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2022年02月の記事 (1/1)

集団訴訟が必要では? 実用的でない信者たち。


「一世信者の手紙 文家宛て。生霊が出た、何とかしてくれ。できません 」の続き


  集団訴訟が必要では?

    実用的でない信者たち。



教会の資産が全て文家族の個人口座に移されていたことを知った一世、二世信者の反応からです。




   霊ノ龍明小説 20 -6


前回より:
我が子に懺悔し、毎晩泣きながら幽界を彷徨っている憤慨の一世は、今宵も霧の彼方へ去っていった。

するとすぐに別の生霊が現れた。
先ほどの人物とはうって変わって、脂が浮き出た額が精悍な感じを与えていた。//



数人の若者たちと一緒に姿を現したその人物はこう語り始めた。

「私は1977年に入教した一世だ。
指導的な立場に就いた時期もあったが、2010年にはただの会員に戻った。

私は最善を信じたかったので、文一族のおかしなところを見過ごしてきた。
だが仁進の不倫騒動の後、文家全体が同じであることに気づいたのだ。
私は何も言わずにその場を去り、振り返ることもなかった。
不思議なことに、リーダーは私に何があったか尋ねなかった。

私は教会で得た知識をもとに起業し、うまくいった。
家族も大事にした。
多くの教会の家族がトラブルに見舞われたとき、経済的な支援もした。
今、私は悠々自適のリタイア生活を送っている。
私の子供たちは教会にあまり興味を示さなかったので、自分の道を選ばせている 」

若者の1人が言った。
「ぼくは二世だが、あなたの子供たちはラッキーだな。
 うちの両親は未だにぼくの選択を受け入れないし、相変わらずド貧乏な暮らしをしているよ」

「きみのご両親のように、また先ほどまでここでしきりに嘆いていた人のように、経済的に苦労している一世が多いのは残念だが、私のような状況の人が複数いるので、大丈夫な人もいるんだということが言いたかった。
悲惨なことだが、私たち一世の多くは、子供をどのように育て、教育したらよいのかよくわからなかった、そして今、彼らは苦しんでいるのだ」

若者は答えた。
「その通りだ。ぼくも本当にうらめしく思うよ」

一世は続けた。
「私が思うに、1970年代に教会に入った多くの人はあまり実用的ではない。
おそらく別の道を選んでいたとしても、人生の実用的な面では、あまり成功しなかったと思うよ」

「やっぱりそうだよな。笑う気力も出ないね」

一世は気を取り直すように言った。
「私は "彼らに償わせろ "という意見が好きだ。
メンバーたちに起こったことは、正しいことではないんだ。
集団訴訟が必要なのでは?」
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文家宛て 一世信者の手紙。生霊が出た、何とかしてくれ。できません。


「亡霊が出た、何とかしてくれ。できません。/20-4」からの続き



「文家に宛てた一世信者の手紙」より

 龍明小説に転用/組込みました。

 生霊が出た という設定です。





   霊ノ龍明小説 20-5


[前回より]
不思議な人たちが龍明の周りに出現し、彼を取り囲んだ。亡霊のように行列になって側を通り過ぎて行くこともあった。

彼らは口々に言った。
「私たちが教会に捧げた財産は全部あなたの家族の個人名義に移されてしまった
「裁判資料によれば、文一族の財産は600億ドルにものぼるというじゃありませんか
「献金は教会のためのもの。文一族の個人のためのものではありません
「ああ、悔しい… 悲しい… 恨めしい…

様々な亡霊がゾロゾロ行列になってやってきた。
龍明は悩まされた。
ーわぁ、どうにかしてくれ〜 やめてくれ〜。
地上で信者の家族が怒鳴り込んできた時のように、おばさんの家に逃げて隠れることはできない。

