託し、重いトランクを下げて辿り着いたところ、そこにはサンキル夫人だけが住んでいた。
***
(またあの人は突然いなくなってしまった、あの時と同じようにーー)
その頃、眠れないサンキルのイライラは最高潮に達していた。
何もかも根こそぎに奪われてしまって、今も奪われ続けているようで堪らなかった。
ーーあの人のせいで、実家ともこじれ、ユメも希望も、若さも。ああ、なけなしの金も、何もかも全部、あたしの人生からバキュームのように、無理やり吸い取られることになったんだ。
ーーアイツはあたしから取り上げたもので、今頃どこか別の女たちとうまいことやっている。
その女たちもそのうち同じ目に合うのかもしれないが、それまではヤツにベッタリの共犯者だ!
勝ち誇ったような顔をして、もっともらしいことを言っては人の口を封じ、根こそぎ奪い続けるんだ。
そうはさせるか、させるもんか、許すもんか、キョエ〜〜ッ
奇声を上げて一息ついていると、入り口に人影があった。
「ごめんください」
お?
「夜分遅く失礼します。あの、文ノ龍明先生はいらっしゃいますか?」
そう言って、見たことがある若い女が顔を覗かせた。
「あっ、おまえだな! 人の夫をどこに隠した、えッ?」
サンキルは凄い剣幕で、ヒョンシルに飛びかかってきた。
「し、知りません。知ってたらここに来るはずないじゃありませんか」
ヒョンシルは思わず龍明の手紙が入ったコートのポケットをかばいながら言った。
「アイツに逢いにきたんだな、こんな夜遅くに。
なぜ人の夫につきまとうんだ。おまえ何か知っているんだろ、
何でもいいから教えろ、こいつ、こらっ 言え、このアマッ」
「や、やめてくださいっ」
ヒョンシルはなんとか彼女から逃れて、入り口のドアをバタンと閉めた。
サンキルも家の外までは追ってこない様子だった。
禁止令が解ける4時になったらすぐ水晶洞の家を探しに行こう。
そう思って、家の前に張ってある台所用テントの中で夜を明かすことにした。
サンキルは家の中から、絶え間なく罵声を浴びせかけてきた。
厳しい世間に揉まれるうちに覚えたのだろう、ヒョンシルが生まれてこの方、一度も言われたことも聞いたこともない、口にすることもできないような酷い悪口と罵りと辱めの言葉を、サンキル夫人は 3、4時間ぶっ続けで実況中継のようにギンギンに畳みかけてきた。
ヒョンシルは黙ってそれを聞きながら、テントの中のひどい寒さに耐えるため、一晩中足を踏み鳴らしていた。
いつの間にか、足踏みの音がしなくなり、あたりがシーンと静まり返っていることに気づき、サンキルはハッとした。
テントの中が空なのを確かめると、慌ててコートを羽織り、夜明け前の凍てつく暗い道を急ぎ足で駅の方に向かった。
そして駅前の停留所でバスを待つヒョンシルの姿を見つけると、物陰に隠れて見張った。
夜が明け始める頃、サンキルは彼女が「水晶洞行き」のバスに乗ったことを確かめ、鋭い目をしてバスの後ろ姿を見送っていた。
<参考資料>
https://www.tparents.org/Library/Unification/Books/Sm-Early/Chap10.htm
http://blog.livedoor.jp/yoojaekon1014/archives/22461150.html
https://yuun0726.muragon.com/entry/237.html
「姜賢實(カン・ヒョンシル)回顧録」の日本語版では、崔サンキル女史が出てくる場面が削除されていたそうです。
関係ないオマケの写真(サ教のみなさまへ)再掲

最近旦那が押入れの奥の古い段ボール箱を整理していて見つけた物
旦那 「うへー、こんな古い原理講論、もう捨てちゃっていいよね」
私 「おもしろいからとっといて」
開けてみたら、まさかのサイン入りでビックリ
<崔サンキルとの見合いと短い結婚生活 龍明小説リンク集>
詐称して見合いしてその晩致しましたハイ/2-1
鬼畜お花畑の龍明と可愛いサンキルちゃん/2-2
妻サンキルがアカン化した。トホホby龍明/2-7
龍明家庭に献金問題勃発!/2-8
へびの知恵で平壌に居座る/2-18
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危うい姜ヒョンシル、
潜在意識レベルで
夫人に対抗しているような?
