fc2ブログ

2020年10月の記事 (1/1)

血分けメシアのライバル出現ー悔しいじょ〜/6-3

「韓国政府との裏取引 その小説的暴露」からの続き



     血分けメシアのライバル出現
                 ー悔しいじょ〜




   龍明小説6-3



朝鮮メシアの借り物競争にて、朴泰善に大きく遅れをとったのだから、龍明、ひたすらくやしいのぅ、くやしいのぅ。(前回より)


文龍明は平壌で、女教祖の丁得恩から性儀式を授かり、聖なる血を分けてもらったが、その後喧嘩別れになった。
龍明と決別後、丁女史は1947年5月、単身で北から南へ越境し、ソウル北部の三角山に住居を定め、青年男女に[血分け]の教理を布教していた。
その中の1人に朴泰善青年がいた。

朴泰善は丁教祖を熱烈に支持し、自分の家を混淫(血分け)を行う場所として提供した。
信者たちは、丁が立ち会って祈りを捧げている所で〈血分け〉の儀式を行ったという。
それは47〜49年、朝鮮戦争以前の話である。

        *

55年、ちょうど龍明が梨花女子大事件でソウル刑務所に収監されている頃、
巷では、キリスト教長老派の大復興大会が開かれ、群衆が各地から続々と集まってきた。
様々な病気を抱え、癒しを求める者たちが大勢参加した。

朝と夕には、高名なスワンソン博士が聖書解説の講演を行ない、早朝と午後には、朴泰善牧師がリズミカルに手を叩きながら、癒しの霊的役事を導き、讃美歌を高らかに歌った。

その役事の最中、朴は「国家救済のための祈祷院建設にご協力を!」と言いながら信徒たちの間を巡り、金の指輪、腕時計、現金その他貴重品をごっそり集めた。

会合中に集められた財物は、朴泰善がすべて横領したと金ホアン牧師は証言している。
[ 続きを読む » ]
関連記事
スポンサーサイト



韓国政府筋との裏取引・暴露・銃製造/6-2

「君は弱小セックス・カルト教団の教祖のまま消えてゆくのみだ」/6-1 からの続き



   ―韓国政府との裏取引
          その小説的暴露ー

  「銃器製造の身入りは桁がいくつも違うことだろう」





     龍明小説6-2


「だが希望はある。君は、朴泰善(パクテソン)長老を知っているかね?」(前回より)


キリスト教長老派の朴泰善長老は、当時復興会で何万人と人を集める、有名な牧師だった。

むろん龍明もその存在は知っていた。
ーー俺だってあれくらいの説教はできるし、キリスト教さえ俺を認めてくれたら、あんなもんじゃないんだが。
と思っていた。


軍情報部の男は言った。
「あの朴牧師は、動乱前に、血分け・混淫の科で服役していたことがある。
北から来た女血分け師の弟子だったのだ。君と同じじゃないか」


動乱前といえば、重婚罪で北のフンナム収容所に収監されていた頃で、その件は知る由もなかったが、それ以前に龍明と袂を分かった丁得恩女史はその後南下し、ソウルの三角山に祈祷院を建てたと聞いていた。

ーー長老派の朴牧師が、まさか、あのばあさんの弟子だったのか?


男は資料に目を遣りながら続けた。
「49年に血分けが世間にばれて問題化し、丁という女教祖も有罪になった。
だが朴泰善は出所後、血分け教団とキッパリ縁を切り、血分けを否定した。
ほどなく韓国動乱が起こり、人々の頭の中からそんなことは吹き飛んでしまった。
休戦後、朴は、西洋肝入りのキリスト教の中で、長老にまで取り立てられ、メキメキ頭角を現していった」


ーーやっぱりそうか。
どおりで、言ってることが普通のキリスト教とはちょっと違う。
だがそうだとすると、やつは俺の後輩じゃないか。
若輩者がうまくやりやがる。とんでもハップンだ。
負けてたまるか。
[ 続きを読む » ]
関連記事

「君は弱小セックスカルト教団の教祖のまま消えてゆくのみだ」/6-1

協力しないなら、君は
   貧国の弱小セックス・カルト教団の教祖のまま、
          世間に断罪されながら消えてゆくのみだ」




  龍明小説6-1



文龍明は1955年7月4日に逮捕され、連日取り調べを受けていた。

2か月ほど経った頃のある日、いつもと違う場所に連れて行かれた。
そこは取調室というより、客室か重役会議室のような高級感があり、窓側に濃い色のスーツを着た男が座っていた。
精悍だが神経質そうなその男の前には、分厚い資料の束があった。

