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2020年04月の記事 (1/1)

インジュの夫の嫉妬 燻(くすぶ)る/龍明小説3-6



龍明小説3-5/初めての復帰 からの続き


  
     燻(くすぶ)る
        インジュの夫の嫉妬 
               爆発寸前?!





   龍明小説3-6


「このことは一生涯秘密として守らなければならない。
 外はまだサタン世界だ。知れたら命まで狙ってくるだろう。
 きみが一言でも洩らしたら、再臨の主を再び十字架に掛ける張本人になるのだよ」
「もちろん命にかけても秘密にします」


 世間には姦通罪や重婚罪が存在することを知っている。
 そのときからインジュは心の中で覚悟するところがあった。
 主に直接愛されるという、あまりにも多くの恵みを受け、更に燃え上がった心の炎は誰も止めることはできなかった。


              *

(あいつ、腹立つわぁ)
 妻のインジュは、最近とみに留守がちになり、夜も遅くまで帰ってこない。
 冷たく冷えたブタの餌のような手抜きの夕食を置いて行く。
 時には全く何も用意されていない日もあった。

 以前からおかしな教会に通うようになり、それについては長老派教会の長老のチョロくない義父が、長老派教会牧師と一緒になって大反対し、さんざん彼女をを打ち据えたのだが。


 夫も行くのを止めろと言って大喧嘩になり、初めて妻を殴る事態になったのだったが、
(結局あいつは全然聞きやしない)

 体格が良く大きい割に細かいところがある夫は、貯金が少しずつ減っていることにも気付いていた。


 夜の生活を断るにしても、以前は済まなそうなそぶりも見せたが、最近では彼を毛嫌いするかのように感情的に激しく拒絶する。それでいて時に妙に艶っぽく、1人ですがすがしい顔をしているのだ。

 自分が完全に除け者にされ、一瞬奈落の底に突き落とされたかのような感覚に陥った。


 夫の目には、龍明教祖の焦点距離内に入り込んだインジュが、もう以前の彼女ではなく、何かが狂った大きな虚像のように見えるのだ。

(どんなヤツが背後にいるのか‥‥)


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初めての復帰 R16 見るなよ/龍明小説3-5


狙いを定めた復帰の道/龍明小説3-4 からの続き



    なんだかんだ言って
     初めての復帰の濡れ場
       見るなよ 見るなよ R16



 龍明小説3-5



 10日ほど経った日曜日の昼下がり。
 礼拝が終わって、皆すでに出払っている。

 ナ家の家族はいるのか、いないのか、家の中は静まりかえっていた。
 二階の方から微かにくぐもった声の気配が伝わってくる。
 金インジュが祈っているのだ。


 礼拝後にインジュが駆け寄って来たが、龍明は、
「上の祈祷の小部屋で祈っていなさい」と彼女を二階に上げた。

 そこは先生の祈祷の小部屋と呼んでいるが、私室でもあった。
 ナの家の二階は一部屋しかなく、誰も上がってくることはない。

 インジュが二階に行ってだいぶ経った頃。
 龍明は階段の下に来て何やらウロウロしていたが、やがて静かにゆっくりと上っていった。


 二階では、インジュがしきりに泣きながら懸命に祈祷していた。
「天のお父様、主に会わせてください。私の主はどこに来られますか?」

 長い時間祈り続けて、頭がボンヤリしてきた頃、夢だろうか、幻だろうか、十字架につかれたイエス様が門を開け、こちらに近寄って来るのが見えた。

 彼女は嬉しくて、「イエス様!」と叫び、その衣の裾を握って感謝の涙を流した。

 それからイエス様は彼女の頭に手を置いて祈祷してくれた。

「この娘の行く道は、あまりにも険しい道であるが、どうしても行かねばならない道なので、言葉にできないような十字架の道であっても、最後まで変わることなく行かせてください」