時には、まだ地上に生きている人間が、夜中の夢の中から精霊界に出張してやって来ることもあった。//


伸縮自在の銀色の紐で地上の肉体と繋がっている生霊なのに、亡霊よりも顔色が悪く生気のない人物が、夢のまにまにフラフラとやって来て言うのを聞いた。

「文家の家族たちよ
今ほどあなた方に対して嫌悪と怒りを覚えたことはない。

信者たちの善意に対する虐待に、常日頃、深い嫌悪と怒りを感じながら、あなた方の行動を見、言葉を聞いている。

私は自分が洗脳されたとは思っていない。

私は自分の人生を、魂を、苦労の汗を、
25年以上にわたる働きの成果を進んで教会に捧げました。

文鮮明先生のメッセージを心から信じ、それがより良い人間を作り、ひいては私の子供たちのためにより良い世界を作るのだと願っていました。

文家の子女様たちが成長するのを見たとき、私は彼らを尊敬し、彼ら中に神の愛の新しい純粋な血統の未来があることを信じたのです。

しかし、私が目の当たりにしたのは、私が期待したものすべての腐敗、利己主義、貪欲、不道徳、そして明らかな虐待でした。
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元信者作家によるカルト小説「中古神学ディーラーにて」



10年献身の 元信者作家による カルト小説

「中古神学ディーラーにて」



掌編小説やエッセイがたくさん入っている本。
まだちょい読みですが。面白かったものを一つ紹介します。
翻訳ではなく、翻案というか、ネタバレありの解説・説明というか、私なりの解釈・リライトとして見てください。
(著作権があるので「翻訳」ではまずいでしょうから)


暗在自作のタイトルとリード文:
「中古神学ディーラーにて」
ー長年親しんだ愛車、黒のディバイン・プリンシプルがポンコツに?
 そこで私は、下取り中古屋へと自慢の愛車を走らせたーー



「カルト・フィクション」
ーある作家の極端な宗教をめぐる創造的な旅
K・ゴードン・ニューフェルド(著)
    

https://www.amazon.co.jp/Cult-Fiction
Kindleで買いました(日本語版なし)





 中古神学ディーラーにて 
   A Day with Dashing Dave (Short story-1986)
      K・ゴードン・ニューフェルド


私は今乗っている神学を下取りに出して、別のモデルに乗り換えようと思った。
今のモデルでもそれなりに機能するし、大体の所へは乗り入れ可能だが、修理に手間がかかり過ぎるのが欠点だ。

そこで、中古神学を扱っている店に行って、もう少しカッコ良く快適なものはないか探してみることにした。

店舗の駐車場に入ると、派手な格好をした店員が手を振りながら出迎えてくれた。

「ようこそ、当中古神学ディーラーへ。掘り出し物がたくさん用意してございます。下取りの方はお考えですか?」

私はうなづき、愛しい黒のディバイン・プリンシプル(統一原理)をなでながら言った。
「これ、いくら位になるものかな?」

店員は、わが神学をジロジロ眺め回しながら言った。
「私共はこの種のものはあまり扱わないんですがね。下取りで何台か引き取りましたが、なかなか捌けないですよ。またメンテナンスが大変でね。これは何年製ですか?」
「1976年」
「ほほう、この車種では良い年に当たりますね。では、5千円でどうでしょう」

ーそんなっ…
私は反論しようとしたが、冷静に対応することにした。
「まずは気に入ったものがあるかどうか見てみよう。下取り価格についてはそれからだ」

「はいはい、もちろんですとも。まずはいろいろご覧ください。
 お客様は輸入物がお好みで? それとも国産モデルの方が?」

「それはまだ決めていないんだ。大勢で乗れて、いろんなところに行けるような、いいファミリータイプの神学が欲しいんだ」

「それならちょうどいいのがありますよ。こちらは、古き良きアメリカの家庭用セダン、“メソジスト”です。後部座席は広々としていて、皆さんそこに座るのがお好きなんですね。
前のオーナーは日曜日にしか乗らない普通の人でした。ジョン・ウェスレー自身による取説が付いていますが、読みたくなければ読まなくても結構。メソジスト系のオーナーは、それぞれが勝手に神学を乗り回しておられるようですからね」

私は顔をしかめて、首を振った。
「いや、子供の頃、親がメソジストに乗ってたんだ。車内は退屈で、いつも後部座席で眠っていたよ。もう少しチャレンジ感のある爽快なのがいいから、これはパスだな」