行くなよ、ボンネッコル
龍明小説4-8
新しくボンネッコルの小屋に住むようになっていた25歳の女神学生、姜ヒョンシルは何度もサンキルにぶっ叩かれ、居られなくなり、一時故郷に帰ることになった。(前回より)
キリスト教会の伝道師をしながら神学校に通っていた姜ヒョンシルは、異端と関係を持った科で、教会から任職を解かれ、神学校も放校になってしまった。
すかさずその異端の主・龍明大先生から「荷物をまとめてこちらに来なさい」と言われ、ボンネッコルの家に入って生活していたが、サンキル夫人がやって来たことで、そこにも居られなくなり、仕方なく故郷に帰って寂しく過ごしていた。
そこに敬愛してやまない大先生から手紙が届いた。
「イエス様も2000年前、家庭的に困難な問題を負って、言葉に言い表せない苦衷を経験したのだ。
今、私もそのような家庭的苦難の十字架の道を歩んでいる。
ヒョンシルにも苦労をかけることになったね。
だが神の御旨は必ず成されるので、後日会える日を思いながら我慢して行こう。
当分釜山には来ないで、その地で熱心に伝道してほしい」
こんなことが書いてあった。
封筒の裏を見ると、住所はボンネッコルではなく水晶洞となっていた。
自分がいない間に、文ノ先生や食口たちの身に何かあったのだと思うと、心がざわついてじっとしていられなくなり、年が明けた53年2月、先生の誕生日を口実に会いに行くことに決めた。
出発の日、途中で汽車が遅れ、釜山駅に着いたのは、もう夜中の12時を回っていた。
夜間通行禁止令が出ていて、この時間から、遠く知らない水晶洞の家を探しに行くのは無理だった。
それでその夜は、ひとまずボンネッコルの方に行ってみることにした。
ひょっとして先生がいるかもしれないと一縷の望みを託し、重いトランクを下げて辿り着いたところ、そこにはサンキル夫人だけが住んでいた。
***
(またあの人は突然いなくなってしまった、あの時と同じようにーー)
その頃、眠れないサンキルのイライラは最高潮に達していた。
何もかも根こそぎに奪われてしまって、今も奪われ続けているようで堪らなかった。
ーーあの人のせいで、実家ともこじれ、ユメも希望も、若さも。ああ、なけなしの金も、何もかも全部、あたしの人生からバキュームのように、無理やり吸い取られることになったんだ。
ーーアイツはあたしから取り上げたもので、今頃どこか別の女たちとうまいことやっている。
その女たちもそのうち同じ目に合うのかもしれないが、それまではヤツにベッタリの共犯者だ!
勝ち誇ったような顔をして、もっともらしいことを言っては人の口を封じ、根こそぎ奪い続けるんだ。
そうはさせるか、させるもんか、許すもんか、キョエ〜〜ッ
奇声を上げて一息ついていると、入り口に人影があった。
「ごめんください」
お?