 不思議なことに、その声が途中から先生の声に変わり、気がつくと、彼女は龍明の服の裾をしっかり握りしめているのだった。

「あっ先生! イエス様が途中で先生に変わりました!」


 龍明は静かに笑って言った。
「今日は主が明かされる日。あなたの深い深い罪がぬぐわれる日です」

「あのう、先生、お言葉ですが、私は最初に言われた通りに、いくら家族に迫害されても長老教会には一切行かず、先生の所だけに通っています。
 そしてアダムとエバの堕落の講義を伺って以来、もう何ヶ月も夫と性の交わりはしていません。夫が求めても拒絶していますから。
 それでも私はそんなに罪深いのでしょうか」
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諸先輩方の霊的証しはペケ❌バツ/文鮮明とは何なのか




(1)諸先輩方の霊的証はペケ❌バツ




文鮮明氏が平壌で活動を始めた1940年代後半は、
すでにピークを過ぎたとはいえ、まだまだ霊的な異端神霊集団の影響が強くあった時期です。

それもあってのことでしょう、その頃に平壌で伝道された大諸先輩方の証には、夢、幻、啓示などの話がとても多く出てきます。

彼らの夢や啓示の内容は、文鮮明が再臨のキリストだと証すものや、主の国(韓国)至上主義的な類のものです。

「あまり霊的なものに左右されない方がいい」などと言っていても、信者であれば否定できないものでしょう。


信者ではないわたくしも、証し集を読んでいるとモヤモヤしますので、今回はそれらをホウキとハタキでシャッシャッと払ってスッキリしたいと思います。


             *

脳科学
それらは全部、変性意識と暗示による幻視、幻聴です。
変性意識状態で暗示を受けることで、内部表現を書き換えられ、ホメオスタシス(恒常性維持機能)フィードバックによって外界との調和を図ろうとする現象です。
(「洗脳護身術」著・苫米地英人 より) 
 ナニイッテンダカ……?

たとえば「先生は再臨のキリストである」という暗示を受けて、自分の中にそれが残り、変性意識で祈るうちに、それが臨場感をもって自分以外の神の声として聞こえてくる、というような。


             *

霊的な世界?
それだけでは全てを説明できないと思う方には(オマエだろ):

見えない世界には、死んで魂だけになった元人間以外にも、また原理で言う天使と悪霊以外にも、個性が強烈で区分けが微妙な多種多様の霊的存在が無数にいるそうです。
霊格はピンからキリまででしょうが、一般人間よりよほど霊格が高くパワーのある存在も多いようです。


それらは創造神(創造主)ではなく、いわば人間等と同じく被造物(分け御魂)の存在ですが。
波動同調の法則で、何かが通じて、似た者同士なのか、チョーセンのカミなのか、それら一癖ある存在が寄ってきて作用したと考えることもできるでしょう。
しかし明らかなのはそれは神/創造主ではありません。(その説明は省く (笑)


<たとえ話、話半分としても、とても面白く参考になる書き方の霊界の様相・うらの天国>
https://ameblo.jp/ayanokohji777/entry-11493719250.html


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文鮮明、コラッ だよ。


龍明小説ではここ何回か、1946年に平壌で2番目に伝道された“金インジュ”という信者女性との絡みを書いています。

再臨主 ムチ 迫害 人妻 太腿 /龍明小説3-3
狙いを定めた復帰の道/龍明小説3-4 など


そのモデルの金仁珠女史は、60年代以降、韓国本部の婦人部長やら世界巡回師やらを務めたようですが、以下のインタビューの劉信姫さんの血分けのセックスの手引きをした人物だと分かりました。

劉信姫さんというのは、原理講論を執筆した劉孝元氏の従姉妹で、文鮮明との血分けを始めて顔出しで証言した女性です。

キャプチャ2 

https://六マリアの悲劇.com/第七章/

『六マリアの悲劇』P265〜
キャプチャ1

一九五四年から数年間、六マリアの一人。文鮮明の原理を信じて復帰を受け、五~六人の男性とも復帰を実践した。いま回顧して「ぽんとうに愚かだった」と後悔し、「文鮮明は死んで当然の男だ」と断言している。

 (略)
 ――文鮮明と復帰のセックスをした女性で、こうやって顔を出してインタビューに応じてくれた人は、おそらく劉信姫さんが初めてだと思いますが、今の心境は?