男は氏名を確認した後、
「これが、君たちの創立した “世界基督教神霊協会” の表向きの教義だ」
と言って、資料の1枚目の紙をよこした。

紙にはこう書いてあった。
1) 唯一の創造主は、父なる神のみ
2) 神の独り子イエスは、人類の救世主である
3) イエスの再臨は、朝鮮でなされる
4) 人類は、再臨の摂理を中心として一つの統一された家族となる
5)最終的な救済は、善を立て天の王国を創建し、地獄と悪を撤廃することにある

それは昨年、統一協会を団体登録した際に、政府に提出した教義報告書と同一の内容だった。


「よくできている。すばらしいね」
と男は言った。が、鋭い目をしてこう付け加えた。
「だが、我々の所には、こういう報告も上がっている」
そして抑揚のない声で、資料を読み上げ始めた。

「当該教団は、
以下のような別の信条の信奉および実践を秘密裏に行っている:
イチ、
創立者である文は、イエスの再臨である。
ニ、
信者は、血の浄め、血分けとして知られている儀式に参加することにより、霊の体を受け取る。
それは女性が文教祖と性行為をし、男性はその女性と性行為をする儀式である。
血の浄めについてのこの考えは、イブが蛇と淫行をおかし、我々子孫すべてが蛇の血を受け継いだという教えから来ている。
サン、
秘密とされる教理は聖なる契約であり、聖書より重い価値をおく。
シ、
血の浄めの儀式を経験した会員は、罪のない子孫を生むことができる。
ゴ、
創立者である文には原罪がない。
‥‥どうだ?」
[ 続きを読む » ]
関連記事

バイデン家と仁進・珍成 トホホのホ/5-14番外編



  バイデンと朴珍成・仁進
      をめぐるスキャンダル
             トホホのホ



 
龍明小説5-14 番外編



大統領選挙が近くなり、バイデン息子のメール流出スキャンダルが出て、話題になっています。
それで思い出したのが、数年前のアメリカの雑誌「ニューリパブリック」誌に載った「文家の崩壊」という記事。

その一部に、仁進の元夫・朴珍成とバイデン家が絡むスキャンダルが書かれていました。
(以下、敬称略にて失礼)
仁進の不倫も関係し、最後は、文3顕進も登場。定番ですが、莫大な献金が流れてしまいます。
記事のその部分を、当時したラフな翻訳でお伝えしようと思います。


ただ経緯を見ると、バイデン家がコカイン中毒の朴珍成の計上書類に騙され、業績不良会社を掴まされてしまった話なのか、
それとも、妻の不倫で弱っていた珍成が、バイデン家に会社を安く買いたたかれ、うまく乗っ取られてしまった話なのか、
怪しい人物が入り乱れ、記事の中でハンター・バイデンも別の意味で言ってますが、まさしく「藪の中」の様相。
双方とも胡散臭い感じです。

ヘッジファンド等、虚業✨に詳しい方の解説がほしいところですが、まあそこがポイントではないでしょう。
結局会社はリーマンショックでポシャり、元日本からの献金8億があっけなく流れます。


ただ、ジョーバイデンは、息子ハンターのロビー活動の経歴が自分の政治活動に不利になると見て、息子にフェイクの職歴を作ろうと、珍成の会社を買収し、息子をCEOに据えたという、そこがスキャンダルなのでしょう。

文家の仁進の不倫や珍成のコカイン中毒のこともスキャンダルだったでしょう。(珍成は以前文家の長男孝進に麻薬をやらされたと記事にあります)


「ニューリパブリック」
https://newrepublic.com/article/115512/unification-church-profile-fall-house-moon

文家の崩壊
ーーー性儀式、外国のスパイ組織、バイデン家の息子、内部抗争で分裂した教祖の家族
The Fall of the House of Moon;
Sex rituals, foreign spies, Biden offspring, and the Unification Church's war-torn first family
2013年11月12日
[ 続きを読む » ]
関連記事