「夜分遅く失礼します。あの、文ノ龍明先生はいらっしゃいますか?」
そう言って、見たことがある若い女が顔を覗かせた。
「あっ、おまえだな! 人の夫をどこに隠した、えッ?」
サンキルは凄い剣幕で、ヒョンシルに飛びかかってきた。
「し、知りません。知ってたらここに来るはずないじゃありませんか」
ヒョンシルは思わず龍明の手紙が入ったコートのポケットをかばいながら言った。
「アイツに逢いにきたんだな、こんな夜遅くに。
なぜ人の夫につきまとうんだ。おまえ何か知っているんだろ、
何でもいいから教えろ、こいつ、こらっ 言え、このアマッ」
「や、やめてくださいっ」
ヒョンシルはなんとか彼女から逃れて、入り口のドアをバタンと閉めた。
サンキルも家の外までは追ってこない様子だった。
禁止令が解ける4時になったらすぐ水晶洞の家を探しに行こう。
そう思って、家の前に張ってある台所用テントの中で夜を明かすことにした。
サンキルは家の中から、絶え間なく罵声を浴びせかけてきた。
厳しい世間に揉まれるうちに覚えたのだろう、ヒョンシルが生まれてこの方、一度も言われたことも聞いたこともない、口にすることもできないような酷い悪口と罵りと辱めの言葉を、サンキル夫人は 3、4時間ぶっ続けで実況中継のようにギンギンに畳みかけてきた。
ヒョンシルは黙ってそれを聞きながら、テントの中のひどい寒さに耐えるため、一晩中足を踏み鳴らしていた。
いつの間にか、足踏みの音がしなくなり、あたりがシーンと静まり返っていることに気づき、サンキルはハッとした。
テントの中が空なのを確かめると、慌ててコートを羽織り、夜明け前の凍てつく暗い道を急ぎ足で駅の方に向かった。
そして駅前の停留所でバスを待つヒョンシルの姿を見つけると、物陰に隠れて見張った。
夜が明け始める頃、サンキルは彼女が「水晶洞行き」のバスに乗ったことを確かめ、鋭い目をしてバスの後ろ姿を見送っていた。
<参考資料>
https://www.tparents.org/Library/Unification/Books/Sm-Early/Chap10.htm
http://blog.livedoor.jp/yoojaekon1014/archives/22461150.html
https://yuun0726.muragon.com/entry/237.html
「姜賢實(カン・ヒョンシル)回顧録」の日本語版では、崔サンキル女史が出てくる場面が削除されていたそうです。
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最近旦那が押入れの奥の古い段ボール箱を整理していて見つけた物
旦那 「うへー、こんな古い原理講論、もう捨てちゃっていいよね」
私 「おもしろいからとっといて」
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詐称して見合いしてその晩致しましたハイ/2-1
鬼畜お花畑の龍明と可愛いサンキルちゃん/2-2
妻サンキルがアカン化した。トホホby龍明/2-7
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2020/08/14 (金) [龍明小説4&5]
先駆者さん、
わかりました。じゃ、即決1000万円でヤフオクに出しておきますねー
ウソウソ。
写真ですね、写真の転載の話ですね。
オッケーですよ、どうぞ。
***
小ネタの泉:
ヒョンシルさんの文字のことですが、回顧録にある、パゴタ公園で黒板講義した時のことが面白いのです。
引用:
路上に黒板をかけておいて、まず題目を書きます。例えば、「堕落論」と書くと、男性たちが、「あの女、字を本当に綺麗に書くなあ」という言葉を言います。
私は実際には字が下手です。字が下手なのにそう言われると不思議なので、お父様に報告を差し上げたことがあります。
すると、お父様が笑われて、「姜賢實は、狂った人が踊りを踊るように字を書くのに、何、それで字が上手いだと?それは自分の心でそう言うんじゃないんだね」と言われました。
https://yuun0726.muragon.com/entry/286.html
どうですか、実際写真の文字を見ると、ぱっと見、素直で綺麗な文字に見えないですか。パゴタ公園の浮浪者たち(?)がそう言ったように。
日帝(wの公教育の賜物かもしれません。
名前の文字などは確かに少しぐちゃぐちゃしているようですが。
狂った人が踊りを踊ったような文字という表現が面白くて印象に残っています。
一番上で、非公開のコメントをいただいたJさん(仮名)、
コメントありがとうございました。
励みになります。
非公開だからレスはできずそのままでいいと思い込んでいましたが、
よくないのではないかという無意識の促しの声が…… これが良心作用というものでしょうか(ジョーク。
不思議ですね。
遅ればせながら、一応。
お礼まで。
コメント