〔劉〕 今まで外部の人に沈黙してきたのは、子どもたちに復帰の事実を知られるのが怖かったからです。私はもう年齢が年齢だから耐えられても、子どもや孫への悪影響を考えると……。

  本当はとても恥ずかしいことなのですけれど、やっぱり死ぬ前に事実を明らかにすべきだと思っています。

 ――文鮮明との復帰について詳しく話して下さい。

〔劉〕 女食口の一人に唆されて、夜遅く真暗な文鮮明の部屋へ行きました。そこで復帰を受け たのです。私の場合は、ほんの短い時間で、アッという間に終わりました。サタンの血を浄めるためには、あと二回復帰を受けなければなりませんでしたが、私は一回だけでやめました。

 ――それはなぜ?

〔劉〕 文鮮明はいろいろな女との関係が多くて、次はいつ私の番が回ってくるかわからなかったし、嫌な話を聞いたからです。

  それは私と同郷の女性に、かわいい娘がいまして、小さい頃から手をつないで山や川へ行ったり、教会へ祈りに行ったりしていたのですが、その娘が大学生になったところで、文鮮明が 自分の部屋へ連れ込み、復帰という名目で、処女だった娘の貞操を無理やり奪った、というのです。その娘は泣きながら私に話してくれました。

  いくら復帰という名目でも、やることはセックスの行為です。うら若い娘を傷ものにしたことに変わりはありません。それで私はあと二回の復帰を断念しました。
(略)

(インタビュー・文責=編集部)
*引用ここまで*


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狙いを定めた復帰の道/龍明小説3-4


龍明小説3-3 からの続き




   龍明小説3-4




「いや、実はインジュさんの質問は非常に重要な問題なんだよ。言ってみれば全人類の課題なのだ」
 龍明は慰めるかのようにそう言って、ジッと彼女の目を見つめた。

「だが今は、先生からその答えを教えてやることはできない。これは一人一人の信仰の問題だからな。

「インジュさん、一人になってよく祈ってみなさい。神とイエスに祈って聞いてみなさい。何かお告げがあったら、どんなことでも先生に知らせるんだよ。そうだ、」
 と言ってポケットから白っぽい物を取り出し、インジュの手のひらに乗せ、それを両手で握りしめて言った。


「私がいつも使っているハンカチだ。これを持って祈るといい。父と夫の暴力が止むようにと。

「そして先生についても祈ってほしい。この先生とは一体誰なのか? 先生についてこれ以上の罵詈雑言はこの天宙で許されないと。なぜなら私は‥‥。あぁ、きみには使徒として私を支えてほしいのだ」

「本当にありがとうございます」
「力が湧いてきました」
「ハイ、もちろんです」
 彼女はよく分からないまま、感動に鼻をすすり上げながら答えていた。


 次に龍明は重々しい口調で宣言するように言った。
「万物が要る」
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再臨主 ムチ 迫害 人妻 太腿 /龍明小説3-3


平壌教会のブラック龍明/龍明小説3-2 からの続き




   龍明小説3-3



 龍明は、ナの家の集会所に毎日のように来るようになっていた金インジュに向かって、みことばを語っていた。

「旧約聖書の時代、主の道を直くする使命を持っていたのは大預言者エリヤだが、イエス様が来られる時に、主の道を整える役割の預言者といえばそれは洗礼ヨハネだった。
 すなわち洗礼ヨハネは預言者エリヤと同じ使命を持ったエリヤの再来なのだ。

「だが、ヨハネはそれを悟れず、あなたはエリヤですか?と質問に来たラビたちに、違うと否定してしまうんだね。
 それによってイエス様が行かざるを得なくなった十字架に向かう茨の道については、この前礼拝で詳しく語った通りだが‥‥」

