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2022年05月の記事 (1/1)

家庭連合、国教ならず? 最新ネパール事情


家庭連合、国教ならず? 最新ネパール事情

カトマンズ・ポスト紙に、一部韓鶴子に関するコラムが掲載される





世界の歴史を見ると、宗教を政治利用することは当たり前のようだ。

それは支配者にとって都合よく統治するための道具であり、

政治的理由での改宗もよくあることだ。

これが宗教というものなのだろう。



基礎知識として:
ネパール(首都はカトマンズ)は、共産党系列の政党が強い。
もちろん一党独裁ではなく、選挙による議会制ですが、与党は複数の共産系政党の連立政権とのことです。



翻訳ここから

2021年12月、カトマンズ・ポスト紙(Kathmandu Post)に韓鶴子(Hak Ja Han)に関する記事が掲載されました。

https://whatisonthemoon.tumblr.com/post/684150759074447361/december-2021-kathmandu-post-article-on-hak-ja-han
https://kathmandupost.com/columns/2021/12/08/hey-bhagwan

ヘイ、バグワン(おお、神よ)
ネパールで宗教を政治的に利用することは、大きな社会的・宗教的対立を生み出す可能性がある。

by ナレシュ・コイララ(Naresh Koirala)


マルクス主義の創始者であり主要な理論家であるカール・マルクスは、宗教を「大衆のアヘン」と見なした。
ソビエト連邦の創設者であるウラジーミル・レーニンは、"真の共産主義者は常に無神論を推進し、宗教と闘う "と言っている。
ソビエト連邦の最初の20年間で、「約20万人の聖職者が殺害された」。

毛沢東は中華人民共和国において国家的無神論を確立した。彼は民衆の宗教運動を扇動的とみなした。中国共産党の国家安全局は市民の宗教活動を監視している。

最近まで、ネパールの共産主義者の間でも無神論はかなり人気があった。
ネパールで最も著名な共産主義指導者であり元首相のKPシャルマ・オリとプラチャンダは、過去に何度か公に宗教を蔑視したことがある。

KPシャルマ・オリは、"もし神がいるとすれば、それはカール・マルクスの中だけにいる "と発言した記録が残っている。
反体制活動中、プラチャンダの毛沢東主義派の仲間は牛を屠殺し、敬虔なヒンドゥー教徒にその肉を食べることを強要した。

これらの指導者たちは、公式会議室を飾る三位一体の無神論者ーマルクス、レーニン、毛沢東ーに見守られながら、すべての重要な決定を下している。

ここ最近は、ヒンズー教を国教とする要求が大きくなり、これらの指導者は突然、ヒンズー教徒に生まれ変わろうとしているように見える。
これは思想的背信行為だが、実際に起こっていることだ。

この転換はいつから始まり、どのような影響を及ぼすのだろうか。

写真は オリ氏と韓鶴子氏
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あの人は今。2022クンディオナ・ブラックフンジン あちゃ〜編(タイムライン最終)

「クレオパス・クンディオナは新たな救世主か?2016」の続き



あの人は今。
クンディオナ・ブラックフンジン〜2022
あちゃ〜編(タイムライン最終)




“毒を食らわば皿まで” ではないけれど、ジンバブエ新聞を漁ってしまいました。
元信者、クンディオナさんは、劇的にがんばっておられるようですが…。


基本事項
・クンディオナは、UMAA学校グループを所有、校長を務める。
・ジンバブエの与党 Zanu PFの党員で、地区の副書記に就任。

注)ZANU-PFとは:ジンバブエの支配政党
「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」の略称
(:Zimbabwe African National Union - Patriotic Front)


〜タイムライン続き〜
2021年11月
❶UMAA学院の生徒たちが、クンディオナ校長に対して抗議デモを行なう。

2022年
❷1月、クンディオナは、党内の予備選挙でライバルの若手党員に負ける。
3月、数々の疑惑で、粛清(停職処分)され、党本部に出入り禁止になる。

❸一週間後、奇跡のカムバック(復職)?

❹…




https://news.pindula.co.zw/2021/11/26/pupils-stage-protest-at-umaa-institute/
Pupils Stage Protest At Umaa Institute
November 26, 2021

pindulaニュースより

ウマアUMAA学院で生徒が抗議活動を実施
2021年11月26日

マロンデラにある私立ウマア学院の生徒たちが、昨日学院の大ホールで抗議活動を行った。

生徒たちは、学校経営者のクレオパス・クンディオナによる横暴とみなされる行為に抗議していた。

Pindula Newsに語った学生の一人は、クンディオナは教室に鍵をかけて生徒の出入りを拒否する習慣があると主張し、もう虐待に耐えられないと語った。

生徒たちは、クンディオナは、自分は誰も恐れず、大統領だけを尊敬していると自慢していると主張した。

生徒の一人はこう語った。
「昨日、私たちはより良い食事が欲しい、もう虐待されたくないという理由で抗議しました。彼(Kundiona)は毎朝野球ボールで生徒たちを殴っています。

昨日起こったことは、何人かの同級生が教室に連れて行かれ、一晩中、床で寝ることを強要されたことです。さらに悪いことに、それは全員が女の子でした。私たちはただ正義を求めるだけです。私たちは毎日殴られているのです」

ウマア学院の生徒たちによる抗議は、ここ数週間、国内のいくつかの学校の生徒たちが、不正な管理に対してデモを起こしたことがきっかけになっている。
 

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▲ウマア・インスティテュート

 何となく、統一教会の修練所に似ていますね。
生徒たちの訴えの内容も、三十数年前のブラックフンジン告白式の参加者が告発した内容を彷彿とさせます。


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