文氏が女性の胸を揉んだ70年代~性依存症分析素材/5-13

「セックス依存症の後始末・考察いろいろ/5-12」からの続き



   文氏が女性の胸を揉んだ 70年代~
       80年代~ さらなる性依存症 分析素材




   龍明小説5-13


文鮮明はセックス依存症ではないかという捉え方は、文教祖の人間性や行動を知り理解する上で、とても有効な1つの視点だと思いました。

セックス依存症(強迫的性行動症)等で異常性行為をする目的の多くは、単に性欲解消ではなく、自尊心の回復、支配欲・所有欲・男尊女卑などが背後にあるということで、当たっているのではと思いました。

自尊心、支配欲、性欲などの一つ一つは、どこにでもあり、誰にでもあるものですが、性行為でそれらを満たそうという強迫的な衝動といいますか、うまく言えませんが、龍明氏が回復すべき自尊心は、“性で女性を復帰する人類の頂点に立つ再臨のメシア” であり、自分にその使命を委託する独特の神(偶像神)への強烈な信仰という特徴もあわせ持っています。

参考:神々の黄昏さんのコメント
「文龍明氏の女性関係について」
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-159.html#comment404


血分けをする神霊グループはいくつかあったわけで、たとえばイスラエル修道院の金百文師などは、インフォームドコンセントがしっかりしていたようで、それが社会問題化したとはきいたことがありません。

龍明の場合は、数が多すぎ、やり口も杜撰、金銭要求も激しく、その程度が深刻すぎて放置しておけないと、多くの人が疑義を呈したのです。


自身がセックス依存症と診断され、治療の過程をアニメ化した漫画家さんが、心療内科を受診したきっかけは、他の女性との関係に怒った同棲恋人からハンマーで殴りかかるほどの凄まじい暴力を受けたことだったといいますが、
文龍明さんも同じようにサンキル夫人から尋常でない暴力を受けました。

ゴム靴底による連続ビンタや糞尿撒き、殴り引っ掻きその他ですね。何回か記事にしました。
投獄も複数回されましたが、こいつ強運で、うまく逃れ出てしまい、受診には至りませんでした。


先回の記事では、1955年に2人の若い女性がほぼ同時に龍明の子を産んでいる疑惑について扱いましたが、
60年代はとみてみると、1965年から66年にかけての短期間に、以下のように2人の女性が3人を産んでいることが公表されています。

1965年8月14日 鶴子夫人が仁進を出産(ソウル)
1966年1月28日 愛人が隠し子文サムエルを出産(アメリカ)
1966年12月4日 鶴子夫人が興進を出産(ソウル)

そして67年には、あの神の日制定のための6人儀式というものがありました。
「ショックです 閲覧注意 神の日の制定」

その「6マリア×3回=連続18回性儀式」について、「男として快楽ではあり得ない」という主旨のコメントが2名の男性からありました、具体的には痛みになってくると。 単なる性欲解消やエロ志向では説明がつかないわけです。


では70年代はどうだったでしょうか。
アメリカというお国柄もあるのか、微妙な問題が出ています。
「お父様が女性の胸を揉みましたー」
この信仰的な祝福家庭の兄弟の証は、家庭連合公式のサイトに載っているものです。
[ 続きを読む » ]
関連記事

セックス依存症の後始末・考察いろいろ/5-12

「報道合戦と正体隠し 親泣かせ活動/5-11」からの続き


  セックス依存症の後始末
          考察いろいろ




   龍明小説5-12



当時は、国も貧しく、教会も貧しく、信者たちも一様に貧しい生活を送っていたが、裕福な家庭の奥様方から大口献金をせしめていた教祖は「金なら大いにある」という状態だっただろう。(先回より)

それは龍明が、全国で自家用車が5000台しか普及していなかった時期に、高級ジープを買ったことからもわかる。

彼が貧しい農村に、高級自家用ジープに乗って登場した時は、村中の注目を浴び、騒ぎになったほどだ。
1957年7月7日に購入した。登録ナンバーは「747」

その頃、不法入国した日本で、文教祖の婚外子・喜進を生み、貧乏のどん底で苦労していた金明妃母子には何の送金もせず、帰ってこいとも言わなかった。

キャプチャj3

キャプチャj4

[ 続きを読む » ]
関連記事

報道合戦と正体隠し親泣かせ活動/5-11

「日本人官憲が第二母様をレイプ」は嘘。事実無根/5-10からの続き



 国を挙げての報道合戦と
     ど田舎で 正体隠し
         親泣かせ活動




  龍明小説5-11



文龍明教祖と4人の幹部が当局に拘束されると、各新聞社の報道合戦が始まった。

「文教部(文化教育省)は、統一教会を邪教と認めたが、統一教会はそれを否定している」(京郷新聞 1955.7.5)

