龍明小説3ー8 乗っ取ってやる からの続き
~~丁得恩との極秘摂理
イクイク 第一日目~~
龍明小説3ー9
牢獄から生還後、執事のような役割をするようになった車相淳はじめ、オクセヒョン、ダルオク、チーなど、数人の新しいメンバーが入ってきて、龍明の集会所は20人程が集まるようになった。
それに比例するように、信者の家族やキリスト教会から反対・反発も多くなり、金インジュに至っては、両親と夫の反対でしばらく身動きできない状態になっていた。
そんな頃、龍明にとってうれしいニュースがあった。
あの丁得恩女史が、霊体交換の性儀式を龍明に与えてくれるという。
ついに許可のお告げが下ったというのだ。
南にいるときから、あこがれていた(自称)神の夫人、エホバの妻だ。
平壌に来てから探し出し、ひそかに弟子入りして、雑用をしながら奉仕してきた。
初めて丁の屋敷を訪ねたとき、銀百文の名前を出すと、ソウルで会ったことがあると丁は言った。
~~丁得恩との極秘摂理
イクイク 第一日目~~
龍明小説3ー9
牢獄から生還後、執事のような役割をするようになった車相淳はじめ、オクセヒョン、ダルオク、チーなど、数人の新しいメンバーが入ってきて、龍明の集会所は20人程が集まるようになった。
それに比例するように、信者の家族やキリスト教会から反対・反発も多くなり、金インジュに至っては、両親と夫の反対でしばらく身動きできない状態になっていた。
そんな頃、龍明にとってうれしいニュースがあった。
あの丁得恩女史が、霊体交換の性儀式を龍明に与えてくれるという。
ついに許可のお告げが下ったというのだ。
南にいるときから、あこがれていた(自称)神の夫人、エホバの妻だ。
平壌に来てから探し出し、ひそかに弟子入りして、雑用をしながら奉仕してきた。
初めて丁の屋敷を訪ねたとき、銀百文の名前を出すと、ソウルで会ったことがあると丁は言った。
「銀先生からもよろしくとのことです」
彼は銀から遣わされた者のように振舞って、屋敷の中に入り込んだ。
立派な祭壇のある部屋で、得意の熱弁を振るい、二人で平壌を神の都にしましょう!と意気投合して弟子になったはずが、待っていたのは、とりまき連に囲まれる丁の姿を遠くに仰ぎ見ながら、掃除や洗濯、風呂沸かしなど僕の仕事だった。
が、ようやく待ちに待った日がやってきたのだ。
南で元カノの朴ウリョンにコケにされ拒絶されたこの道を、やっと進める時がきた。
その日の夕刻、彼はいそいそとナの家を後にし、丁得恩邸に出かけて行った。
薄暗い座敷の祭壇にはロウソクが灯り、中央に大判の座布団のようなものが敷いてある。
規定の祈祷を済ませた後、龍明は言われた通りそこにあおむけになった。
「この儀式は三段階あるが、これはその一段目じゃ」
丁得恩女史が厳かにこう言い、白い衣でそろそろと近づいてくる。
「われはエホバの妻、神の夫人。おまえにとってはメシアの立場じゃ」
言いながらのしかかってきた。
「おまえは信者。エデンの園の堕落した天使、へびの立場じゃ。
どうだ、おまえは我の救いを欲するか?」
龍明はゾクゾクして、事前に教えられた通りに答えた。
「へ、欲しますぅ、命を懸けても欲します~」
「うむ、たしかに欲しておるようじゃの。
おまえのこのへびを……我の神の胎に導き……こうして、こうして、浄めてくれよう、あぅ」
丁得恩50歳は途中ふらつき、龍明が支え、2人共無事果てた。
第一日目である。
龍明は丁夫人の体に手をかけた。
「こら、何をするっ」
「何をって、あと2回あるんでしょ。先生、ちゃっちゃとやっちゃいましょうよ」
「何を言うか。バカもの。だめじゃ、だめじゃ。
それは日を改めなければならない。
その時まで今回の霊的意味をよく祈り、瞑想にいそしまねばならない」
と言い、次の日程を示した。
(チェッ、なんかつまんねーの)
龍明は物足りなさを残したまま、暗い道をとぼとぼと帰途についた。
(二回目に期待、じゃなくて、つづく)
参考資料/サイト
ウィキペディア丁得恩
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%81%E5%BE%97%E6%81%A9
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-485.html から
丁得恩の著書『生の原理』より:
「ヨンチェ(*=ピカルム=血分けのこと)とは、エデンの園でエバとへびの関係から人類が受け継いだ汚れた血を清めるための方法です。
ヨンチェが行われるためには、誰から誰へヨンチェがなされるべきかを告げる天の啓示がなければならず、
与える側と受ける側の二人は、『命がけでこの儀式を行うことを欲します』と言葉に出して言わなければなりません。
与える方が上になり、受ける方が下になって、霊的な監督者の立ち会いのもと、神聖な環境で行われなければならず、
一種の洗礼とみなすことができます。」
https://tragedyofthesixmarys.com/pikareum-with-36-wives/
など
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彼は銀から遣わされた者のように振舞って、屋敷の中に入り込んだ。
