13 ツル子の復讐
先回の番組は、一時、炎上騒ぎもあったが、“教祖の妻が暴く 統一教の裏側” といった体で、多くの視聴者の関心をひいたようだ。
ツル子総裁の小間使いの日本人信者サヨは、通訳という名目で、次回の番組中スタジオに待機する役を仰せつかった。
先回奇声を発した秘書課職員のように感情的になって粗相しないようにと、今回はおとなしく従順そうな日本人にしたらしい。
総裁の体不調など万が一の際の待機であり、基本何もしなくていい。いやむしろ何もしてくれるな、とサヨは上司から釘を刺された。
…お母様と一緒にスタジオに!?
サヨは興奮して、姉の佳代子に連絡したくなった。
電話すると、番組のことは世間で話題になっているので、姉も知っていて、取材陣に揉みくちゃにされたり危険な目に合いはしないかと妹を心配した。
「多分それは大丈夫よ。テレビ局には秘密の出入口があってね、私たちはそこから出入りするらしいのよ」
「へえ、そんなのがあるのね、それって、どんな所?」
姉妹たちは、佳代子の韓国人夫が電話口でうるさく怒鳴り始めるまでしゃべり続けた。
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2023/09/20 (水) [ツルコ小説 紡ぎます]
コロナに罹り、統一教会後遺症が発覚?

先月の後半に、新型コロナに罹ってしまった。
頭痛、高熱、咽頭痛、咳、痰と症状が続き、結構激しかった。(一時は39.2度まで上がった)
発病する前の数日間は、昼は猛暑でも朝晩は多少気温が下がり、ブルッと冷えたような寒さを何度か瞬間的に感じていた。その頃にはウィルスがもう体内に入っていて、発症するかどうかをかけて免疫細胞とやり合っていたのだろう。
ここ10数年、自己免疫疾患の一種と言われる掌蹠膿疱症性骨関節炎になっていて、免疫細胞が自分の骨や皮膚を攻撃して強い炎症痛を起こすほどに過剰に活発化していたせいでしょう、風邪などには一度もかかったことがなかったのです(その10数年間は)。
風邪やインフルなどのウィルスは、暴走した我が免疫細胞が、余裕で追い払っていたのでしょう。アンパンマンのような凄いパンチ一発で、バイバイキーン! いや、そのパンチにやられていたのは私自身で、風邪のウィルスはその余波でぶっ飛ばされていただけでしょうけど。
その自己免疫疾患が、2年前に扁桃摘出したのがきっかけとなり、治ってしまったのです。少なくともここ一年は、過剰に暴走する悪徳免疫から改心し、普通の免疫さんになっていたのです。それで今回力及ばず、コロナを発症することになってしまったのかもしれません。
【きっかけになった扁桃摘出について】ココ↓
「入院してます。祈祷室で祈られている?」
「ギャル主治医。手術のエビデンス」
私の年齢が重症化リスク因子だということで、コロナ治療薬(ラゲブリオ200)を5日分処方されましたが、飲むと腎臓や肝臓に強く負担が掛かっている時の気分の悪さ(副作用。免疫抑制剤で経験済み)が出るので、4日目で自主ストップしました。
症状は酷だったけれど、なんとか2週間ほどで倦怠感もなくなり、今のところ後遺症もなく、不幸中の幸いというか、家事・看病要員でがんばった夫は結局罹らず、里帰り中の娘の方は陽性になりつつも無症状で、無事元気な赤ちゃんを出産しました。
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2023/09/07 (木) [日記・その他]
番外編)ツルコ小説・今後のあらすじ・結末
次女が出産予定で里帰りしているので、私が使っている部屋を次女に明け渡した。
自分の部屋がないと小説が書けないなんて、青少年かッ 青いな そんなの気持ちの問題だろッと自分にツッコミを入れてみるのですが…。
他に部屋がないわけではなく、特に娘の世話が必要でもなく、時間がないわけでもない。ほんの少しいつもより時間が細切れなだけ。(ちなみにドラムセットは寝室に移動させて、毎日練習している。居間で読書もできる)
自分の内心に聞いてみると、今は別に書かなくてもいい、むしろ特殊な小説世界(創作)に沈潜しきるのを避けているというホメオスタシス(恒常性)が強い状態のようです。
別に創作を邪魔にしているというわけではなく、むしろそれは私の一番の望みなのですが、限りある娘との会話の可能性をみすみす無くすのは避けたいといったところでしょうか。
今できるのは、今後の「あらすじ」を書いておくこと。それならできそうです。
今後のあらすじ
天正宮職員でツルコの召使いの日本人信者サヨは、通訳という名目で、ツルコの録画中スタジオに待機する役を仰せつかる。
初回で奇声を発した秘書課員のように感情的になって粗相しないように。
総裁の体不調など、万が一の介助の際の待機であり、基本何もしなくていい。
むしろ何もしてくれるな、とのことで、今回はおとなしく従順そうな日本人にしたようだ。