「文は、”巧みな弁舌で女性を騙して密通へと仕向ける”」
(ソウル新聞 1955.7.6)

「調査報告によれば、彼は徴兵制手続きに従わず、36才なのに43才と年齢を誇張した。また、延世大学の女子学生(22才)を3日間不法監禁し入信を強制したことが分かった」(東亜日報 1955.7.6)

「文または統一信者により、”4人の既婚婦人が冒涜された”」
(ソウル新聞 1955.7.7)

「”女性信者との不義の証拠が7件 明るみに出た” が、夫が訴状を提出しない限り告訴はできない」(東亜日報 1955.7.14)
(引用は Robert Boettcher in "Gifts of Deceit" P353より)

「文は70人の女子学生と”乱交パーティー”を行った」
(Segae新聞、1957年3月18日、1957年5月13日、1957年5月20日)
以上巻末資料*1
[ 続きを読む » ]
関連記事

喜進母レイプ in Japan 被害者ビジネス


 
  喜進母レイプ in Japan 被害者ビジネス


「日本人官憲が第二母をレイプ」は嘘。事実無根/5-10」
の資料をより詳しく扱います。


先回の資料より:
「金明姫自身の証しによると、彼女とその男との関係は合意に基づいたものでした」
「その男は韓国人で、日本人ではありませんでした」


以下のサイトの抜粋翻訳、原文は下部に小文字で、暗在考察感想は青字にて。
● https://tragedyofthesixmarys.com/myung-hee-kim-not-raped/
https://howwelldoyouknowyourmoon.tumblr.com/post/134812709003/the-lie-that-myung-hee-kim-was-raped-in-japan


「金明姫が日本でレイプされたという嘘」
The lie that Myung-hee Kim was raped in Japan

ーー罪悪感を通して、日本人教会員を酷使し、操る。


何十年もの間、日本の統一教会(家庭連合)では、55年に生まれた文教祖の息子喜進の母が、日本の官憲にレイプされたと言われ続けてきました。

Abusing and manipulating Japanese Unificationists through guilt
For decades, Japanese Unificationists have been told that Myung-hee Kim, who gave birth to their son Hee-jin Moon in Tokyo on August 17, 1955, was raped by a Japanese official.



日本の統一教会員は、将来の真の母と言われた女性を日本人がレイプしたことについて、ずっと罪悪感を感じさせられてきたのです。
彼らに罪悪感を感じさせる目的は、神の復帰摂理を阻んだ、日本人によるこの邪悪な大罪を償うために、巨額の献金を集めるよう、教会指導者が彼らをプッシュできるようにするためでした。

Japanese Unificationists have been made to feel guilty about the supposed “rape” of the woman who, they were told, would have become the future True Mother. The purpose of making them feel guilty was so that Unification Church leaders could push them to raise large sums of money to indemnify this great sin and “evil” act, by a Japanese person, which affected the course of God’s “providence of restoration”.
 
(つづき)
しかし本当に邪悪なのは、金明姫女史がレイプされたこの話が嘘であることです。
それは作り事で、統一教会/FFWPUの韓国の幹部たちはずっとそれを知っていました。
金明姫は、ある宗教団体の教主(韓国人だったようだ)に誘われたと、文鮮明教祖に、そして多くの人に認めました。
弱かった自分自身の過ちですと彼女は言ったのでした。

However, the really evil thing is that this story of Ms Kim being raped is a lie. It is a fabrication, and the Korean leaders of the Unification Church / FFWPU have known it all along.
Myung-hee Kim admitted to Sun Myung Moon and to numerous people that she was seduced by the leader of a spiritual group (who seems to have been Korean). She said it was her own fault for being weak.



その頃、4年の間ひとりで日本にいて、文鮮明は彼女の生活費や子供の養育費を全く送らなかったので、彼女は心が弱っていました。
日本で、その宗教団体の教主は、文鮮明は彼女を本当に愛していないのだと彼女を説き伏せたのです。

At the time, being on her own in Japan for four years, she was vulnerable because Sun Myung Moon had not sent her any money for her support or that of their child. The spiritual leader in Japan persuaded her that Sun Myung Moon didn’t really love her.

