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ユーザータグ : 李龍道の記事 (1/1)

神霊集団 カッコいいのか、だらしないのか/龍明小説1-2

『龍明小説1-1』からの続きです。


龍明小説1-2

 
 そのころ朝鮮では、後にキリスト教主流派から異端認定をくらう 神霊集団が起こって話題となっていた。
 きっかけとなったのは、メソジスト派の復興師、イヨンド牧師だ。彼は数年後に33歳で早世するが、多才で感受性豊か、普段は無口だが、復興師として集会に招かれると、聖霊が臨んだかのように熱狂的に説いて叫んだ。

 「主の愛に飲み込まれよ! 
 さすれば合一の原理によって
 主は汝の信仰に飲み込まれる!
 主と血が混ざり合うのだ! 
 神と愛で融け合うのだ!」 
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秘められた血分けへの誘(いざな)い/龍明小説1ー4

龍明小説1ー3からの続きです。


龍明小説1ー4

 縁あって龍明は、かの神霊教団の1つ、新イエス教会の学生メンバーになった。イヨンド(李龍道)系統のイエス教会の集会は、神秘に没入し現実世界も手に入れたい野心ある龍明の気質に合っていた。若く血の気が多い彼は、主との血の混合を説くイエス教会の汎性欲主義的な愛の原理に捕らわれてしまった。


 漢江のほとり、明水台にあるイエス教会に足繁く通い、子供たちが集う日曜学校の先生役を務めるようになった。礼拝では大勢の年長の信徒たちの前で立ち上がり、涙に咽ぶ熱烈な代表祈祷をして、婦人信者を感動させた。

 祈祷が終わった時、1人の感極まった婦人が駆け寄って来て彼をハグした。ぷよぷよした肉厚の腕でぎゅーと抱きしめてきて、ウチに下宿しなさいよと誘った。
 ソウル上京後3年目のこと、彼は下宿先をそのリー夫人の家へ移した。資産家らしい立派な家で、十代の娘が2人いた。
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