サヨは興奮し嬉しくなって、姉に電話した。
番組は世間で話題になっているから、取材陣に揉みくちゃにされたり危険な目に合ったりしないかと姉佳代子は心配する。
それは大丈夫よとサヨは、テレビ局ビルには秘密の出入口があるからとしゃべる。
次回番組でツルコ総裁は、これまでの教会の政治的・経済的側面について語る。
在りし日の文鮮明教祖が独生女ツルコ様にお伺いを立てずに勝手に推し進めた“摂理”だ。
時の権力とつるんで決行した非道な行為が多い。
文教祖が自身を再臨主と思い込み、独裁的な影響力を望んだ、等と言う。
実は、メシアは妻である自分だったという独生女云々の話は引かれ、軽く無視される。
ツルコへの注目と暴露への賛否、関係者・被害者の声。
世間の統一教会への非難が高まる。
関係者(信者、元信者、二世等)は、ショックだ、納得がいかない、責任問題だ…
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2023/08/18 (金) [ツルコ小説 紡ぎます]
12 韓鶴子発言「私は馬鹿か?」
/番組炎上
http://anzais.blog.fc2.com/blog-entry-373.htmlからの続き
統一教会に詳しいジャーナリストたちの手厳しい質問だ。
カメラは仏頂面をするツルコの顔を捉えた。
するとその時、スタジオの横の方でガタンッと椅子を蹴る音がしたと思うと、けたたましい声が起こった。
「背後からブスリ夜道に気をつけろって、まるで脅しじゃないですか。脅迫はやめろ〜!」
「嬉々として血わけに参加していたかって、それセクハラでしょ。セクハラはやめろ〜!」
叫んでいるのは、ツルコ側の要請で通訳の1人として入っていた天正宮の秘書室職員だ。
「脅迫だなんてとんでもない。善意の忠告のつもりですよ。失敬な」
「嬉々としてなんて言ってませんよ。こっちは真面目な話をしているんだ。そもそも血わけの話を最初に持ち出してきたのは、鶴ノさんの方でしょうが」
彼らは反論したが、ヒステリックになった通訳は、
「黙れッ、お前たち、そもそも何でいつも口出しして、ツルコ総裁の話を遮るんだ! ありがたく最後まで聞けよ。あっ何だ、うるさいッ どけッ」
駆け寄った番組スタッフの制止も効かないようだ。
ツルコはカメラの向こう側の薄暗い場所に控えているはずのヲンジュを目で探し、興奮した通訳を連れて行くようアイコンタクトで指示を与えた。
秘書室長のヲンジュはすぐに駆け寄って、一瞬ライトの中に入り、部下の耳に何かを言うと、サッと肩を押し抱くようにして足早に彼女を外に連れ出した。
スタジオに静寂が戻った。
「教団の狂信信者でしょうか。おそろしいですねぇ…」
コメンテーターの誰かがつぶやいた。
「えー、番組の進行に少々不手際があったようで、大変申し訳ございませんでした。また、今回はセンシティブな問題も含みますので、鶴ノ総裁含め、スタジオの皆さん、どうかお手柔らかにお願いいたします」
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2023/07/30 (日) [ツルコ小説 紡ぎます]
11 テレビで頑張り、反論されるツルコ総裁
天正宮殿の天井裏から、幹部たちの裏の顔を知ったツルコ総裁。
自分を無視した組織の動向に深く絶望し、お怒りになってテレビ出演を決意した。
「08 ショック受け、ツルコ総裁は出演決意」より
*
ついにその日がやってきた。
番組は、日本の放送局とも中継で繋がり、双方に複数の通訳者を備えた念を入れたものだった。
初頭、ツルコ総裁は、日本の元首相銃撃事件の関係者と世間に対して謝罪をした。
教団が容疑者の動機に関係することを受け入れた形になる。
それは番組出演の際の局側の条件だった。
見る人が見れば、通り一遍の印象を拭えないだろう。
司会者がマイクを引き取る。
「番組をご覧の皆さまの中には、なぜこんな事件が起きてしまったのだろう、また、家庭連合・旧統一教会とは一体何なのだろう、と疑問に思う方が多くおられるのではないでしょうか。
そこで今日は、渦中の世界平和家庭連合統合本部から鶴ノ亀子総裁をお招きし、歴史的に総合的にいろいろ伺ってみたいと思います」
司会者が続ける。
「えー、まず背景を簡略化して申しますと、
家庭連合・旧統一教会は、1955年に文ノ鮮明氏によって創設され、
鶴ノ氏は1960年に文ノ氏とご結婚、2012年には文ノ氏が死去、
以来ツルコ氏が教団のトップ指導者となり現在に至るわけですが、
えー、ツルコ総裁とお呼びしていいですか、
ツルコ総裁から視聴者の皆さんにぜひ伝えたいことがあるそうです」
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2023/07/21 (金) [ツルコ小説 紡ぎます]