 そこでインジュの目をじっと見つめた。彼女の目はすでに涙でうるみ、赤くなって腫れていた。
 龍明は続けた。
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平壌教会のブラック龍明/龍明小説3-2


『龍明小説3-1』からの続き




 龍明小説3-2



「先生はどうやってイエス様の子供の頃の話など知ったのですか?」

「そう聞かれるとちょっと困るんだがね、」


 学生時代の長期休暇に、全国を旅して神霊集団を巡り、様々な講話を聞いたことがある。その時ある教祖がそんなことを語っていたのだ。

 あれは、天の母様教団?いや聖主教団といったかな、とにかくおばあさんの教祖だった。
 当時知り合った信者と文通して情報交換したこともあるから、その時に出た話だったかもしれない。
 何にしてもここでそんなことを言ったら、俺のイメージは先生ニムからただの宗教丁稚(でっち)小僧に急降下だ。


 そこで龍明は毅然として答えた。
「イエス様が直接、夢の中で霊示してくださったのです」

 銀白文の真似をして直接啓示を受けたと言おうとした。が、詳しく状況を聞かれると困ると思って、とっさに「夢の中で」と付け加えた。
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カリスマ感情アピール 真ならず/龍明小説3-1


『物悲しい心象風景を見据えよ・二巻の終わり/龍明小説2-19』
からの続き

 ーー龍明は2、3の親類を回った後、再びナの家に来て、「南から来た神霊なる聖書の先生」という触れ込みでそこに留まり、礼拝を行うようになった。
『へびの知恵で平壌に居座る/龍明小説2-18』より



  龍明小説3-1



 ソウルから銀白文に同行して来た女性信者ナ・チェソプの平壌の実家は大きくないが、亡父がイエス教会の高名な長老だった家だ。

 銀はその家でリバイバル集会を開き南へ帰って行ったが、ナは残っていた。そこに銀の後任でもあるかのように、うまく居候を決め込んだ龍明。


 しかし礼拝といっても、最初は参加者がナの家族2、3人だけだったが、程なく近くに住む熱心なクリスチャン夫婦と知り合った。

 妻のチョンファは年の頃30代前半、地域の大きな長老派教会で婦人部長を務め、夫の鄭は事業を営んでいた。大物が釣れたのだ。


 彼らが礼拝に参加するようになると、龍明は言った。
「見ての通りの少人数です。誰か知り合いを連れて来てください。これは新しい救いの御言葉を受ける条件である。」
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UCの母体②金聖道 あのいやな神の心情/番外編2.5_5

  
 
  あの いやな 「神の心情」
      ルーツはココだよ お婆さん
          ご苦労された 金聖道 聖主教団





文教祖や統一教会(家庭連合、天の父母様教団 Heavenly parents church w)は、よく「神の心情」という言葉を使う。

たとえば、「創造原理的な神の喜びの心情、人間始祖が堕落した時の神の悲しみの心情、復帰歴史の背後にある神の忍耐・苦難の心情、そういった神の心情を知らなければならない」などと言ったりする。

神の心情を第一にするという考え方は、一見良いようで、非常に問題のある危険な考え方だと思う。


<以下、青字部分は分かりにくい思想的なことなので関心ない方は飛ばしてください>
根本的なことを言うなら、この宇宙の第一原因/創造主がいるとして、それは被造物である人間とは次元の大きく違う、人間には計り知ることのできない存在だ。

たとえば被造物の中にある共通性を発見したとする。それはあくまでも被造物の中に宇宙の法則を見たということ、被造物を理解したということ、被造物の中に神性を見いだしたと言ってもいいが、その逆ではない。

 その逆とは、第一原因/創造主の中に被造物性を見て創造主/神がわかった思うことで、それは誤謬に繋がる。これが創造原理、統一原理のやっていることだ。

’神は本陽性と本陰性の中和的主体であり、さらに本性相と本形状の‥‥’なんて、その延長のようなことをさも重大なように延々とやっている人たちがブログ村でもいるでしょう。意味ないのにね。
原理にハマれば馬鹿になる゚(゚´Д`゚)゚。 参照 