立派な祭壇のある部屋で、得意の熱弁を振るい、二人で平壌を神の都にしましょう!と意気投合して弟子になったはずが、待っていたのは、とりまき連に囲まれる丁の姿を遠くに仰ぎ見ながら、掃除や洗濯、風呂沸かしなど僕の仕事だった。
が、ようやく待ちに待った日がやってきたのだ。
南で元カノの朴ウリョンにコケにされ拒絶されたこの道を、やっと進める時がきた。
その日の夕刻、彼はいそいそとナの家を後にし、丁得恩邸に出かけて行った。
薄暗い座敷の祭壇にはロウソクが灯り、中央に大判の座布団のようなものが敷いてある。
規定の祈祷を済ませた後、龍明は言われた通りそこにあおむけになった。
「この儀式は三段階あるが、これはその一段目じゃ」
丁得恩女史が厳かにこう言い、白い衣でそろそろと近づいてくる。
「われはエホバの妻、神の夫人。おまえにとってはメシアの立場じゃ」
言いながらのしかかってきた。
「おまえは信者。エデンの園の堕落した天使、へびの立場じゃ。
どうだ、おまえは我の救いを欲するか?」
龍明はゾクゾクして、事前に教えられた通りに答えた。
「へ、欲しますぅ、命を懸けても欲します~」
「うむ、たしかに欲しておるようじゃの。
おまえのこのへびを……我の神の胎に導き……こうして、こうして、浄めてくれよう、あぅ」
丁得恩50歳は途中ふらつき、龍明が支え、2人共無事果てた。
第一日目である。
龍明は丁夫人の体に手をかけた。
「こら、何をするっ」
「何をって、あと2回あるんでしょ。先生、ちゃっちゃとやっちゃいましょうよ」
「何を言うか。バカもの。だめじゃ、だめじゃ。
それは日を改めなければならない。
その時まで今回の霊的意味をよく祈り、瞑想にいそしまねばならない」
と言い、次の日程を示した。
(チェッ、なんかつまんねーの)
龍明は物足りなさを残したまま、暗い道をとぼとぼと帰途についた。
(二回目に期待、じゃなくて、つづく)
参考資料/サイト
ウィキペディア丁得恩
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%81%E5%BE%97%E6%81%A9
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-485.html から
丁得恩の著書『生の原理』より:
「ヨンチェ(*=ピカルム=血分けのこと)とは、エデンの園でエバとへびの関係から人類が受け継いだ汚れた血を清めるための方法です。
ヨンチェが行われるためには、誰から誰へヨンチェがなされるべきかを告げる天の啓示がなければならず、
与える側と受ける側の二人は、『命がけでこの儀式を行うことを欲します』と言葉に出して言わなければなりません。
与える方が上になり、受ける方が下になって、霊的な監督者の立ち会いのもと、神聖な環境で行われなければならず、
一種の洗礼とみなすことができます。」
https://tragedyofthesixmarys.com/pikareum-with-36-wives/
など
興味深い記事だと思われた方もそうでない方も
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2020/05/09 (土) [龍明小説2.5&3]
gout さん、読んで、コメントくださりありがとうございます。
多少情報によって差はあれど、龍明の方が兄弟子だったことは確かなようです。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-485.html のコメント欄[2014/06/13 13:42]暗在 より:
血わけは、丁得恩⇒男⇒女⇒朴泰善だったらしく、文鮮明と丁得恩はこの流れより以前の関係なので、そういうことからいうと朴は文の後輩で、さしずめ777から見た1610双のよう、“このへらへらの小僧っこがっ” 文氏 くやしいのぅ、くやしいのぅ。
同コメントより。
50年代にスター誕生デビューしたのは朴泰善(パク・テソン)という人物で、文氏とほぼ同年代、極貧の環境から小学校(旧制)を出て日本へ行って機械技師、機械工場経営という文氏と共通点を感じさせる経歴のクリスチャンで、やはり女教祖・丁得恩の血わけを受けてのめり込むが、ばれて問題化した後(49年)、血わけ集団と完全に手を切って否定する。朝鮮戦争後西欧の援助を受けた韓国キリスト教の中で認められ長老にまで押し上げられて、復興会は常に超満員(延べ何十万人)、集まり過ぎた献金を管理するため自分の会社を作り、自宅にまで大勢の人々が押し寄せてくるので何千人規模の伝道館を造り、そのうちキリスト教からは除名になるが、(ヤマギシ村のような)独立した大規模な信仰村を形成し・・・自分がメシアだと言い(天父教宣言)、血わけを復活させ、だんだんおかしくなっていきますが(60年70年~)、50年代の朴泰善の人気は国を挙げての大衆運動のようだったといいます。
(引用ここまで)
https://六マリアの悲劇.com/日本の狂気_荒井荒雄_著/
このページの中央下に、混淫系図が載っています。
朴テソンが丁得恩から血分けを受けたのは、丁が南へ下った後の、48年あたりでしょう。46年あたりは何をしていたのでしょうね?