訳注*
「その男」について、「ビザ取得関係業務に携わる在日韓国人」という説と、「仏教系宗教団体の韓国人教主」という説があります。
 
[ 続きを読む » ]
関連記事

「日本人官憲が第二母をレイプ」は嘘。事実無根/5-10

「処女の三位基台と筆頭6マリアの運命/5-9」からの続き



 「日本人官憲が第二母様をレイプ」

    は嘘。事実無根。

  
     (最後の資料にて)
   




   龍明小説5-10



日本では「第二のお母様」とも呼ばれる金明姫は、笑顔がかわいい美しい女性だ。
龍明がそれを十分意識していたことは、次の教会生活のエピソードで分かる。

龍明はわざと怒らせるような言葉で、
「明姫よ、お前は今日、ハルモニ達の洗濯を手伝え。
 わたしたちは映画を見に行ってくる。楽しんでくるよ」
と言い、崔淳実と一緒に出かけた。
映画館の中では、
スクリーンの中の女性主人公を見ながら、
「あれは明姫のようだろう? まるで明姫のようだ」
と何度も淳実に言うのだった。

彼のこういう態度は、嫉妬の心を克服するよう女2人を同時に訓練しているのか、はたまた大学の同期生で大親友だという仲の良すぎる彼女らを引き離し、意識を自分に向けさせる算段なのかは別にして、龍明が映画の主演女優を見るように、普段から金明姫の姿を見ていることが分かる。

まだ籍が入っている崔サンキルもそうだったが、金明姫もハリウッドの女優のように、スタイルが良い美しい女だ。龍明は彼女の美しさを承知し味わっていた。

それで2回目に彼女に会った日の夜に、自分と夫婦の関係になれと迫り、その日のうちに事を成し遂げたのだ。


その日は集会の日で、龍明は明姫を含め十数人の信者の前で、理想家庭について熱く語った。
「理想世界が到来するときは、サタン世界が退き、神様の理想世界が新たに来ます。
それゆえに、理想相対に出会わなければなりません!」
理想相対とは、神様が決めた理想的な配偶者のことだ。

キャプチャk1


[ 続きを読む » ]
関連記事

処女の三位基台と筆頭6マリアの運命/5-9

「3母娘の懺悔の値打ちは・崔家 篤志家/5-8」からの続き


  処女の三位基台
       と
     筆頭6マリアの運命



*今回も暗い話ですが(我らが)文鮮明教祖が巻き起こしているのだから仕方ないでしょう(´・_・`)



   龍明小説5-9



裕福な崔家の次女の淳華が文教祖に性関係を強要されたのは17歳の時だったが、55年当時は梨花女子大の一年生になっていた。

100人以上の女子大生が、原理を聴いて統一教会に通ったが、最終的に残った14人が大学側から退学処分になった、その中の1人が崔淳華だった。
彼女はその後、他大学に編入し、学業を続けた。文教祖との関係も続いていた。


姉の方、長女の淳実は、淫行容疑で警察に拘束されたが、起訴を免れ、その後もずっと文教祖の花嫁候補とされていた。
だが59年の秋、正式な婚約の直後に彼女の方から破棄、脱会したと伝えられている。


文龍明の激しい女性関係と望まぬ私生児の誕生。それらは結婚したからといって、きっぱり終わるものではないらしい。

婚約にあたっての龍明からの条件や要求は、教義のヴェールに包まれてはいたが、聞けば聞くほど、なんと自己本意で、男尊女卑にまみれたものだったろう。

全女性の代表とか将来の真の母だとかと持ち上げられ、今まで夢見て忍耐して来たけれど、自分の人生の重要な局面に来て、彼女はハタと現実にかえったのだ。

ある男性信者と一緒に脱会し、その青年と結婚したとも聞く。


ともあれ姉はギリギリのところで、文龍明の魔手から逃れたと言えようが、妹の方はその罠になおさら捕らえられてしまった。

次女の崔淳華は後に妻帯者・文教祖の私生児を生むことになり、彼の虚しい言葉に期待しながら、生涯日陰の身だった。
その存在は、統一教会の歴史から完全に隠蔽されている。

その間に新東亜グループという財閥に発展成長した実家の父親からは、「統一教会を脱会すれば莫大な財産の相続権を与えるが」との打診があったが、彼女はそれを断わり、龍明に献身を捧げ続けた。


2000年代、70歳を過ぎてから息子サムエルと共に統一教会を相手に相続裁判を起こしたが、結果は芳しくなく、彼らは異国で経済的に困窮しているという。

[ 続きを読む » ]
関連記事