 被造物にある共通性・法則性を見つけて理解することは、人間の共有財産となり、有意義だが、その逆(神の中に被造物性を見て神が分かったと、それを前提に物事を進めること、またはその団体)は、理性の機能の混同であり、誤謬に行き着く、監視対象の、危険な、要注意モノである。


 神の心情という考え方も、神の中に人間の心情を見て創造主の心が分かった気になっているだけであって、その実情はあくまでも被造物・人間の心情なのである。それを信仰の対象にすることは、自分自身が作り出したものに支配される人間の自己疎外状態といえる。タイトルの“あのいやな”とはそういう意味です。

<分かりにくい思想、ここまで>


それはそれとして、この神の心情という考え方や捉え方は、統一教会のユニークな特徴となり、人を惹きつけ、また呪縛するものにもなることは確かだ。
それはどこから来たのか、まさか文鮮明が言い始めたのか? と考えあぐねていたが、そのルーツは「金聖道おばあさん」にあると分かった。


金聖道おばあさん。堕落論を説いた人物としては知っていましたが、またオール統一の皆さんは主の路程に出てくる短いエピソードとしてはご存知かと思いますが、ここでは主に2種の英文ソースを参照して詳しいバージョンをお送りします。


金聖道がイエスから堕落や神の心情について啓示を受けたのは、1923年のことで、文鮮明はまだ3歳、イヨンド(李龍道)牧師などもまだ公的活動をしていなかった時代のことです。

イエス教会、金百文、文鮮明、朴テソンなどがこぞって彼女の説いた教理の轍を踏んだ(朴った)、いわゆる朝鮮神霊集団全ての先駆けと言えるでしょう。

後に文鮮明ほか神霊集団がパクった内容に下線を入れました。 

              *

   金聖道と聖主教団

金聖道女史は1888年、北朝鮮西海岸の鉄山郡で生まれ、18歳で、当時45歳の裕福な家の男の後妻として嫁いだ。
妾や妾子たちからいじめを受ける複雑で困難な生活の中、5人の子供を産んだ後、精神病になってしまった。

按手祈祷を受けて病が治ったのをきっかけに、熱心なキリスト教徒になった。
儒教の夫はそれをよく思わず、彼女が教会に行けないよう衣服を破き、殴り、鞭打ち、引きずり回し、刃物で切りつけなどして、何年も酷く迫害した。
それでも彼女は教会に行き信仰生活を続けた。ついに夫は離婚を決意したが、程なく病気で死んでしまった。

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      ▲ Kim Seong-do 金聖道 (1883 – April 1, 1944)
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UCの母体 イエス教会、霊的になって終了/番外編2.5_4


『万能キリストフィルター/番外編2.5_3』からの続き



 意外にも、日本が設立を後押し⁉︎
     UCの母体 イエス教会、霊的になって終了





 1933年、黄クッジュは他の2名と共に安州長老会から異端と認定された。
 相前後してメソジスト復興師のイヨンドや白南柱(銀白文の師)も主流派から異端として追放になった。

 それによって、彼らを復興師として招くことは全キリスト教会で禁止になったが、彼らは独自に宗教活動を続けていた。

 新しい摂理時代のために新しい血統を立てる使命があるとし、彼らは降神劇を行ない、声明を出した。それが血分けや霊体交換の儀式に繋がった。

 しかし役所の正式な団体登録がなければ、集会を開くことはできない。

 すると日本の総督府の役人から、
「君たちが礼拝集会できるように、登録申請の手助けをして進ぜよう」
と申し出があった。
 明らかに日本当局は、外国宣教師との繋がりがない、民族単立の教会の育成を望んでいた。


 破門された牧師たちはこの思いがけない申し出を受け入れて、団体名をシンプルに「イエス教会」と名付け、イヨンド牧師を代表者にして登録手続きをしてもらった。

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