「それでしたら、スポーティータイプのがありますんで。こちらへどうぞ」
と店員は案内した。
フロント部分に炎が描かれ、金属の三日月マークが付いた、車高が低い真っ赤な神学だった。

「今、中東で一番ホットなシロモノです、その名は、“シーア派”!
太く短く生きたい方のために、ボンネットの下には、爆弾やミサイルを隠すスペースをとってございます」

「いやいや。それ、チャレンジ感半端ないけど、アカンやつやろ。過酷やなあ、ちょっと難易度高すぎますよ。もっと、こう…元気の出る、ファミリータイプの良い神学はないのかい?」
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文家庭、結局全てを個人口座に回収、ネコババ?



文家庭、
結局全てを個人口座に回収
ネコババ?



最近、英語圏のオール統一ブログ村のようなサイトで、下のような内容を含む激烈なトーンの投稿が複数ありました。

「文一族は、統一教会/家庭連合のすべての資産と財産を個人名義に移した」
「文家の財産は、数年前で約600億ドル」
「現在は1000億ドルに近い額になっている」


まずそのうちの1つを翻訳紹介。(末尾にもう一つを紹介)

https://whatisonthemoonarchive.tumblr.com/post/674642831680339968/sun-myung-moon-and-hak-ja-han-and-their-family
文鮮明と韓鶴子とその家族は、統一教会員の献金の全てを盗み取った
2022.1.28

文一族は、統一教会/家庭連合のすべての資産と財産を個人名義に移しました。

統一教会の会員は、すでに1940年代から、お金と財産を統一教会に寄付していました。

もちろん、その寄付は教会のためのものであり、文一家の個人のためのものではありませんでした。

UCI事件の裁判資料によれば、文家の財産は600億ドルにものぼるという。そしてこれは数年前のことです。

現在では、文家の財産は1000億ドルに近い額になっています。そして、まだ韓鶴子は会員からますます多くの献金を要求しています。
これは、教会員が最後の1ドルを献金し尽くすまで強奪される宗教的ねずみ講です。
(ここまで)
 

投稿によると、これらはUCI裁判資料からの情報とのことですが、具体的な資料は添付されていません。
重大なことなので、以前されていたように、添付・引用があってもよさそうなものですが、情報の性質からいって非公開
の証拠資料なのでしょう。(まったくのでっち上げでなければ。)

つまり、裁判関係者(内部)しか知り得ない情報で、
内容からすると家庭連合側が不利な情報ですから、三男顕進派からのリークではと推測できます。

600億ドル(60 billion US dollars)って、日本円に換算すると6兆円以上です。
1000億ドルなら、10兆円…。国家予算並ですね。
にわかには信じがたい額ですが。

西洋人信者のタダ働きは長期に渡り、日本の霊感商法も莫大でしたが、南米や米国内で武器と麻薬を交換する儲けは桁違いだったでしょう。

教会の事業はこれまでほとんどが失敗した、教会は金がない・ないと言うけれど、個人が不当に吸い取った挙げ句失敗したとも言えるのであって、その吸い上げた資金が巡り巡って、結局文家族の個人名義に書き換えられたのでしょうか。

90年代に、国進氏によって、それまで幹部名義になっていた教会の資産を順次教会名義に書き換えていって統合したと聞きましたが、その後、2000〜2010年以降には、その教会名義の財産を今度は文家の家族名義に変えていったということでしょうかね。

ベルヴェディア邸を売りに出すとか、統一神学校、ニューヨーカーホテル、ラスベガスのパレス、水沢里の研修所など、地所や権利を売ったとか貸し出すとか言われ続けてきて、
そういう話を聞くと、何も知らない信者たちは、教会は財政的に厳しいんだから我々の経済的苦境も仕方ないなどと思わされますが、
売ったお金をタックスヘイブンの海外個人口座に吸い取っているだけなのでは?


背後に三男派からのリークがあるとするとその目的は?
UCI財団の総資産額は30億ドル(3000億円)と言われますが、文家族名義の1000億ドル(10兆円)に比べればとるに足らない額だと言いたいのか、または個人口座に入れられるよりは、摂理のために資金を別場所へ移動させた我々は正しいなど思わせたいのでしょうか。
一審で敗訴したUCI裁判の控訴戦で将来勝った時のための、家庭連合下げの、間接的三男派イメージアップ作戦かな?