多少情報によって差はあれど、龍明の方が兄弟子だったことは確かなようです。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-485.html のコメント欄[2014/06/13 13:42]暗在 より:
血わけは、丁得恩⇒男⇒女⇒朴泰善だったらしく、文鮮明と丁得恩はこの流れより以前の関係なので、そういうことからいうと朴は文の後輩で、さしずめ777から見た1610双のよう、“このへらへらの小僧っこがっ” 文氏 くやしいのぅ、くやしいのぅ。
同コメントより。
50年代にスター誕生デビューしたのは朴泰善(パク・テソン)という人物で、文氏とほぼ同年代、極貧の環境から小学校(旧制)を出て日本へ行って機械技師、機械工場経営という文氏と共通点を感じさせる経歴のクリスチャンで、やはり女教祖・丁得恩の血わけを受けてのめり込むが、ばれて問題化した後(49年)、血わけ集団と完全に手を切って否定する。朝鮮戦争後西欧の援助を受けた韓国キリスト教の中で認められ長老にまで押し上げられて、復興会は常に超満員(延べ何十万人)、集まり過ぎた献金を管理するため自分の会社を作り、自宅にまで大勢の人々が押し寄せてくるので何千人規模の伝道館を造り、そのうちキリスト教からは除名になるが、(ヤマギシ村のような)独立した大規模な信仰村を形成し・・・自分がメシアだと言い(天父教宣言)、血わけを復活させ、だんだんおかしくなっていきますが(60年70年~)、50年代の朴泰善の人気は国を挙げての大衆運動のようだったといいます。
(引用ここまで)
https://六マリアの悲劇.com/日本の狂気_荒井荒雄_著/
このページの中央下に、混淫系図が載っています。
朴テソンが丁得恩から血分けを受けたのは、丁が南へ下った後の、48年あたりでしょう。46年あたりは何をしていたのでしょうね?
こうして読み進んでくると、イスラエル修道院、聖主教団、エホバの妻教団と、全て龍明の為にセックス教団が御膳立てされていたかのようです。悪霊どもが共謀していたのかしら?さらに龍明が最大限に狡猾だったのは、宣教師を日本に派遣したことでしょう。まずは在日朝鮮人を信者にし、彼らを教会責任者として使って「サタン国家日本」から金を巻き上げるシステムを作ったこと。日本及び日本人に恨みを抱く在日韓国朝鮮人は、一般の日本人信者から多額の献金を奪い取ることに何の良心の呵責を感じなかったはず。過去の植民地支配の償いとして当然のことだと。教団がその集金システムを2000年以降も稼働し続けていることは痛恨の極みであります。そんな統一教会を選挙に利用するため庇護し続けた自民党の罪は甚だ大きい。
珉珉 さん、龍明小説を読んでくださり、ありがとうございます。
形骸的になっているとはいえ、この機会に、政党は統一教会との縁をキッパリ切ってほしいですね。
「勝共連合」もKCIAが名付けたということですし。
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-211.html
形骸的になっているとはいえ、この機会に、政党は統一教会との縁をキッパリ切ってほしいですね。
「勝共連合」もKCIAが名付けたということですし。
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-211.html
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