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2022年09月の記事 (1/1)

統一教会の訪問者、元信者の気持ち。後半1


http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-332.htmlからの続き


統一教会の訪問者、元信者の気持ち。後半1


前回より:
「どうですか、最近は。御言葉など何か勉強されてますか?」

してねーよ。そんなの、してるわけがない。知ってるくせに。
私は、以前住んでいた県営住宅のドアの前でのA氏とのやり取りを思い出していた。



もう10数年前になるだろう。
ーーその時もA氏は、「用事で近くまで来たので立ち寄ってみた。長らく会ってませんが、たまには教会の方にも顔を出して下さい」とか何とか言ったと思う。

私は答えた。
「統一教会は、世にいろいろある宗教団体の1つじゃないですか。私はそう思っているんです。多くの宗教団体の1つに過ぎないので、絶対に行かなくてはならないわけではないでしょう」
だから行かない、行かなくても文句を言われる筋合いはないと、論理の次元で追求を交わしたかったのだが、うまくいかなかった。

「えっそれは違いますよ。お父様の摂理は世界規模で歴史を復帰していくものですから。そんな、世にある宗教団体の1つなんていうものでは断じてないですよ。再臨のキリスト・メシアとして確実に歴史に残る歩みをされているんですから。」

「でも、今までの摂理(活動)はほとんど、その場限りではないですか。その時その時に都合がいいだけの」
もうそんなことに人生の時間やお金を費やすつもりはないのだ。

「いえいえ、そんなことはありません。着実に将来歴史に残っていきますよ。近いところで言えば、知ってますか、お父様がなされた“エルサレム宣言”。
文先生主導の下、キリスト教の牧師たちが自分の教会の十字架を下ろしてエルサレムの土に埋めたんです。そしてユダヤ教のラビたちも一緒に平和宣言をしたんです。知ってますか?」
(注:統一教会の教えでは、「イエスは十字架にかかるべきではなかった。十字架は本来、神の願いではなかった」とされている)

「フンッ はいっ。それにちなんで、最近小説本も出たましたよね。十字架嫌悪シンドロームが世界中に広がったとかいう触れ込みの」

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一般人と2世のコメント・返信、読んでください。


 一般人の方と2世さんのコメント・返信、読んでください。




『嘆きのカウサ責任者「関わらなきゃよかった」』への、るんるうんさんのコメント


22/09/13  名前:るんるうん

80年代の南米では

80年代、複数年南米に住んでいました。ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、仕事であちこち行ったり、旅行したりしていーました。南米ではよく市が立っていて、古本も売っていました。びっくりしたのは、何度も文鮮明の表紙写真付きの分厚い本が売られているのに出くわしたことです。
手にとってみるのも、カトリックの国ではあやしくれ思われそうなのでしませんでした。

この頃パラグアイやウルグアイでの統一教会の話がYouTubeで見ますが、あの南米諸国での古本は、こういうことの一環だったかもと思いました。

 


22/09/15  名前:暗在

Re:80年代の南米では

るんるうんさん、
「龍明小説」をお読みいただき、ありがとうございます。

>びっくりしたのは、何度も文鮮明の表紙写真付きの分厚い本が売られているのに出くわしたことです。

現地の様子が垣間見れる貴重なコメントをありがとうございます。

(記事より)「ボリビアの情報機関の報告書によると、5万冊の統一教団の本が米空軍機でラパスに運ばれたという。」

ご推察のように、この“統一教団の本”が古本として流れていたのでしょうね。
さぞかし売れなかろうね(笑

過去日本でも、「文鮮明自叙伝」という分厚い本が、信者たちの自腹で駅前などでばら撒かれたので、ブックオフやamazon 古書で1円で大量に出回りました。

南米では、ボリビアなど、統一教会が加担したコカインクーデターで、共産化するより酷いことになって、最貧国として今も引きずっているのですから、ひどい話だと思います。
教団や信者たちは、勝共(反共)運動の一環として片付けるのでしょうか。
これをどう断じたらいいのか?
全体主義、帝国主義運動の一環では?独裁運動ではと言いたくなります。

 

アメリカや南米では、統一教会の積極的な政治介入といえるものがあったのですが、日本ではそこまでのものはなかったように思います。結果としてですが(トライはしてた)。
(児玉誉士夫と笹川良一や岸さんと繋がりがあったことは事実でしょう。笹川さんは南米・独裁にも関係してたとか。謎です)
日本は霊感商法、高額エンドレス(心理的)強要献金でしょうね。

関連リンク:
「龍明小説8、9」ーアメリカや南米での無法、政治とのつながり

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旧統一教会からの訪問者[前半]


    旧統一教会からの訪問者と
  元信者の心情[前半]




長らく住んでいた公営集合住宅から車で二、三十分の所に、中古の平屋一軒家を手に入れた。そこに引っ越して1年数ヶ月が経った、今年の春の終わり頃、ピンポーンと玄関のベルが鳴った。

出てみると、統一教会(現・家庭連合)のAさんが立っていたので驚いた。
10年ぶりか、ことによったら20年近くも会ってなかったと思う。
この地域の家庭教会長のような立場をやっていた人で、たぶん今でもそのはずだ。


「こんにちは、Aです、どうもしばらくでーす」
「あ、Aさん、ずいぶんお久しぶりですねえ!」
「ええ、こんな所に引っ越しされてたんですね」
妙にニコニコ、ニヤニヤ、ヘラヘラ、笑っている(ような気がする。
営業の仕事でこの区画を回った際に、表札の名前を見かけたので、そのうち訪ねてみようと以前から思っていたとのこと。

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