ぶっちゃけて言えば、文家の他の兄弟姉妹たちは皆こんなにガッポリ個人口座に入れてるのに、俺らだけそれに対して賠償金を課されるなんておかしいという主張ですね、わかります。ʕʘ‿ʘʔ

「仁進の不倫出産は、三男派からのリークだった」という内容の「旧:火の粉を払え」ブログの記事を思い出しました。

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二世が文鮮明氏に歴史の鉄槌を下す!



二世が 文鮮明氏に 歴史の鉄槌を下す!


アメリカ住みの二世さんかららしき投稿を翻訳紹介します。


2022年2月2日

人々は文鮮明を、「父」「師」「救世主」「博士」「メシア」などと呼ぶのをやめるべきです。

文氏は真実ではなかったのです! 

彼はあることを教えながら、別のことをしたのです。

文氏は自分が皇帝であると主張しました。

皇帝制は反米国的です。
皇帝制は、王の神聖な権利というシステムで動きます。
皇帝制は、皇帝が一般人よりも偉大であることを示すものです。

独立宣言、米国憲法、国連人権宣言は、地上における神の国の歴史的基盤です。
文皇帝はそうではありません。


https://whatisonthemoonarchive.tumblr.com/post/675110036073332736/people-should-stop-calling-moon-father-master
 

とても大局的な、完成度の高い認識であると思います。

しかし、このように言い切ってしまっていいのだろうか、という戸惑いを心のどこかで感じる人も多いのではないでしょうか。

以下で、私の経験も踏まえて、分析と克服を試みます。


天皇制を否定することになる? 
 神の善なる皇帝制ならOK?



まず、書かれているように米国的民主主義の理想は確かにすばらしいけれども、日本は象徴天皇制というまた違った事情があります。
皇帝制を否定すると、天皇制も否定することになり、日本の良さ、日本人の心のふるさとという貴重なものも切り捨ててしまうことになりはしないかという一抹の不安。(英語では、皇帝も天皇も同じく「Emperor」)

→ 文教祖の語った皇帝は、何度も行なった戴冠式や行動などからして、日本の天皇制とは全く違う、別物だということをはっきりさせる必要がありましょう。
(むしろ、過去に日本の天皇の権威を乗っ取ろうと画策した形跡あり。)

神から来る善なる皇帝制ならOK、というのはあまりにも観念的でした。
実際、ここ数十年、統一運動で実験してこの結果なのです。


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亡霊が出た、何とかしてくれ。できません。/20-4


「霊ノ龍明、霊界伝道、始まる…/20-3」からの続き


  亡霊が出た、

   何とかしてくれ。

       できません。



   霊ノ龍明小説 20-4


文牧師の言う通りに天国の喜びを祈り求めたところ、地獄の責め苦のような苦しみに合ってしまった不安の国の住人たち。

ここは霊界だ。地上とは違うのだ。
地上で「天国の喜び」と言っても、結局それぞれの想像の世界で空想するだけで、都合良く、あいまいに流してゆくことができた。
だがここではガチなヤツが降りて来る。
ごまかしは効かないぞーという、それは新参者・文ノ龍明に対する霊界からの警告だったのかもしれない。


彼らは、数時間、のたうち回り、数日間、寝込んだ。
そしてやっと元の状態に戻ると、立ち上がり、龍明を真似て伝道を始めた。

不平や口論が多い不安の国の国情をうまく使い、
「イライラさせられる不快な生活から完全に解放される新しい真理が出現した!」
と宣って、人々に龍明教会を信じ込ませ、主管下に置き、手下にしていく。

彼らは活動的だった。
教えに実質的なものがないのは分かっていたが、ここにいる人々は、相手を策略にかけ、陥れようとしたり、陰謀の裏をかいたりするのが大好きなのだ。
手下が手下を作り、その手下がまた手下を作って手下がどんどん増えてゆく。
影響力が欲しい龍明にとって都合がよかった。
「もっと広がれ。為に生きろ。どんどんやれ」
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